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2011年12月26日

1/28「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2012年1月28日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-seminar@tella.jp

 ※参加希望日時、参加者名、連絡先電話番号、
   参加人数(1組1名もしくは2名まで)を記載してご連絡ください。


2011年12月 8日

全国の地方紙において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました

全国の地方紙において、当クリニックグループであるセレンクリニック東京(東京都港区)の樹状細胞ワクチン療法についての記事が掲載されました。

「樹状細胞で膵臓がん治療 35%で縮小や安定」という記事において、米国膵臓学会誌「Pancreas」にて発表された、セレンクリニック東京の進行膵臓がん患者に対する治療成績をまとめた論文※について取り上げられました。

当該記事は47NEWSのサイトからもご確認いただけます。

◆掲載紙一覧
デーリー東北(11/28)、岩手日報(11/28)、福島民報(11/28)、山口新聞(11/28)、秋田魁新報(11/29)、琉球新報(11/29)、宮崎日日新聞(12/2)、東奥日報(12/5)、SANKEI EXPRESS(12/5)、山梨日日新聞(12/5)、夕刊フジ(12/6)、沖縄タイムス(12/6)、愛媛新聞(12/6)、四国新聞(12/9)、高知新聞(12/9)、室蘭民報(12/20)、大阪日日新聞(12/20)、神戸新聞(12/24)、山陽新聞(12/27)、福井新聞(12/27)

◆47NEWS(12/6)
樹状細胞で膵臓がん治療 35%で縮小や安定 ノーベル賞で注目
http://www.47news.jp/feature/medical/2011/12/post-598.html

※本論文についての発表は下記URLよりご覧いただけます。
http://www.tella.jp/release/2011/article_20110802_333.html

2011年12月 7日

年末年始休診のお知らせ

12月28日(木)午後~1月4日(水)まで休診いたします。
1月5日(木)から通常通り診療いたします。

医療相談のお申し込みに関しましては、1月5日(木)以降確認のご連絡をさせていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、予めご了承下さい。

2011年12月 5日

1/14「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2012年1月14日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-seminar@tella.jp

 ※参加希望日時、参加者名、連絡先電話番号、
   参加人数(1組1名もしくは2名まで)を記載してご連絡ください。


2011年11月28日

12/24「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年12月24日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-seminar@tella.jp

 ※参加希望日時、参加者名、連絡先電話番号、
   参加人数(1組1名もしくは2名まで)を記載してご連絡ください。


2011年11月15日

すい臓がん②(セレンクリニック名古屋で行われた症例)

治療により患者さまの痛みがほとんど無くなり、痛み止めが不要になりました。また、腫瘍マーカーも非常に高い値でしたが、治療後は正常値まで下がり、本人だけでなく周りの医師も驚かれています。
詳細はこちらからダウンロードできます。

患 者:

60歳代、男性

診断名:

膵体部癌:(T4、N2、M1)(*1)、 Stage Ⅳb(*2)

経 緯:

平成22年10月からお腹に不快感を感じ、翌年の1月に膵がん、多発肝転移(肝臓への転移が多数ある状態)と診断され、手術で取り除くことは難しいと診断されました。翌年の2月から抗がん剤治療を開始しました。平成23年4月より樹状細胞ワクチン療法を開始し、さらに最寄りの病院で温熱療法を行いました。


すい臓がん症例1
左図の黄色の丸印に見られたようながんが、ほとんど見られなくなりました。
結 果:

本症例は多発肝転移を伴う膵がんであり、極めて予後の悪い病態であるにもかかわらず、抗がん剤治療に樹状細胞ワクチン療法を併せて行うことによって、病態の改善が見られました。温熱療法は樹状細胞ワクチン療法の治療効果を高めるという報告もあり、本症例においても相乗効果が得られた可能性があります。


(*1)
TNM分類:がんの進行度を表す指標の一つ。
        がんの大きさはどのくらいか(T)、周囲のリンパ節にどのくらい転移しているか(N)、離れた臓器への転移はあるか(M)。
T4:がんが膵臓周囲の血管、神経、あるいは臓器などに浸潤している。
N2:リンパ節転移あり。
M1:遠隔転移あり。

(*2)
Stage I:がんの大きさが2cm以下で膵臓の内部にとどまっている状態。
Stage II:: がんは膵臓の内部にとどまっているが、大きさが2cm以上ある、あるいは周囲のリンパ節に転移がある状態。
Stage III:がんは膵臓の外へ少し出ているが、リンパ節に転移はない、あるいは周囲のリンパ節までの転移に限られている状態。
       または、がんは膵臓の内部にとどまっているが、転移は遠くのリンパ節にまである状態。
Stage Ⅳa:離れた臓器まで転移が見られないが、がんが周囲の臓器や器官を巻き込んでいる。
Stage Ⅳb:離れた臓器まで転移が見られる。あるいはがんがIVaよりも遠くの臓器や器官を巻き込んでいる。


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2011年11月10日

12/10「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年12月10日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-seminar@tella.jp

 ※参加希望日時、参加者名、連絡先電話番号、
   参加人数(1組1名もしくは2名まで)を記載してご連絡ください。


2011年10月21日

11/26「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年11月26日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-seminar@tella.jp

 ※参加希望日時、参加者名、連絡先電話番号、
   参加人数(1組1名もしくは2名まで)を記載してご連絡ください。


2011年10月12日

すい臓がん①(セレンクリニック名古屋で行われた症例)

抗がん剤治療に免疫治療を併用する事により、顕著な改善効果がみられた症例です。治療後は上腹部の痛みが消失し、趣味の登山にも出かけられるようになりました。
詳細はこちらからダウンロードできます。

患 者:

60歳代、女性

診断名:

膵体部癌:(T4、N0、M0)(*1)、 Stage Ⅳa(*2)

経 緯:

平成22年8月上腹部と背中に痛みが出現し、最寄りの病院を受診しました。検査の結果、膵体部がんと診断されましたが、切除は難しいと判断され、同年9月より抗がん剤治療を始めました。抗がん剤治療に合わせて樹状細胞ワクチン療法を希望したため、同年11月より樹状細胞ワクチン療法を開始しました。


すい臓がん症例1
治療を行ったところ、矢印部分にあるがんが小さくなりました。
結 果:

抗がん剤治療と樹状細胞ワクチン療法を併せて行うことにより、矢印部分にあるがんが小さくなりました。治療前に比べて体内の免疫細胞の数が増え、抗がん剤治療だけではなく樹状細胞ワクチン療法の効果もあった可能性が示唆されます。


(*1)
TNM分類:がんの進行度を表す指標の一つ。
        がんの大きさはどのくらいか(T)、周囲のリンパ節にどのくらい転移しているか(N)、離れた臓器への転移はあるか(M)。
T4:がんが膵臓周囲の血管、神経、あるいは臓器などに浸潤している。
N0:リンパ節転移なし。
M0:遠隔転移なし。

(*2)
Stage I:がんの大きさが2cm以下で膵臓の内部にとどまっている状態。
Stage II:: がんは膵臓の内部にとどまっているが、大きさが2cm以上ある、あるいは周囲のリンパ節に転移がある状態。
Stage III:がんは膵臓の外へ少し出ているが、リンパ節に転移はない、あるいは周囲のリンパ節までの転移に限られている状態。
       または、がんは膵臓の内部にとどまっているが、転移は遠くのリンパ節にまである状態。
Stage Ⅳa:離れた臓器まで転移が見られないが、がんが周囲の臓器や器官を巻き込んでいる。
Stage Ⅳb:離れた臓器まで転移が見られる。あるいはがんがIVaよりも遠くの臓器や器官を巻き込んでいる。


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2011年10月 7日

11/12「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年11月12日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-seminar@tella.jp

 ※参加希望日時、参加者名、連絡先電話番号、参加人数(1組1名もしくは2名まで)を
   記載してご連絡ください。

2011年10月 4日

ノーベル賞に「樹状細胞とその獲得免疫における役割の発見」

 このたび、2011年のノーベル医学生理学賞が、「樹状細胞」と、獲得免疫におけるその役割を発見した米国ロックフェラー大学のラルフ・スタインマン(Ralph M. Steinman)教授に授与されることが発表されました。

 スタインマン教授は、「樹状細胞」の研究における先駆者です。当クリニックが提供する「樹状細胞ワクチン療法」はスタインマン教授の研究成果が礎となっているものであり、スタインマン教授の功績が認められたことを大変うれしく受けとめております。

 今回のノーベル賞の授与を契機に、当クリニックの「樹状細胞ワクチン療法」についてより多くの方にご理解いただき、認知が広がっていくことを期待しております。また、当クリニックとしてもこのニュースを励みとし、がん患者さまやご家族の皆さまによりよい治療を提供できるよう一層つとめてまいります。

