愛知の免疫細胞治療センター/セレンクリニック名古屋 - 厚生労働省登録の細胞培養加工施設(施設番号:FC4140013)-

医療法人社団 医創会 セレンクリニック名古屋 - がん免疫療法 “樹状細胞ワクチン療法” クリニック

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ニュース&トピックス

ニュース&トピックス 平成29年

10月の休診のお知らせ - 平成29年8月20日

10月4日(水)、10月11日(水)、10月18日(水)、10月25日(水)は、休診とさせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。

9/20(水)休診のお知らせ - 平成29年8月20日

9月20日(水)は、休診とさせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。

第28回 愛知サマーセミナーにて、当クリニックの小林正学院長が講演を行いました。 - 平成29年7月18日

2017年7月16日(日)に行われた、第28回 愛知サマーセミナーにて、当クリニック 小林正学院長が講演を行いました。


http://www.samasemi.net/2017/index.html


日時:2017年7月16日(日)2限  11時10分〜12時30分

場所:名古屋音楽大学

内容:「最先端のがん治療~免疫療法と放射線治療~」


近年、第4の治療として免疫療法(がんワクチンやチェックポイント阻害剤)が注目されており、本講義ではこれらの最先端の免疫治療と、癌だけを狙い撃ちするピンポイントの放射線治療について説明をしました。ご参加者の方々も熱心に聴いておられました。


当医療法人では、より一層の研究を重ね、より多くのがん治療でお悩みの患者様のお役に立てるよう取り組んで参ります。

第46回 日本放射線腫瘍学会「放射線による制癌シンポジウム」にて、当クリニックの小林正学院長が講演を行いました。 - 平成29年6月26日

日時:2017年6月17日(土)

場所:NUCB 名古屋商科大学ビジネススクール 名古屋キャンバス丸の内タワー

 

第46回放射線による制癌シンポジウム

・放射線と免疫

 15:20〜17:00 座長:石川仁(筑波大学)                           

・免疫放射線療法における分子メカニズム

 15:20〜16:05 河野浩二(福島県立医科大学)  

・免疫チェックポイント抗体による治療

 16:05〜16:35 武田力(大阪ガン免疫化学療法センター)

・免疫放射線療法の臨床    

 16:35〜17:00 小林正学(セレンクリニック名古屋)

8/5(土)休診のお知らせ - 平成29年6月23日

8月5日(土)は、休診とさせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。

7/26(水)休診のお知らせ - 平成29年6月23日

7月26日(水)は、休診とさせていただきます。

宜しくお願い申し上げます。

患者さまインタビューvol.08 - 平成29年3月31日

患者さまインタビュー vol.08 理屈に合った治療を選択して あれこれ考えすぎず天寿を全うするまで元気に過ごしていきたい

主治医から多発骨転移を伴う前立腺癌(ステージ4)と診断されましたが、副作用が少なく、理屈に合った治療を探して樹状細胞ワクチン療法を開始しました。現在はPSAが緩やかに上昇していますが、ホルモン治療と樹状細胞ワクチン療法で元気に日常生活を送られています。そんなIH様の治療の経過やご自身の選択についてお聞きしました。

IHさんの治療の経緯

検査をしてみたら

私が前立腺癌の検査をしてみようと思ったのは、娘の義理の父親が前立腺癌の手術を受けると聞いたからです。それなら、自分も検査してみようと思って、近くの医者で検査してもらったら、PSAが300を超えていました。先生からは「立派な癌です」と言われてしまいました。骨にもたくさん転移していたので、手術や放射線治療ができない、ホルモン治療しか方法がなかったそうです。

主治医の勧めてくれたホルモン治療や去勢手術を受けたら、PSAが低下して正常値になりました。その後はカソデックスというホルモン治療で治療をしていましたが、2-3年でPSAが再上昇してきてしまいました。再燃っていうんですね。
ホルモン治療は次のオダインへ変わりましたが、かゆみのために中止になってしまい「さぁどうしようかな」といろいろ調べているうちに、樹状細胞ワクチン療法を知ったんです。