2011年9月26日

10/22「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年10月22日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-1022@tella.jp

2011年9月 9日

10/8「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年10月8日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-1008@tella.jp

2011年9月 1日

難治性すい臓がん 49例中約3割で治療効果 米国学会誌に掲載

2011年、権威ある米国のすい臓専門学会誌「Pancreas」(Pancreas. 41(2):195-205, March 2012)に、当クリニックグループのセレンクリニック東京(東京都・港区)の臨床成績・解析結果が掲載されました。
これは、難治性すい臓がんに対し、抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した治療成績を解析したもので、49例中2例で完全寛解・著効(CR)、5例で部分寛解・有効(PR)、10例で不変(SD)という結果が確認されました。
さらにこのうち、抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法の併用に加え、活性化リンパ球療法を行った場合に、良好な治療効果がみられました。

学会誌掲載

権威ある米国学会誌に評価されたことは大きな意義があるものです。
今後もよりよい治療が提供できるよう、より一層務めていまいります。

全国の地方紙において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました

全国の地方紙において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました。
当クリニックの姉妹医院である、セレンクリニック東京(東京都港区)での治療について
紹介されています。
該当記事は47NEWSのサイトからもご確認いただけます。

◆掲載紙一覧
東奥日報(4/25)、静岡新聞(4/26)、SANKEI EXPRESS(4/26)、山梨日日新聞(5/2)、
沖縄タイムズ(5/3)、宮崎日日新聞(5/3)、愛媛新聞(5/3)、中部経済新聞(5/3)、
佐賀新聞(5/4)、埼玉新聞(5/4)、秋田魁新報(5/9)、神戸新聞(5/16)、
新潟日報(5/16)、下野新聞(5/20)、四国新聞(5/20)

◆47NEWS(5/2)
免疫力高め、がん退治 副作用少なく入院不要 樹状細胞ワクチン療法
http://www.47news.jp/feature/medical/2011/05/post-535.html


九州朝日放送において樹状細胞ワクチン療法が紹介されました

九州朝日放送『ニュースピア』(放送日:2011年5月12日)の特集において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました。
当クリニックの姉妹医院である福岡アイマックスクリニック(福岡県福岡市)での治療について紹介されています。

【番組名】九州朝日放送『ニュースピア』
【放送日】2011年5月12日(木)


2011年8月29日

9/24「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年9月24日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-0924@tella.jp

2011年8月12日

9/10「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年9月10日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-0910@tella.jp

活性NK細胞療法

活性NK細胞とは?  NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は免疫細胞の一つです。腫瘍細胞、ウイルス感染細胞などに対して強い殺傷能力(細胞障害活性)を示し、がん抗原(がんの目印)の情報がなくても直接目的の腫瘍へ単独で攻撃することができます。
 もともとNK細胞は体内に比較的多く存在し、がん免疫の中でも重要な役割を果たしています。 しかし、加齢やがんに患うことによりNK細胞数は減少したり、NK細胞活性が下がります。実際に当クリニックで免疫機能検査を行いますと、NK細胞の数や活性が強く抑制されている方が多いです。
活性NK細胞
療法とは?
 患者さんから約50mlの採血を行い、体外で高活性、高純度のNK細胞を大量増殖・培養する方法です。NK細胞は約2週間無菌状態で培養し、数億~数10億個に大量増殖させます。これは健康な人が持っているNK細胞の数倍の量です。
 活性化したNK細胞は生理食塩水に溶かし、点滴で患者さんの体内に戻します。活性NK細胞療法は本人の血液を培養する方法なので、身体への負担がほとんどなく、QOL(生活の質)を高く維持しながら受ける事が出来ます。
 また、「樹状細胞ワクチン療法」と「活性NK細胞療法」のがんへの攻撃方法は異なりますので、より強力な免疫治療の組み合わせと期待されています。
適応 がん免疫療法を希望される患者さま(血液がんなど、一部適応とならないものがあります)
治療の流れ 1.患者さまの血液から得られたリンパ球を、体外で細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて攻撃力の高いリンパ球へと培養していきます(約1000倍に増えます)。約2週間で培養が完了します。
2.点滴などで活性化されたリンパ球を体内に戻して、がんを攻撃します。
他の治療との併用 ほぼすべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線療法、緩和医療、など)との併用が可能です。
準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト
※上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。

2011年8月 8日

2011年8月より、料金が一部変更になります。


8月1日より、セレンクリニック名古屋の価格体系を変更させていただくこととなりました。

詳細は セレンクリニック名古屋 受付 052-238-3525 にお問い合わせください。

2011年7月28日

8/27「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年8月27日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-0827@tella.jp

8/13「がん免疫細胞療法説明会」のお知らせ

 日時:
 2011年8月13日(土) 16:00~17:00 (開場15:45)

 会場:
 セレンクリニック名古屋

 〒460-0008
 愛知県名古屋市中区栄4-14-2 久屋パークビル2階
 ※地図はこちら

 ・名古屋市営地下鉄東山線、名城線【栄】駅13番出口より、徒歩1分

 ・電車でお越しになる場合
  名古屋駅から所要時間約15分
  【名古屋駅】→名古屋市営地下鉄東山線→【栄駅】
  金山駅から所要時間約20分
  【金山駅】  →名古屋市営地下鉄名城線→【栄駅】

 講師:
 小林正学(セレンクリニック名古屋 院長)

 参加費:
 無料

 定員:
 20名

 お申込み
 お問い合わせ:

 テラ株式会社 説明会事務局(担当:テラヤ・イチヤナギ)
 TEL : 0120-357-587
 (受付時間 10:00~17:00 日・祝・第1、3、5土除く)
 Eメール : nagoya-0813@tella.jp

説明会のご案内(当クリニック 院内にて開催)

2012.4.16
2012年7月7日に 『免疫細胞療法説明会』を開催いたします。参加費無料。

2012.3.26
2012年6月16日に 『免疫細胞療法説明会』を開催いたします。参加費無料。

2012.3.19
2012年5月19日に 『免疫細胞療法説明会』を開催いたします。参加費無料。
※定員に達しましたので受付を終了いたしました。

2012.3.8
2012年4月21日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2012.2.21
2012年4月7日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2012.2.13
2012年3月24日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2012.1.30
2012年3月10日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2012.1.17
2012年2月25日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2012.1.5
2012年1月28日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2011.12.7
2012年1月14日に 『免疫細胞療法説明会』終了いたしました。

2011年7月22日

患者さまの声

患者さまの声当クリニックにございます「患者さまノート」には、多くの患者さまの声を戴いております。
その声の一部をご紹介させていただきます。

50代 女性

患者さまの声01

70代 男性

患者さまの声02


2011年7月20日

当クリニックの治療方針について

治療方針セレンクリニック名古屋では、患者さまに最も適した免疫治療を提供しています。

セレンクリニック名古屋では、「樹状細胞ワクチン療法」をはじめとして「活性NK細胞療法」や「活性化リンパ球療法」を提供しています。その中での主軸となる治療法は、最新世代の「樹状細胞ワクチン療法」です。この治療は、がん免疫の司令塔として働く樹状細胞を投与して、兵隊として働く免疫細胞に情報を伝えてがんを攻撃する方法ですので、免疫細胞が保たれていれば、非常に有効な免疫治療となります。しかし免疫細胞が強く抑制されている場合もあり、そのような患者さまには免疫細胞自体を増やす「活性NK細胞療法」や「活性化リンパ球療法」が有効に働くと考えられます。また、これらの治療法を組み合わせることによって、さらに治療効果が期待できる方もいるでしょう。

このように、患者さまの免疫状態に適した治療法を選択することが重要です。私達は免疫機能検査で免疫状態を評価し、最も適した免疫治療を提供するように努めています。

2011年6月 3日

九州朝日放送『ニュースピア』において樹状細胞ワクチン療法が紹介さ

九州朝日放送『ニュースピア』(放送日:2011年5月12日)の特集において、
樹状細胞ワクチン療法が紹介されました。
セレンクリニックグループである福岡アイマックスクリニック(福岡県福岡市)
での治療について紹介されています。


【番組名】九州朝日放送『ニュースピア』
【放送日】2011年5月12日(木)

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全国の地方紙において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました

副作用がほとんどなく、入院も不要な新しい治療方法として、
全国の地方紙において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました。
当院の患者さまの取材や高橋院長へのインタビューも交えて紹介されています。

該当記事は47NEWSのサイトからもご確認いただけます。

◆掲載紙一覧
東奥日報(4/25)、静岡新聞(4/26)、SANKEI EXPRESS(4/26)、山梨日日新聞(5/2)、
沖縄タイムズ(5/3)、宮崎日日新聞(5/3)、愛媛新聞(5/3)、中部経済新聞(5/3)、佐賀
新聞(5/4)、埼玉新聞(5/4)、秋田魁新報(5/9)、神戸新聞(5/16)、新潟日報(5/16)、
下野新聞(5/20)、四国新聞(5/20)

◆47NEWS(5/2)
免疫力高め、がん退治 副作用少なく入院不要 樹状細胞ワクチン療法
http://www.47news.jp/feature/medical/2011/05/post-535.html


                             2011年5月25日現在

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2011年4月 6日

手術、抗がん剤が困難な膵臓がん患者に効果を示す「樹状細胞ワクチン療法」

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、約3割にがんの縮小や長期にわたる進行停止が認められました。
(Nagayama H. et al. Melanoma Res. 2003 Oct; 13(5): 521-30.)
(Kuwabara K. et al. Thyroid. 2007 Jan; 17(1): 53-8.)

また、2005年に発表された九州大学やオランダSt. Radboud Nijmegenメディカルセンターで行われた膵臓がんに対する樹状細胞ワクチン療法においてもがんの進行が停止した例を認めております。
(Katano M, Combination therapy with tumor cell-pulsed dendritic cells and activated lymphocytes for patients with disseminated carcinomas. Anticancer Res. 2005, 25(6A): 3771-6他..)

当クリニックグループであるセレンクリニック東京における樹状細胞ワクチン療法に抗がん剤を併用したすい臓がんの治療では、49名の患者さまのうち、2例でがんの消失、4例でがんが30%以上縮小、11例でがんの進行停止など、約3割の方で進行停止以上の効果が認められました。
また、それ以外の6例では、観察期間中に、がんの縮小あるいは腫瘍マーカーの低下などの反応が認められました。
(Okamoto M. et al., Biotherapy Vol.24, Number 4 2010; 308-14.)

2011年2月24日

診療日変更のお知らせ

2011年3月22日より、毎週水曜日と日曜日を休診とさせていただきます。

診療日変更
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2011年2月23日

GMP(基準)

GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で、品質の優れた医薬品を製造するための要件をまとめたものです。薬事法に基づいて厳格な基準が設けられています。
細胞を用いた医療行為は、基本的にGMP基準を求められることはありませんが、GMPに準拠することによって、安全で質の高い免疫細胞療法が提供できるようになります。セレンクリニックでは、公的臍帯血バンクの運営ノウハウをもとに、GMPに準拠したハイレベルな施設体制を整えています。

紹介状(診療情報提供書)

紹介状とは、診療情報提供書のことであり、医師が他の医師へ患者さまを紹介する場合に発行する書類です。
患者さまの個人情報ならびに症状・診断・治療など現在までの治療状況を記載しています。
大学病院など特定機能病院を受診する際、初診の患者さまは紹介状を持っていないと追加の料金を請求されることがあります。
紹介状は、患者さまの依頼によって作成される場合と、医師が他の病院の方が適切と考えて作成する場合がありますが、どちらの場合にも診療情報提供書(紹介状)を発行する場合には診療情報提供料という費用がかかります。

2011年2月21日

用語解説

アフェレーシス(成分採血)
医療費控除
活性NK細胞療法
NK細胞
HLA(エイチエルエー)
癌/がん/ガン
活性化リンパ球療法(LAK療法、ラック療法)
緩和ケア
がん難民
がんペプチド
がん抗原
化学療法(抗がん剤)
がん免疫療法(免疫療法)
抗がん効果(抗腫瘍効果)
抗腫瘍効果(抗がん効果)
抗原提示細胞
抗原
抗がん剤(化学療法)
細胞障害性T細胞(CTL: cytotoxic T lymphocyte)
自己がん組織
重粒子線治療
自由診療(自費診療)
紹介状(診療情報提供書)
診療情報提供書(紹介状)
腫瘍マーカー
腫瘍血管
CPC(セルプロセッシングセンター)
人工抗原
樹状細胞
CTL(cytotoxic T lymphocyte ; 細胞障害性T細胞)
GMP(基準)
樹状細胞ワクチン療法
セカンドオピニオン
セット
セルプロセッシングセンター(CPC)
成分採血(アフェレーシス)
単球
WT1
治療評価(奏功率)
転移(がんの転移)
T細胞
特異的免疫
内視鏡
標準治療
標準作業手順書(SOP)
非特異的免疫
B細胞
BRM(免疫機能補助)療法
フローサイトメトリー
PET/CT
ペプチド
保険診療
ホスピス
放射線療法(放射線治療)
無血清培養
免疫
免疫療法
免疫細胞療法
陽子線治療
ライセート
ラジオ波
リンパ節
リンパ球
レントゲン
ワクチン
ワクチン療法

 

アフェレーシス(成分採血)

成分採血装置を使用して血液中の特定成分だけを採血する方法です。
セレンクリニックでは免疫細胞の部分だけを採取します。
樹状細胞ワクチン療法では、樹状細胞を作るために単球という細胞を血液から分離するために、
アフェレーシス(成分採血)を行います。

アイマックスがん治療

アイマックスがん治療とは、最新世代の免疫療法である樹状細胞ワクチン療法を中心として、これに化学療法(メトロノーム化学療法)および放射線療法(低侵襲放射線療法)等を組み合わせることで、患者さまの免疫機能を最適化・最大化させて効率よくがんを攻撃することを目指す、当社独自の最先端がん治療技術・ノウハウです。組み合わせるそれぞれの治療法にほとんど副作用がないことから、患者さまのQOL(生活の質)の向上を目指すことができます。

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医療費控除

 自分自身や家族のために医療費を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
より詳しくお知りになりたい方は下記にアクセスしてください。
>> 詳しくは国税庁のホームページへ

活性NK細胞療法

末梢血から得られたリンパ球をインターロイキン2(IL-2)やインターフェロンαなどと呼ばれる物質でNK細胞へと活性化させて戻す治療です。近年、さまざまな医療機関で活性NK細胞療法が行われています。

NK細胞

 NK細胞とは、体の中で、ウイルスに感染した細胞や、一部のがん細胞を認識して障害する細胞です。NK細胞の働きは、樹状細胞のように、がんだけを狙い撃ちするといった、抗原(ウイルスやがんなどの異物)に特異的な免疫反応を示すものではなく、非特異的に、以前に出会ったことがないような細胞を障害するといった初期の免疫反応(自然免疫)を司っています。

HLA(エイチエルエー)

白血球にも血液型のようなさまざまなタイプがあります。これは細胞膜上のHLAとよばれる分子によります。HLA分子は6種類に大別され、さらにそれぞれが多くの種類に分かれるため、非常にたくさんの種類になります。
HLAは、細菌、ウイルス、がんなどの異物由来の物質(ペプチド)に選択的に結合し、T細胞へ抗原提示(異物を攻撃するように指示する)します。人工抗原樹状細胞ワクチン療法を行う場合は、HLAの型を調べる必要があります。

エビデンス

癌/がん/ガン

がんとは、体を維持するために適切に細胞を増殖・調節することができなくなってしまい、無秩序に増えつづけるようになった細胞です。がん細胞の性質は2つあり、1つはがんが発生した場所を超えて、周囲の正常組織を破壊しながら拡がっていく「浸潤」、そしてもう一つは周囲の血管やリンパ管を壊してその中に侵入し、血液やリンパ液の中の流れに乗って離れた所で増殖する「転移」があります。がんがヒトの死因になるのは、多くの場合、「浸潤」や「転移」によって拡がって行った先で臓器が破壊され、生命の維持に必要な機能、例えば肺における呼吸や肝臓における毒物代謝が充分に行えなくなったり、出血をおこすことなどによります。

活性化リンパ球療法(LAK療法、ラック療法)

活性化自己リンパ球療法とは、患者さまの血液からリンパ球を採取し、体外で増殖させ
患者さまの体内に戻す治療方法です。
抗がん剤や放射線などの治療で弱った免疫力を回復させ、
がんと戦う力が高めることができる治療法です。

がん免疫療法を希望される患者さま全てに治療可能です。(血液がんなど、一部のがんで治療できない場合があります)
活性化リンパ球療法は、ほぼすべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線療法、緩和
医療、など)との併用が可能です。

治療の流れ
1.患者さまの血液から得られたリンパ球を、体外で細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を
用いて攻撃力の高いリンパ球へと培養していきます(約1000倍に増えます)。
約2週間で培養が完了します。
2.点滴により活性化されたリンパ球を体内に戻して、がんを攻撃します。

準備いただくもの
紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、
画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト
※上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。