IHさん

癌と診断された時には

癌と診断された時には「大変だな」と思いました。でも症状もないし、主治医の話や医学書を読んでもすぐ死んじゃうわけでもなさそうだから、「まぁ、そんなもんかな」という感じでした。年齢も75歳だったので、それほど落ち込むことはなかったです。

樹状細胞ワクチン療法を知ったきっかけは、たまたまNHKで久留米大学のペプチドワクチンの特集の番組を見たことです。同じような治療が受けられないかインターネットで調べたら、近くで樹状細胞ワクチンを受けられると知ったので、それなら受けてみようかなと思いました。主治医は若かったのでわりと抵抗なく、樹状細胞ワクチンの理解が得られたので良かったです。もっと上のベテランの部長先生だったら難しかったかもしれません。

出来るだけ抗癌剤はやりたくなかった

主治医からは「PSAが10を超えたら抗癌剤だよ」と言われていました。でも、僕は出来るだけ抗癌剤はやりたくなかったんです。年齢のこともありますし、副作用が怖かったですしね。それに、薬のデータをみても数か月延命ができる程度みたいなので、苦しい思いをしてまで抗癌剤を受けたくないと思っていました。だから、僕は自分で副作用の少ない治療を選択したんです。

おかげさまで樹状細胞ワクチンを開始してからPSAの上昇は緩やかになりましたし、どんどん樹状細胞ワクチンに使える新しい人工抗原が出てきて新しい治療を受けることができたので、ギリギリのところで10を超えずに済んでいました。前は、PSAが10近くまで上がった時に新しいワクチンを始めたら、一気に3まで低下しましたよ。これをみた主治医は少しは樹状細胞ワクチンを見直してくれて、「ワクチンも効くかもしれないから、続けることには賛成しますよ」と言ってくれるようになりました。

現在は骨盤のリンパ節の転移が少しずつ大きくなっていますし、PSAも10を超え始めています。でも、骨の転移はずっと変化なくPSAも横ばいです。症状もないし元気にしているから、「まぁいいんじゃないの」と思っています。主治医からは新しいホルモンの薬を勧められていますが、できるだけあとにとっておきたいので、もうしばらくは免疫治療で様子を見ていきたいと思っています。

理屈に合った治療を受けて、あれこれ考えない

私と同年代の直木賞作家である渡辺淳一さんが前立腺癌で亡くなりましたよね。僕と同じ病気だから気にしていたんですけど、亡くなる1年前には車椅子で過ごしている姿がテレビに映っていました。逆に僕は全然 症状がなくて普通に歩けるので、前立腺癌の最期はどんな感じなのかイメージが湧かないんです。無理に生き延びたいと思わないけど、死ぬ時には心臓がぽつっと止まって、楽に死にたいなぁと思いますね。

僕はどちらかというと、検査結果に一喜一憂します。人間だからしょうがないですよね。日常生活で気をつけたことはなんでしょう。特にこれっていうものはないですね。

運動といえばゴルフを時々やるくらいです。あとは今も毎日 自分で車を運転して2つの自分の会社に行っているので、けっこう歩いていると思います。月に1-2回はマージャンもしていますが、同年代の相手がだんだんといなくなってきているので、最近は若い人に参加してもらっていますね。

食事は何も気をつけていません。「食べたいものを食べた方がいいだろう」と考えて、本屋にある食事療法などはやっていません。コレステロールは少し高めですが、だんだんと気にならなくなって薬もやめてしまいました。ビール、日本酒、ワインなどのお酒もいただいていますよ。量はだいたい1合くらいです。親戚はいろいろな「癌に効く」という商品を勧めてくれますが、私は受け身のために断りきれないのでサンプルだけは飲むけど、継続はしていませんね。

いろいろな治療がありますが僕は理屈に合った治療がいいと思うんですよ。その中でも樹状細胞ワクチン療法は理屈に合っているので、僕はこれを続けています。おかげさまで、今はあれこれ考えずに生活できていますね。僕にとって樹状細胞ワクチン療法は体に合っていたんじゃないかと思います。PSAは完全に正常化してはいないけど、健康な体で過ごすことができていますし、新しく出現する癌の発生を食い止めてくれているんじゃないでしょうか? これで前立腺癌、多発骨転移のステージ4と診断されてから9年間元気に過ごせています。樹状細胞ワクチンを開始してから5年が経ちますね。新しく作製してもらった樹状細胞ワクチンはとてもたくさん出来て、3年分くらいあるみたいなので、88歳までは元気に生きていきたいと思います。やっぱり、副作用がないのが一番ですよ。さらに延命ができればいいですよね。それに尽きると思います。

定期検査を受けてください

僕が皆さんにアドバイスするとしたら、「健康診断や人間ドック」などを健康なうちから受けてください、ということですね。近藤誠先生は「早期発見は無駄だ」と言っていますが、私はそうは思いません。早く発見できれば、癌は根治できる時代になっていますし、手遅れになってから治療を開始しても遅いと思いますよ。間違った医療情報を鵜呑みにしないで、皆さんには癌を早期発見して欲しいですね。

セレンクリニック小林先生のコメント

IH様とは樹状細胞ワクチンの初期の段階からの長い付き合いになりました。この5年のうちに樹状細胞ワクチンに使用する人工抗原が発達しており、新しい人工抗原が登場するたびにIH様に使用してきました。新しい人工抗原がその都度、治療効果を発揮してきたので、私としても非常に興味深く経過を見つめています。現在、85歳という年齢ですが、体も頭もしっかりされており、このような歳の取り方、癌との付き合い方ができることが本当に理想ではないかと感じています。まだまだ長生きしてもらい、これからの樹状細胞ワクチンの発展を実感して欲しいと思います。

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患者さまインタビューvol.07 - 平成29年3月18日

患者さまインタビュー vol.07

主治医から大腸癌ステージ4と診断されたときには「まさか自分が癌になるとは・・」と悔しさがこみ上げてきたそうですが、抗癌剤と樹状細胞ワクチンを併用することにより、大腸癌と肝臓へ転移した癌が消失しました。現在は抗癌剤のペースを落としながら元気に過ごしています。GHさんに治療の経過やご自身の選択についてお聞きしました。

GHさんの治療の経緯

まさか自分が癌になるとは思ってもいなかった

私が癌と診断される前に感じたのは気持ち悪さです。風邪を引いたような寒気が出てきたり、ご飯を食べても胸のあたりがなんだか気持ち悪かったんです。近くの病院に行ったら、大腸癌のステージ4と診断されました。診断された時はショックというか、びっくりでした。まさか自分が癌になるとは思ってもいなかったのですから。不安とかよりも、なんでこんなふうになったのかしら、と悔しかったです。

私には夫と娘がいるんですけど、2人の前で1回だけ泣きました。誰にあたってもしょうがないんです。でも本当に悔しかったですね。

GHさん

抗癌剤はやめようかと思った

主治医からは抗癌剤を受けなければ約半年の命だと言われました。はじめは抗癌剤をやめようと思っていたんです。抗癌剤ってテレビでしか見たことがないですし、「抗癌剤をやってもしょうがないや」と思っていました。でも、周りの友達から「抗癌剤はやった方がいいよ。」と言われましたし、小さい孫の成長も見ていきたいから、先生に言われたとおりに抗癌剤を受けることにしました。私の場合は抗癌剤の副作用が少なかったようです。抗癌剤を受けた当日は多少えらいのですが、翌日には回復していきました。でも白血球が下がりやすいようなので、無理せずに抗癌剤を休み休み続けていきました。だいたい1回おきくらいになることも多かったですね。