感染症検査

緩和ケア

緩和ケアとは、2002年のWHO(世界保健機関)による定義による、「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな(霊的な・魂の)問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL;生活の質、生命の質)を改善するためのアプローチである。」としています。

がん難民

日本人の2人に1人が、がんになるといわれています。しかし現状のがん治療は早期に発見された非進行期(早期)がんの患者さまに対する根治治療が中心となっており、進行期や再発がんといった根治する可能性が極めて低いがんの患者さまは打つ手がないと治療を拒否されることがあります。このように自分が治療を望んでも受けられないがん患者さまが「がん難民」と呼ばれているようです。このような「がん難民」が毎年32万人、累計で160万人余りいるといわれています。

がんペプチド

ペプチドとはアミノ酸が50個程結合したものをいいます。それ以上結合したものがタンパク質と呼ばれます。
樹状細胞に取り込まれたがんのタンパク質は、アミノ酸が10個程度のペプチドにまで消化されます。消化されたペプチドは細胞内でHLAと結合し、樹状細胞の細胞膜表面に運ばれ、T細胞に提示されることになります。
がんのタンパク質由来のペプチドをがんペプチドと表現しています。

がん抗原

免疫が、がん細胞を攻撃するのに目印となる重要な物質が、がん抗原です。通常、がんに存在する特有のタンパク質などががん抗原となります。

化学療法(抗がん剤)

がん(悪性腫瘍)は、正常細胞とは異なる特徴(性質)を持っていますが、化学療法はこの正常細胞とがん(悪性腫瘍)との違いの部分を利用した治療薬です。

《化学療法(抗がん剤)の歴史》
19-20世紀にかけて人類は梅毒や細菌による病気を抗生物質や免疫などで克服することに成功しました。この流れを受け1950年代に、毒ガスの一種であるナイトロジェンマスタードによる悪性リンパ腫の治療実験から化学療法が始まりました。
これが成功したため、他のがんに試されるとともに、数多くの化学療法剤(抗がん剤)が開発され現在に至っています。
さらに副作用を抑える薬剤も開発され、より多くの化学療法剤(抗がん剤)を投与できるようになってきました。
これにより、白血病や悪性リンパ腫では治癒が得られるようになってきました。
しかし一方で、数多くの固形がん(胃がん、大腸がん、肺がんなど)では、50年の歴史の上では確かに効果は格段に上昇していますが、延命への寄与はまだまだ小さいのが現状です。

《化学療法(抗がん剤)の仕組み》
 抗生物質は細菌とヒトの正常細胞との違いの研究から、細菌のみを傷害する薬剤として開発されました。それでは、がん(悪性腫瘍)と正常細胞とはどこが違うのでしょうか。
実はがんとは、自分の細胞が僅かな遺伝子異常によって発生した自己の細胞なので、ほとんど違いはありません。
ですから、なかなか免疫の網にもかかりにくいのです。

ではどのような違いがあるかというと、がん(悪性腫瘍)はどんどん増殖しているという特徴を有します。
そこで、この増殖する細胞を障害することを目的に開発されたのが、化学療法剤です。ですから、増殖する細胞はがんに限らず、どのような細胞でも障害します。ところが、人の60兆個と言われる正常細胞の内、僅か0.5%の3000億個の細胞は増殖をしているのです。
これが、骨髄、消化管粘膜、毛髪などです。
化学療法剤を投与すると、当然のようにこれらも障害され、これが白血球減少、嘔吐、下痢、脱毛などの副作用につながるのです。

がん免疫療法(免疫療法)

がん免疫療法とは、人間の体に生まれつき備わっている免疫の特徴を利用したり、免疫の力を強めたりすることでがんの発症や進展を抑えようとすることを目的とした治療をいいます。

がん免疫療法には特異的免疫療法と非特異的免疫療法というものがあります。

特異的がん免疫療法がん細胞にだけ作用することを意図した治療アプローチです
樹状細胞ワクチン療法、
がんペプチドワクチンなど
非特異的がん免疫療法身体全体の免疫の活性化を意図した治療アプローチです。活性化リンパ球療法、
BRM療法、活性NK細胞療法など

メトロノーム化学療法(低用量抗がん剤治療法)

セット

セットとは治療期間の単位で治療法ごとに異なります。例えばセレンクリニックの人工抗原を用いた樹状細胞ワクチン療法では、5~7回の樹状細胞ワクチンの投与を1セットとしています。

抗がん効果(抗腫瘍効果)

抗がん効果とは、がんの増殖と浸潤を抑制し、減弱させる効果のことです。

抗腫瘍効果(抗がん効果)

抗腫瘍効果とは、腫瘍の増殖と浸潤を抑制し、減弱させる効果のことです。

抗原提示細胞

抗原提示細胞とは、細菌、ウイルス、がんなどの異物の断片を自分の細胞表面上にくっつけ(これを提示といいます)、T細胞を活性化させる細胞です。
抗原提示細胞は細胞表面上に主要組織適合抗原分子(HLAといいます)を持ち、これに抗原を載せて提示します。
T細胞はHLA上に提示された抗原を認識して活性化し、引き続いてそれに対する免疫反応をおこします。
樹状細胞は、非常に強力な抗原提示細胞であり、がん樹状細胞療法はその機能を利用したがん治療法になります。

抗原

抗原とは、免疫細胞上のHLAに結合し、免疫反応を引き起こす物質です。
通常、細菌やウイルス、がんなどの異物のタンパク質などが抗原となります。

抗がん剤(化学療法)

がん(悪性腫瘍)は、正常細胞とは異なる特徴(性質)を持っていますが、化学療法はこの正常細胞とがん(悪性腫瘍)との違いの部分を利用した治療薬です。

《化学療法(抗がん剤)の歴史》
19-20世紀にかけて人類は梅毒や細菌による病気を抗生物質や免疫などで克服することに成功しました。
この流れを受け1950年代に、毒ガスの一種であるナイトロジェンマスタードによる悪性リンパ腫の治療実験から化学療法が始まりました。
これが成功したため、他のがんに試されるとともに、数多くの化学療法剤(抗がん剤)が開発され現在に至っています。さらに副作用を抑える薬剤も開発され、より多くの化学療法剤(抗がん剤)を投与できるようになってきました。
これにより、白血病や悪性リンパ腫では治癒が得られるようになってきました。
しかし一方で、数多くの固形がん(胃がん、大腸がん、肺がんなど)では、50年の歴史の上では確かに効果は格段に上昇していますが、延命への寄与はまだまだ小さいのが現状です。

《化学療法(抗がん剤)の仕組み》
 抗生物質は細菌とヒトの正常細胞との違いの研究から、細菌のみを傷害する薬剤として開発されました。
それでは、がん(悪性腫瘍)と正常細胞とはどこが違うのでしょうか。実はがんとは、自分の細胞が僅かな遺伝子異常によって発生した自己の細胞なので、ほとんど違いはありません。
ですから、なかなか免疫の網にもかかりにくいのです。

ではどのような違いがあるかというと、がん(悪性腫瘍)はどんどん増殖しているという特徴を有します。
そこで、この増殖する細胞を障害することを目的に開発されたのが、化学療法剤です。
ですから、増殖する細胞はがんに限らず、どのような細胞でも障害します。ところが、人の60兆個と言われる正常細胞の内、僅か0.5%の3000億個の細胞は増殖をしているのです。これが、骨髄、消化管粘膜、毛髪などです。化学療法剤を投与すると、当然のようにこれらも障害され、これが白血球減少、嘔吐、下痢、脱毛などの副作用につながるのです。

細胞障害性T細胞(CTL: cytotoxic T lymphocyte)

細胞表面にCD8という分子を持つT細胞で、宿主(患者さま)にとって異物になる細胞(がん細胞、ウイルス感染細胞など)を認識して破壊する細胞です。キラーT細胞ともいいます。

自己がん組織

手術などで採取された自分のがん組織。
自己がん組織を利用して樹状細胞ワクチン療法を行なったり、また遺伝子診断などに応用することが可能になると考えられています。

重粒子線治療

重粒子線治療とは、放射線の一種である重粒子線をがんの部分だけ(ピンポイント)に照射してがん細胞をたたく治療です。
体内のがんの部分で線量が最大になるため、正常組織への副作用が少ないのが特徴です。
肝臓がん、肺がん、子宮がん、前立腺がん、骨軟部腫瘍などが治療対象となります。
国内では、放射線医学総合研究所(放医研)・重粒子医科学センター病院、兵庫県立粒子線医療センターの施設で治療を受けることが出来ます。

自由診療(自費診療)

「自由診療」とは、公的健康保険(健康保険証)を使わないで治療を受け、すべての治療費を自己負担することをいいます。
日本では、国民皆保険制度のもと、国民の誰もが健康保険、国民健康保険などの公的健康保険に加入していて、平等に診療が受けられる、すばらしい制度になっています。