樹状細胞ワクチン療法は友達が教えてくれたんです。家から通いやすかったですし、主治医も免疫治療に理解をしてくれて反対はされなかったので、すごく良かったです。

普段通りの生活を心がけた

私には2人の娘がいるんです。1人はまだ嫁に行っていないので気がかりですが、「娘はもう大人になっているし、私がいなくなってもしょうがないかな」と思っているので、それほど心配はありませんでした。体調もえらいなと思ったら無理しないようにしたし、食事も普通通りのまま食べるようにしました。いろいろ食事療法の本がありますが、全然気にしませんでした。朝昼晩のご飯をしっかり食べるようにして普段通りの生活をするように心がけました。特別気をつけていた事といったら、風邪をひかないように気をつけていたということでしょうか。おかげさまで、大腸癌と診断されてから2年ですけど、風邪はひいてないんですよ。

一番やさしい主人に支えられて

私には兄弟がいてすごく心配してくれているんです。あと、何でも話せる昔からの友達がいるから、いろいろと相談にのってもらいましたし、不安な気持ちを聞いてくれました。おかげさまでストレスが発散できましたね。聞いてくれる方はどう思っているかわからないですけど、不安のはけ口になってくれたので本当に助かりました。

あと、一番やさしい主人に支えられたのが本当に大きかったです。主人も前立腺癌をやっているんですけど、私が病院に行くときにはいつも主人が付き添ってくれるんです。私はすぐにマイナス思考になってしまうんですが、主人が支えてくれたおかげでマイナス思考にならずにすみました。主人の支えが一番大きかったですね。本当に感謝していますし、主人の支えを想ったら感謝で涙が溢れてきます。おかげさまで、今では肝臓も大腸も癌が消えてしまっているので、抗癌剤はペースを落としながら続けています。つい最近も主治医や主人は「そろそろ抗癌剤をやったら?」と言ってくれますが、私は出来るだけ抗癌剤をやらずに様子を見ていきたいんですよ。また今度、病院に行った時に主治医と相談してきます。

早期発見を心がけてほしい

私が他の方にアドバイスをするとしたら、「定期的にきちんと検査をして欲しい」ということですね。私は体の調子がおかしくなってから検査したら癌と言われましたが、もっと早く発見してステージⅠで見つけた方がいいですよね。私なんて今まで何にも気をつけてきませんでしたが、やっぱり皆さんには早く発見して欲しいです。

セレンクリニック小林先生のコメント

GH様のように「肝臓への転移巣」と「大腸の原発巣」が消失する例は非常に珍しいようです。私も外科医時代に抗癌剤でここまで癌が消えた例は見たことがありませんでした。GH様の免疫機能検査を確認すると、癌だけを攻撃する免疫細胞(WT1特異的CTL)が通常の10倍以上に上昇していることが確認されたので、抗癌剤の作用に免疫治療も貢献できたのではないかと推測しています。GH様はネガティブ思考でしたが、周りの支えにより前向きに考えることができるようになったことも免疫に良かったのでしょう。なかでも旦那様の支えが免疫には一番良かったのかもしれません。

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患者さまインタビューvol.06 - 平成29年3月17日

患者さまインタビュー vol.04 子供の成人式に元気な姿で参加できるようにかっこいい

主治医から「胆嚢癌のステージ4で余命が12か月」と宣告されましたが、自分の理想とする "生きざま"を追い求めて癌と上手に付き合ったITさん。奥様が勧めてくれた樹状細胞ワクチンを受けながら自然治癒力を最大限に向上させることにより癌が消失していきました。現在は抗癌剤を行わずに元気に過ごしています。治療の経過やご自身の選択についてお聞きしました。