 ところが、治療法・治療薬には、公的健康保険が「使えるもの」と「使えないもの」があります。「使えないもの」には、規定範囲を超える量の器材・薬剤の使用や、最先端治療、新薬などがあげられます。
がんの治療法・治療薬の開発・研究は日進月歩で行われていますが、すでに欧米などで効果が認められた治療法や治療薬の中には、公的健康保険が「使えるもの」になるまでに長い時間がかかったり、費用が高額であることから「使えないもの」になっているものがあります。

 また、公的健康保険が「使えるもの」と「使えないもの」の診療を一緒に受けることは厳しく規制(混合診療の禁止)されており、公的健康保険が「使えないもの」の診療を受ける場合には、すべての治療費を自己負担しなければならないのが現状です。

【自由診療保険『メディコム』】
  公的健康保険の「使えるもの」「使えないもの」にとらわれずに、患者さまにとって、世界水準の最先端治療や最新の治療薬などをはじめ、がんを克服するために最適な治療を受けられる保険が自由診療保険『メディコム』(セコム損害保険株式会社)です。
セレンクリニックの治療も対象となっています。

※先進医療(昨年より高度先進医療から制度が引き継がれ、名称が変わりました。)
先進医療とは、先進的な医療について実績を認められた特定の施設に限って混合診療が認められる制度で、患者さまの自己負担が従来の自由診療のみに比べ軽減される制度です。

診療情報提供書(紹介状)

診療情報提供書とは、紹介状のことであり、医師が他の医師へ患者さまを紹介する場合に発行する書類です。
患者さまの個人情報ならびに症状・診断・治療など現在までの治療状況を記載しています。
大学病院など特定機能病院を受診する際、初診の患者さまは診療情報提供書(紹介状)を持っていないと追加の料金を請求されることがあります。
診療情報提供書(紹介状)は、患者さまの依頼によって作成される場合と、医師が他の病院の方が適切と考えて作成する場合がありますが、どちらの場合にも診療情報提供書(紹介状)を発行する場合には診療情報提供料という費用がかかります。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカーとは、腫瘍細胞が産生する特異性の高い物質です。
がんでない人の血液の中にも腫瘍マーカーが見つかることがあるため、腫瘍マーカーが検出されたからといって、必ずしもがんであるとは限りません。
腫瘍マーカーのほとんどが、腫瘍細胞も正常細胞も作る物質ですが、腫瘍細胞の方が大量に産生するという物質といえます。
がんのある人では、治療の有効性や再発の有無を知るために腫瘍マーカーを利用することがあります。腫瘍マーカーの値は一般に、がんが再発すると高くなります。
一部の腫瘍マーカーは、呼吸器疾患や子宮内膜症、自己免疫疾患などの良性疾患と喫煙などの生活習慣で測定値が上昇する場合がありますので、複数の腫瘍マーカーを併用することでその欠点を補っています。

腫瘍血管

腫瘍血管とは、血管内皮細胞増殖因子 (VEGF)、肝細胞増殖因子 (HGF)、塩基性線維芽細胞増殖因子 (bFGF)など腫瘍が出す因子によって作られた血管です。
なお、正常の血管は、血管壁が3層構造になっていますが、新生された腫瘍血管は1層しかありません。

CPC(セルプロセッシングセンター)

CPCはCell Processing Centerの略で、免疫細胞療法や再生医療、あるいは遺伝子治療など、細胞を利用した医療または研究を行なうための極めて高度な施設を指します。
セレンクリニックでは、CPC(細胞加工施設)を安定的に運営するために、GMPという医薬品を製造するための厳格なルールに準拠しています。

人工抗原

人工抗原とは、主に人工的に合成した抗原、詳しくは、外部から侵入した異物やがんの様に体内で異常に変化した細胞等を指します。
がんペプチドなどがこれにあたります。

樹状細胞

樹状細胞は、皮膚や血液中などに存在する免疫細胞です。
名前のとおり、木の枝が伸びたような(樹状様)の細胞表面を持った細胞です。
樹状細胞は、がん細胞・細菌・ウイルスなど、本来、体に存在しないものを察して己の細胞の中に取り込む(食べてしまう)働きがあります。
がんをはじめとした異物を取り込んだ後、樹状細胞は活性化され、リンパ節などのリンパ組織に移動します。
リンパ組織に入った樹状細胞は、組織内で異物に対する免疫をつかさどるT細胞などに対してその異物を攻撃するように強力に指令を出します。

CTL(cytotoxic T lymphocyte ; 細胞障害性T細胞)

細胞表面にCD8という分子を持つT細胞で、宿主(患者さま)にとって異物になる細胞(がん細胞、ウイルス感染細胞など)を認識して破壊する細胞です。キラーT細胞ともいいます。

GMP(基準)

GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で、品質の優れた医薬品を製造するための要件をまとめたものです。薬事法に基づいて厳格な基準が設けられています。
細胞を用いた医療行為は、基本的にGMP基準を求められることはありませんが、GMPに準拠することによって、安全で質の高い免疫細胞療法が提供できるようになります。
セレンクリニックでは、公的臍帯血バンクの運営ノウハウをもとに、GMPに準拠したハイレベルな施設体制を整えています。

樹状細胞ワクチン療法

樹状細胞ワクチン療法とは、患者さまのがん細胞が持っている特徴(がん抗原)を目印として、そのがん細胞だけを狙い撃ちするような免疫力を高める最先端のがん免疫療法です。樹状細胞ワクチン療法は、活性化リンパ球療法(LAK療法)や活性NK細胞療法といった他の免疫細胞を用いた治療にはない、樹状細胞ワクチン療法だけにあるがんを狙い撃つ効果、ワクチン効果があります。

樹状細胞ワクチン療法とは、樹状細胞の働きを用い、患者さま自身の免疫でがんを攻撃する体制を作る治療法です。患者さまのがんに対する免疫のみ高めるため正常細胞を傷つけ、重度な副作用が出ることもなく、ワクチン効果も期待できます。

セルプロセッシングセンター(CPC)

セルプロセッシングセンターは、免疫細胞療法や再生医療、あるいは遺伝子治療など、細胞を利用した医療または研究を行なうための極めて高度な施設です。
セレンクリニックでは、CPC(細胞加工施設)を安定的に運営するために、GMPという医薬品を製造するための厳格なルールに準拠しています。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、かかりつけの医師とは良好な関係を保ちながら、それとは別にご病気のことや治療について他の医師から意見を聞くことです。がんのように、治療法が日々進歩している領域では、セカンドオピニオンの必要性はより高まっていると考えられます。治療法の選択肢が多岐にわたるため、専門家でさえどのような治療法であればその患者さまにとって一番いいのか、判断に悩むこともあります。セカンドオピニオンを受けることによって、患者さまにとって、より合った治療法を見つけられる可能性があります。

成分採血(アフェレーシス)

成分採血装置を使用して血液中の特定成分だけを採血する方法です。
セレンクリニックでは免疫細胞の部分だけを採取します。
がん樹状細胞ワクチン療法では、樹状細胞を作るために単球という細胞を血液から分離するために、
アフェレーシス(成分採血)を行います。

単球

単球とは、自然免疫の中心的な役割を果たす食細胞の一つです。
この単球を、サイトカインなどを用いて培養すると樹状細胞が出来上がります。
食細胞の食とは、がんなどの異物を即座に食べてしまうということから、このような名前をつけられています。

WT1

これまでに数多くの"がん抗原"が発見されていますが、「WT1」は、がん抗原としての優先度が最も高い(*)と世界で評価されているがん抗原です。
がん抗原とは、免疫が、がん細胞を攻撃するのに目印となる重要な物質です。

(*)Cheeve MA. Clinical Cancer Research 2009

セレンクリニックでは、樹状細胞ワクチン療法にこの「WT1」の一部である「WT1ペプチド」※を用いることによって、より多くのがん患者さまに対して樹状細胞ワクチン療法を提供できるようになりました。

※セレンクリニックは、「WT1ペプチド」を細胞治療に応用する独占実施権を保有するテラ(株)から使用許諾を得ている数少ない医療機関です。

治療評価(奏功率)

治療評価はRECIST(最長径の和の変化)分類によって評価しています。
Complete Response (CR):消失
Partial Response (PR):30%以上の減少
Stable Disease(SD):PRの基準もPDの基準もみたさない
Progressive Disease (PD):20%以上の増加

転移(がんの転移)

転移とは、血液やリンパ液の流れにのって、いろいろな臓器に飛び火し(転移)、そこでまた増殖を始めることをいいます。
がん細胞は、ある程度の大きさになると、成長のために自ら血管をつくりだし、そこで栄養を得て、加速度的に成長し、転移を起こしていきます。
血液やリンパ管は全身いたるところにありますので、自ら作り出した血管やリンパ管を介して全身にばら撒かれ、そこでまた増殖を始めます。

T細胞

T細胞とは、リンパ球の一種で、細胞の表面にT細胞に特徴的なT細胞受容体を発現している細胞です。末梢血中のリンパ球の70~80%を占めます。
細胞の表面の分子としてCD4かCD8などを発現しており、CD4を発現したT細胞は他のT細胞の機能発現を誘導したりB細胞の分化成熟、抗体産生を誘導したりするヘルパーT細胞として機能します。
またCD8陽性のT細胞はウイルス感染細胞などを破壊するCTL(キラーT細胞)として機能します。その働きは細胞性免疫とも呼ばれています。

特異的免疫

特異的免疫とは、誕生時には備わっておらず、後天的に獲得される免疫です。
免疫細胞は抗原に出会うたび、それぞれの抗原ごとに最良の攻撃方法を習得・記憶するため、過去に遭遇した抗原に対して、それぞれに応じた攻撃ができるようになります。
記憶された免疫(特異的免疫)は、同じ抗原に遭遇した場合、非特異的免疫に比べて素早く反応し、また効力も高いのが特徴です。
セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法は、この特異的免疫を効果的に獲得する方法です。

内視鏡

内視鏡とは、体の外からは診断のつかない早期のがんや小さな病変を、患者さまの体の内側から観察または治療する医療機器です。
上部消化管内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡(大腸カメラ)を使った検査は良く知られていますが、最近では手術にも盛んに応用されています。

標準治療

標準治療とは、EBM(エビデンス・ベイスド・メディスンEvidence Based Medicine)の略で、科学的な根拠に基づいた治療のことです。
具体的には大規模な臨床試験によって得られた証拠に基づいて行われる治療が標準治療となります。この標準治療も日進月歩で、日々のように変わっています。
標準治療についても新しい標準治療を知っている医師、その治療ができる医師にかかることが大事です。
セレンクリニックの提供する樹状細胞ワクチン療法は、現在、世界中でエビデンスを構築している最中の最先端がん免疫療法といえます。
樹状細胞ワクチン療法も標準治療の1つとなって、ひとりでも多くの患者さまが受けられるようになることが望まれます。

標準作業手順書(SOP)

標準作業手順書(SOP: Standard Operating Procedure)とは、細胞の品質保持のため、ひとつひとつの作業工程や施設管理方法などを順序だてて文書に落とし込んだものです。

非特異的免疫

非特異的免疫(自然免疫)とは、生来備わった免疫であり、病原微生物などの異物の進入を防ぐ第一線の防御機構として働く免疫です。
基本的にどのような微生物に対しても一様に防御効果を示し、特定の微生物に対してのみ防御し、ほかの微生物は無視するというようなことはしません。

B細胞

B細胞は、抗体を産生し、それによって直接病原体を失活させたり、病原体を攻撃する目印にしたりして、結果として失活させる細胞です。
その働きは液性免疫とも呼ばれています。

BRM(免疫機能補助)療法

BRMとはBiological Response Modifiersの頭文字をとったものです。
直訳すると生体応答調節剤となります。

BRMは免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。
つまり、がんを治そうとする患者さま自身のもつ免疫力を手助けし、強めるものです。
BRMは単独で行われるよりも、むしろ免疫が低下してしまう外科療法(手術)や放射線、化学療法(抗がん剤)などと併用することで、その治療効果を期待します。

<セレンクリニックにおけるBRM>

セレンクリニックでは、樹状細胞ワクチン療法の効果をさらに高めるためにBRMを使用しております。
BRMは、主にマクロファージやT細胞、NK細胞などの免疫系細胞の機能を増強しからだ全体の、免疫機能を回復すると考えられています。したがってBRMは単独で行われるよりも、外科療法(手術)や放射線、化学療法(抗がん剤)などと併用することによって、患者さまの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。

BRMの効果
一部のがんで有効性が認められています。

フローサイトメトリー

細胞の性質を測定すること。細胞療法には必須の検査です。
フローサイトメーターという機器を使用して、細胞1個1個の大きさや形状、内部構造の違い、細胞の同定や細胞群を構成する種々の細胞の存在比を短時間で解析します。
セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法においても、患者さまに投与する免疫細胞に対して、フローサイトメトリーにより品質を確認しています。

PET-CT

PET-CTは、その名のとおりPET(陽電子放射断層撮影装置)とCT(コンピュータ断層撮影装置)が合体した装置です。
PETはおもに機能的な情報を、CTは形や大きさといった形態的な情報を画像化します。
PET-CTの最大の利点は、同時にPET画像とCT画像の重ね合わせ、画像(融合画像)の撮影ができることです。
PET-CTでは2つの画像の重ね合わせの実現により、がんや転移巣をその臓器と同時に表示することが可能となり、診断精度が飛躍的に向上しました。
さらにPETとCTが一度の検査ですむことで、患者さまの負担も軽減されます。

ペプチド

アミノ酸が50個程結合したものをいいます。
それ以上結合したものがタンパク質と呼ばれます。
樹状細胞に貪食(取り込まれた)されたがんのタンパク質は、アミノ酸が10個程度(ペプチド)にまで消化されます。
消化されたペプチドは細胞内でHLAと結合し、樹状細胞の細胞膜表面に運ばれ、T細胞に提示されることになります。

樹状細胞ワクチン療法では、樹状細胞の細胞膜上にがんのペプチドとHLAが結合した分子が提示されている状態で患者さまに投与されます。
樹状細胞によって提示されたがんのペプチドを認識したT細胞のみが、増殖し活性化します。
このT細胞によってがん細胞への攻撃が行われます。
ペプチドなどを用いた人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、がん特有の抗原(ペプチドを人工的に合成したもの)を樹状細胞に与えてから、ワクチンを作製し、これを体内に投与する方法です。
なお、人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、患者さまのがんの抗原と人工抗原とが合致する必要があるため、患者さまのHLAの型によっては実施できない場合があります。

保険診療

「保険診療」とは、健康保険法、国民健康保険法、老人保健法などで規定された範囲内で保険医療機関において行う診療行為をいいます。
診療にかかった患者さまの医療費はそれぞれ加入している公的健康保険(国民保険、社会保険など)からその医療機関に支払われるシステムになっています。
このため、保険診療を受ける限りは、どこの保険医療機関に行っても、気軽に同じ金額で、同じ診療を受けられるという安心があります。
しかし、一方では保険診療には「保険が利く範囲」があります。当然、より良い治療を追求する場合は、保険の範疇を超えてしまう場合があります。その場合は自由診療(自費診療)でまかなわなければなりません。

ホスピス

ホスピスとは、がんやAIDSにより治癒が難しくなった患者さまを対象に看取りを含むターミナルケア/緩和ケアを提供する病院施設またはケアプログラムをいいます。
また在宅でターミナルケア/緩和ケアを行なう在宅ホスピスも積極的に行われるようになってきています。
ケアにかかる費用は健康保険が適用され、高額医療制度も受けられます。

2004年から進められている「第3次対がん10カ年総合戦略」や、2007年4月施行の「がん対策基本法」によって、全国に多くの緩和ケア環境の整備が行なわれています。
それに伴ってホスピス病院や在宅ホスピスも今後充実してくると思われます。

東京近郊におけるターミナルケア/緩和ケアを提供するホスピス病院および在宅ホスピスについては下記をご参照ください。

【東京近郊のホスピス病院および在宅ホスピスについて】
・救世軍清瀬病院
〒204-0023 東京都清瀬市竹丘 1-17-9
TEL0424-91-1411 FAX0424-91-3900

・上尾甦生病院
〒362-0051 埼玉県上尾市地頭方 421-1
TEL048-781-1101 FAX048-781-1251

・国立がんセンター東病院
〒277-8577 千葉県柏市柏の葉 6-5-1

・ピースハウス病院
〒259-0151 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1000-1 
TEL0465-81-8900 FAX0465-81-5520