ITさんの治療の経緯

胆嚢癌で12か月の余命と言われた

2015年の2月に腹部膨満感が出現してきたので、近くの医者に行って採血をしたら、数値がおかしいから1秒でも早く総合病院に行くように言われましたね。

よくわからないまま入院になって、絶飲食になりましたよ。腹水の検査や管の検査などいろんな検査をして、内科の先生に「胆嚢癌ステージ4で、余命は12か月」と告知されました。言われた時は、一秒ほど目の前が白くなりましたが、「あっ、そう」という感じでした。ほとんど落ち込まなかったですね。検査して告知されるまでの日にちが短かったのも影響しているのかもしれません。

告知をされて落ち込むよりも、「さぁ、やる事が多いぞ!」と思って終活を始めました。

ITさん

子供の成人式には元気な姿で参加したい

ちょうど子供の成人式が10か月後にひかえていたので、仕事ができるような元気な状態で参加しようと決めました。心筋梗塞があるので大学病院で治療することになり、主治医と治療について相談した結果、主治医からは手術をしても生きていけないかもしれないので、手術はお勧めをしないと言われ、抗癌剤を開始することにしました。

抗癌剤は延命治療と言われていて、いろんな意見があるようですけど、僕は別に拒否をしませんでした。何かあればすぐにやめればいいやと思っていましたし、どちらかというと「抗癌剤ってどんなもんだろう?」という感じで始めました。最初の2回はなんともなかったんですが、3回目の抗癌剤で口内炎が強く出現したり、白血球が落ちたので、抗癌剤は思っていた通りに止めました。

自分でできることは何でもやった

僕は抗癌剤での延命治療を止めて自己治癒力を高めることを目指しました。例えば、体温を上げるために陶板浴に行ったり、酵素もいただきました。食事では甘いものや油をやめましたし、白米を玄米に変えました。食事は家内がとてもよくしてくれたのでありがたかったですね。あとは運動ですね。地元の患者会で恒例行事になっている「ホノルルマラソン」に参加しようと決めて、何も考えずに目的に向かって一心不乱に練習しました。手術や抗癌剤の影響がなかったので運動することそのものは辛くなかったですね。ホノルルマラソンではゴールした瞬間に体が震えるような感動で溢れて、涙が止まらなくなりました。

樹状細胞ワクチンは家内が調べたんです。いろいろ調べてここに決めたようです。できる治療があれば自分でできることは何でもやろうと思っていたので、セレンさんでお世話になることにしました。

生き様も死に様も自分の意志で決める

僕は癌と宣告されたときに「人間はいつか死ぬんだから、かっこいい生き様を貫いていきたい、生き様も死に様も自分の意志で決めよう。」と思いましたね。娘の成人式にちゃんと仕事ができるような状態で参加したかったので、抗癌剤で弱っていくのは避けたかったですしね。

死ぬのは怖くないし、死に対する覚悟もありました。むしろ癌が消えて元気になった今の方が怖いですよ。命をもらいましたからね。だからちゃんと死ぬために生きていきたいと思います。

家族のサポートがありがたかった

振り返ってみて家族のサポートは本当にありがたかったですね。家内はいろんな人の助言を聞いてくれたり、治療の情報を探してくれたりしてくれました。子供は変に気をつかったり、プレッシャーを与えないように、いつも通りわがままでいてくれました。おかげさまで自然体のまま家族で過ごすことができています。家族もそうですけど、いろんな巡りあわせもあって、私は本当に生かされているんだと感謝の気持ちでいっぱいです。

自分の人生を振り返るチャンスを与えてもらった

僕は癌になって「自分の人生も全て振り返るチャンスを与えてもらった。」と思いますね。今は自分が癌だったこともカミングアウトして、周りの皆さんに感謝しながら生きています。男の人って、会社で働いているから役職とか社会的地位をすごく気にしますよね。だから癌になってもあまり自分の病気のことを言いたがらないんです。でも、がんサバイバーはがんサバイバー同士じゃなきゃわからないこともあるし、同じ境遇の仲間と話をすることで救われることもあるんです。だから、そういうコミュニティや患者会などに参加した方がいいと思うんですけど、男の人はその一歩が踏み出せないんですよ。僕は変なプライドは捨てて「子供のような純真な心」を持って、病気も隠さずに癌と向き合うことが大切だと思いますよ。僕は癌と向き合うときに大切なことは、「気持ち7割、運動・食事3割」だと思います。一人で悩まずに一歩外へ踏み出してみたらどうでしょうか?