・聖ヨハネ会桜町病院
〒184-8511 東京都小金井市桜町 1-2-20 
TEL0423-88-2888 FAX0423-88-2188

・横浜甦生病院
〒246-0031 横浜市瀬谷区瀬谷 4-30-15
TEL045-301-0533 FAX045-303-5736

・独立行政法人国立病院機構東京病院
〒204-0023 東京都清瀬市竹丘3-1-1
TEL0424-91-2111 FAX0424-94-2168

・聖ケ丘病院
〒206-0021 東京都多摩市連光寺2-37-11
TEL0423-38-8111 FAX0423-38-8118

・東京衛生病院
〒167-8507 東京都杉並区天沼3-17-3
TEL03-3392-6151 FAX03-3220-1308

・信愛病院
〒204-0024 東京都清瀬市梅園2-5-9
TEL0424-91-3211 FAX0424-91-3214

・聖路加国際病院
〒104-8560 東京都中央区明石町9-1
TEL03-3541-5151 FAX03-3544-0649

・賛育会病院
〒130-0012 東京都墨田区太平3-20-2
TEL03-3622-7682 FAX03-3622-7682

・衣笠病院
〒238-8588 神奈川県横須賀市小矢部2-23-1
TEL0468-52-1182 FAX0468-54-0232

・川崎市立井田病院
〒211-0035 神奈川県川崎市中原区井田2-27-1
TEL044-766-2188 FAX044-788-0231

・埼玉県立がんセンター
〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町大字小室818
TEL048-722-1111 FAX048-722-1129

・川崎社会保険病院
〒210-0822 神奈川県川崎市川崎区田町2-9-1
TEL044-288-2601 FAX044-299-1138

・国保旭中央病院
〒289-2511 千葉県旭市イの1326
TEL0479-63-8111 FAX0479-63-8580

・東京都立豊島病院
〒173-0015 東京都板橋区栄町33-1
TEL 03-5375-1234 FAX 03-5944-3506

・山王病院
〒263-0002 千葉市稲毛区山王町66-2
TEL043-421-2221 FAX043-421-3072

・日本赤十字医療センター
〒150-8935 東京都渋谷区広尾4-1-22
TEL03-3400-1311 FAX03-3409-1604

・永寿総合病院
〒111-8656 東京都台東区元浅草2-11-7
TEL03-3833-8381 FAX03-3831-9488

・日の出ケ丘病院
〒190-0181 東京都西多摩郡日出町大久野310
TEL042-597-0811 FAX042-597-2110

・NTT東日本関東病院
〒141-8625 東京都品川区東五反田5-9-22
TEL03-3448-6100 FAX03-3448-6098

・昭和大学横浜市北部病院
〒224-8503 横浜市都筑区茅ヶ崎中央35-1
TEL045-949-7000 FAX045-949-7927

・みなと医療生協協立総合病院
〒456-8611 名古屋市熱田区五番町4-33
TEL052-654-2211 FAX052-651-7210

・神奈川県立がんセンター
〒241-0815 横浜市旭区中尾1-1-2
TEL045-391-5761 FAX045-361-4692

・千葉県がんセンター
〒260-8717 千葉市中央区仁戸名町666-2
TEL 043-264-5431 FAX 043-262-8680

・救世軍ブース記念病院
〒166-0012 東京都杉並区和田1-40-5
TEL 03-3381-7236 FAX 03-5385-0730

・立正佼成会附属佼成病院
〒164-8617 東京都中野区弥生町5-25-15
TEL 03-3383-1281 FAX 03-3382-8972

・東京厚生年金病院
〒162-8543 東京都新宿区津久戸町5-1
TEL 03-3269-8111 FAX 03-3260-7840

・木村病院
〒146-0083 東京都大田区千鳥2-39-10
TEL 03-3758-2671 FAX 03-3758-2664

放射線療法(放射線治療)

放射線療法は、放射線が持つ電離作用を利用して、悪性腫瘍を制御する治療法です。
放射線という言葉を聞くと、恐ろしいものと考えられがちですが、最新の放射線治療装置では、がんの部位以外にはほとんど放射線があたらないタイプのものもあります。

最新の放射線治療装置の特徴は、コンピュータ制御によってミクロの単位でがんを破壊する「がんのモニタリング装置」が装備されている点です。
非常に小さながんでも、極細のペンシルビームによる照射とリアルタイムでの位置認識システムによって患者さまの動きを敏感に捉えながら治療することが可能となっています。
また、従来のX線、γ線、電子線を使った放射線治療のみでは制御が困難である悪性黒色腫、骨肉腫、肝がんなどの治療に有効であると期待されているのが、サイクロトロンやシンクロトロンという粒子加速器を用いる高エネルギー陽子線および高エネルギー炭素線による粒子線治療(重粒子線治療)です。

こうした放射線治療は免疫力を下げにくい特徴があるため、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法との相性が良いことが分かってきています。

無血清培養

ヒトや動物由来の血清を使用しない培養方法。
ウイルスなど既知あるいは未知の病原体の二次感染を防止できます。
ヒトの細胞の培養において無血清での細胞培養は技術的なハードルが高いのですが、細胞療法の場合、生きている細胞を利用するため殺菌や消毒ができません。
したがって感染症の可能性を避けるために、安全第一の観点から無血清培養が必要にあります。

免疫

人間には生まれつき免疫とよばれる働きが備わっており、体の中に侵入した細菌やウイルスを、体の中から取り除く働きがあります。
予防注射もこの原理を応用したもので、例えば「はしか」の予防注射を行って免疫をつけると「はしか」のウイルスは体の中に入ってこられなくなります(排除されます)。
体の免疫は、がんができたり転移したりすることとも密接な関係があります。
体の免疫力が低下した状態、たとえば後天性の免疫不全症候群(エイズ)や臓器移植の時に投与される薬によって生じる、免疫の抑制された状態では、がんができやすくなることが知られています。

がんは通常、手術や抗がん剤、放射線で取り除こうとするのが一般的ですが、近年はこれとは別に、人間の体に生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、免疫の力を強めたりすることでがんの発症や進展を抑えようとすることが試みられています。
これががん免疫療法と呼ばれているものです。

免疫療法

○特異的がん免疫療法
※特異的免疫(獲得免疫)を利用した免疫療法です。
 主な治療法
 樹状細胞ワクチン療法、がんペプチドワクチンなど

○非特異的がん免疫療法
※非特異的免疫(自然免疫)を利用した免疫療法です。
 主な治療法
 活性化リンパ球療法、BRM療法、活性NK細胞療法

免疫細胞療法

がんは通常、手術や抗がん剤、放射線療法で取り除くのが一般的ですが、近年はこれとは別に、がん細胞を攻撃する機能を持つ免疫細胞を体外に取り出し、専門の培養施設で加工・処理することで大量に数を増やし、機能を付加した上で再び体内に戻すことでがんの発症や進行を抑える治療が試みられています。
これが免疫細胞療法と呼ばれている治療です。

陽子線治療

陽子線治療は、がんの部分だけ(ピンポイント)に照射してがん細胞を攻撃するので、正常組織を傷めない治療です。
外科手術に劣らない治癒率であることから期待されているがん治療の一つです。
これまでのX線治療では、病巣に向けて照射されたX線は、体の表面近くで放射線量が最も高く、体の深くにあるがん病巣に近づくにつれて、その量は減少していきます。
そのために、がん細胞への効果は薄くなり、しかも周辺の正常組織を傷めるために副作用を起こすことになますが、陽子線の場合、X線と比べて、ターゲットへより正確にエネルギーを運ぶことができるという特徴があります。

ライセート

セレンクリニックでいうライセートは、腫瘍(しゅよう)ライセートを略したもので、腫瘍溶解液を意味します。
腫瘍溶解液とは、がん組織(がん細胞)を人工的に溶かした液をいいます。これを樹状細胞に取り込ませることによって、そのがんに対する免疫反応を起こさせるようにします。

ラジオ波

ラジオ波治療は、鉛筆の芯くらいの太さのラジオ波電流を発生する針をCTや超音波の画像を見ながら腫瘍のなかに挿入し、電流を流して腫瘍を焼灼する方法です。
原理的には、電子レンジで火がないのに料理が暖まるのと同じで、ラジオ波により腫瘍内のイオンが振動運動を起こして熱が生じます。
がん細胞は熱に弱く、50~100度の熱が加わると細胞は死滅します。
針を刺すだけですので、外科的治療法に比べて患者さまの負担は少ないため、悪性腫瘍に対する新しいがん治療選択肢といえます。
ラジオ波療法は肝臓をはじめとして肺、頭頸部、気管、骨軟部などのがん治療にも応用され始めており、その有効性が報告されつつあります。

リンパ節

全身をめぐるリンパ管のところどころに、まるで関所のように陣取っているのがリンパ節です。
樹状細胞はリンパ管を通ってリンパ節に達し、そこで体の中の免疫を強力に活性化させます。

リンパ球

リンパ球は、白血球の一種で、大別して「T細胞」「B細胞」に分けられ、NK細胞などの自然免疫反応をかいくぐってきた異物(がんなど)に対して、より直接的な免疫反応(特異的免疫反応)を起こします。
胸腺で分化成熟したリンパ球はT細胞と呼ばれ、骨髄の中で分化成熟するのがB細胞です。