僕はもう一つ、気持ちをコントロールするのによかったのが樹状細胞ワクチンです。ワクチンを打つとか効果とかうんぬんよりも、小林先生と話をする時間が自分の安心につながりました。先生には包み隠さず話をしてきましたから、それも良かったように感じます。

癌患者の皆さん、がんばりすぎないでください

僕は自分のできる範囲の治療をしてきました。決して無理はしていません。僕が他の癌患者さんにアドバイスするとしたら、「がんばりすぎないでください。」ということです。諦めてくださいという意味ではなく、無理をしすぎず、過度の期待を持ちすぎずに過ごした方がいいということです。

日本の医療では一人ひとりにのっとった治療は無理なんですよ。病気自体は診れるかもしれないけど、一人ひとりの生き様を十分に理解して、患者さんに寄り添いあいながら治療することは時間的にも人数的にも無理なんですね。だから、患者さんの心の救いも含めて満足を期待しすぎない方がいいんです。それが悪いとか良いとかじゃなく、どうしても医療者と患者さんの乖離ができてしまうという、今の日本の医療の現実をよくわかった上で治療を進めていった方がいいんだと思います。

あと、もう一つアドバイスしたいのですが、あまり医師や看護師に気をつかいすぎないようにしてください。患者さんは嫌われないように頑張りすぎちゃっていますよ。怒らせちゃったら治療をしてくれないんじゃないかと怖がっちゃってね。僕はむしろ、医師が看護師の方が患者さんに気を使うべきだと思いますよ。医師や看護師が治療をするのは仕事なんですから。

次の目標はホノルルマラソン

今年もホノルルマラソンに行くように準備をしています。今年は僕の命をつないでくれたホノルルマラソンに「ありがとう」ってお礼をしに行くんですよ。あとはこのように頂いた命をちゃんと全うできるように、そしてちゃんと死ぬために"自分の生き様"を大切にして生きていきたいですね。主治医からは検査をしても異常がないから「西洋医学的にはありえない。」と言われていますが、免疫治療をはじめ、温熱療法、食事、運動など自己免疫力を信じ"親に頂いた命、使い切るまで死んでたまるか"という気持ちで頑張ってきました。これからも力を抜いて頑張ります。

セレンクリニック小林先生のコメント

IT様の言葉で最も印象深いのは、「がんサバイバーのことは、がんサバイバーじゃないと分からない。」という言葉です。家族のような近い存在でも、患者様の奥にある気持ちや考えはどうやっても理解ができないのかもしれません。私たち医師はより一層、理解ができていないのでしょう。しかし、「気持ちが7割」と表現されているように、いかに気持ちをこのトロールするかは癌治療において非常に重要だと思います。IT様のような胆嚢癌ステージ4の方で、抗癌剤を3回投与、ワクチンを11回投与で癌が消えることは非常に珍しいので、これらの治療以外の作用が働いたと感じています。まだ自己治癒力と癌の関係について科学的に解明はされていませんが、このような自己治癒力の向上は、免疫治療だけでなく抗癌剤治療においても重要な位置を占めるようになるかもしれません。

当クリニックが技術提供を受けているテラ株式会社の記事広告が、本日3月16日の日経新聞12面に掲載されました。 - 平成29年3月16日

当クリニックが技術提供を受けているテラ株式会社の記事広告が、本日3月16日の日経新聞12面に掲載されました。私どもは膵臓がんをはじめとする難治性のがんの患者さんに貢献してまいります。

 

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