レントゲン

レントゲンとは、X線を用いて体内の様子を調べる画像検査です。

ワクチン療法

正常細胞にはなく(またはほとんどない)、がん細胞に特異的に存在する抗原(がん抗原)があることが明らかとなってきました。
現在までに多くのがん抗原が見つかっていています。
そのがん抗原を用いた治療がワクチン療法です。
具体的にはがん抗原(がんのペプチド)に免疫反応を増強させる補助物質を混ぜて、皮下に注射するという方法です。

ワクチン

ワクチンとは、生体が本来持っている異物に対し反応する体の仕組みを利用た薬剤のことです。
つまり、感染症をはじめとしたさまざまな異物に対して、あらかじめ「免疫力」あるいは「免疫記憶」を作らせておく薬剤のことをいいます。

2011年2月17日

当クリニック院長が登場する書籍が発売されました

当クリニック院長が登場する書籍「医師が選んだ免疫細胞療法」が発売されました。

医師が選んだ免疫細胞療法
当クリニック院長 高橋医師他、7人の免疫療法に第一線で活躍されている医師が語るがん樹状細胞ワクチン療法のすべてが書かれた新刊発売。

「免疫力を上げるとがんにいい」ということは、長年言われてきましたが、その仕組みの詳細がわからないまま、がんは不治の病として扱われてきました。しかし今、「抗原」=がんの印の発見により、免疫によるがん治療のあり方は、大きく変わろうとしています。2010年、アメリカでは、自己の細胞を用いた免疫療法が世界で始めて保険適用になりました。

漠然と「免疫は体にいい」と思われていた時代から、「戦略的にがんだけをたたく」時代へ。最先端の臨床の現場で患者さんと向き合う専門医7人が、がん種別に治療の成果を語ります。

▼監修
慶應義塾大学名誉教授 川田志明
▼本書に登場する先生
セレンクリニック 高橋秀徳
九段クリニック 阿部博幸
札幌北楡病院 小笠原正浩
新横浜かとうクリニック 加藤洋一
東京ミッドタウン先端医療研究所 田口 淳一
花園クリニック 楢崎幹雄
クリニックサンルイ 三石瑤子

●発売日: 2010年9月24日(金)
●タイトル:医師が選んだ免疫細胞療法(幻冬舎)
●金額:1,260円
●ご購入はこちらから。

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年末年始休診のお知らせ

ニュースとお知らせ12月30日(木)~1月4日(火)まで休診いたします。
年始は1月5日(水)から通常通り診療いたします。
医療相談のお申し込みに関しましては、1月5日(水)以降確認のご連絡をさせていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、予めご了承下さい。

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テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』に紹介されました。

ニュースとお知らせテレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』(放送日:2010年12月20日)の特集『第4のがん治療』において、樹状細胞ワクチン療法及び当院が技術提供を受けておりますテラ株式会社が紹介されました。

【番組名】テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』「特集」コーナー内

【放送日】2010年12月20日(月)

【番組公式サイトURL】
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/img20101220_wb_o1.html

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ニュースとお知らせ

ニュースとお知らせ 2011.08.22
 当グループにて行われた樹状細胞ワクチン療法の臨床成績が米国膵臓学会誌にて発表されました
2011.08.01
 2011年8月より、料金が一部変更になります
2011.05.27
 全国の地方紙において、樹状細胞ワクチン療法が紹介されました
2011.05.13
 九州朝日放送『ニュースピア』において樹状細胞ワクチン療法が紹介されました

2011年2月15日

ごあいさつ

樹状細胞ワクチン療法はじめまして。セレンクリニック名古屋院長の小林正学です。
セレンクリニック名古屋では、患者さまに最も適した免疫治療を提供するように努めています。

特に、最も得意とする「樹状細胞ワクチン」を用いたがん免疫療法は、本来身体に備わったがん細胞に対する免疫力を最大限に活性化することを目的とした最新のがん免疫療法で、それぞれの患者さまにあった独自のワクチンをつくるオーダーメイド治療です。

がんと免疫の関係

樹状細胞ワクチン療法免疫とは「疫(病気)を免れる」と書きますが、これは私たちの体が生まれつき持っている病気から身を守る能力のことをいいます。
たとえば風邪は原因の約8割がウイルスによるものと考えられていますが、ウイルスを吸い込むと必ず風邪を引くわけではありません。
私たちの体内にはウイルスから身を守る免疫が備わっているからです。

私たちの体内では1日に約5000個の細胞が"がん化"しており、この脅威に常にさらされていますが、すべての人ががんになるわけではありません。
それは、風邪のときと同様に、身体に生まれつき備わっている免疫力によって、がん細胞を排除する仕組みがきちんと働いているからです。

2011年2月14日

Q、「樹状(じゅじょう)細胞」って、何ですか?

樹状細胞

A、周囲に枝のようなもの(樹状突起)が伸びている姿から、この名前
が付けられました(図)。

がん細胞の目印を最初に体内で認識し、その情報を兵隊役にあたる
リンパ球に伝える大変重要な役割を担っていることがよく分かっています。


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近年話題になっている"がんペプチドワクチン"とは、インフルエンザワクチンと同じように、
がん細胞独自の目印(がん抗原)を身体に注射すれば、体内の免疫細胞ががん細胞を
正しく認識できるようになるのではないかという治療アプローチです。
しかし、実際の治療効果としては、ただ単純に「がんの目印」を身体に注射するだけでは
必ずしも体内の免疫細胞が認識してくれるわけではない、ということが報告されています(*)。
(*)Rosenberg SA. Nature Medicine 2004

そこで、世界的に注目されているのが「樹状(じゅじょう)細胞」の役割です(*)。
(*)Nestle FO. Current Opinion in Immunology 2005

それならばと、体内に存在する樹状細胞の元となる細胞をいったん体外に取り出して、
培養室で樹状細胞を作り出し、この樹状細胞に「がんの目印」をあらかじめ認識させた
状態にしたもの(=樹状細胞ワクチン)を、再びからだに注射して戻すという
治療法が開発されました。

これが、"樹状細胞を用いたがんワクチン療法「樹状細胞ワクチン療法」″です。

2011年2月10日

人工抗原樹状細胞ワクチン療法

人工抗原樹状細胞
ワクチン療法とは?
人工的に合成したがんの目印(人工抗原)を使用できる方が対象になります。 使用する人工抗原には、がん抗原としての優先度が最も高いと評価された「WT1」の一部である「WT1ペプチド*」をはじめ、個々の患者さまのがんの種類や血液検査、組織検査などの指標に基づいて、数種類の中から選択して使用します。
*「WT1ペプチド」を用いた樹状細胞ワクチン療法は、樹状細胞ワクチン療法の研究開発企業であるテラ㈱が独占実施権を保有している為、セレンクリニックをはじめとした、テラ㈱提携医療機関のみで受けられる治療です。
治療の流れ 1.患者さまから成分採血(アフェレーシス)によって得られた樹状細胞のもととなる細胞を、樹状細胞へと培養していきます。
2.培養途中で患者さまのがんに特徴的な人工抗原(人工のがんの目印)を樹状細胞に加えることで、樹状細胞にがんの特徴を認識させます。
3.さらに培養を続け、リンパ球(攻撃部隊)を教育できる、能力の高い樹状細胞へと成長させます。(成分採血からワクチン完成まで約3週間かかります)
4.樹状細胞ワクチンを、脇や股といったリンパ節が集まっている皮膚の近くに皮内注射します。(2週間毎に5~7回注射します)
5.注射された樹状細胞は体の中で、記憶した患者さまのがんの特徴をもとに、リンパ球にそのがんだけを攻撃するように指令を出します。
6.指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんを狙って攻撃します。
他の治療との併用 ほぼすべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線療法、緩和医療、など)との併用が可能です。
準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト
※上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。
備考 人工抗原樹状細胞ワクチン療法を受けられない患者さまには、局所樹状細胞ワクチン療法または活性化リンパ球療法をご検討いただけます。

Q、治療をずっと先まで続ける必要がありますか?

A、セレンクリニックでは、1セット5~7回の投与を終了した時点で、免疫機能検査や免疫反応、画像検査や腫瘍マーカーなど、できるかぎり客観的指標に基づいて治療の効果判定を行い、今後の治療方針を患者さまと相談していきます。

ワクチンの特性上、目的とするがんの目印に対する免疫反応が一度体内に記憶されてしまえば、少なくともそれが維持されている間は、繰り返しワクチンを投与する必要はないと考えられています。

ただし、さまざまな要因によって個人差が生じることが分かっています。
例えば、ワクチンは、患者さまの細胞を用いて作製することから、ワクチンの質や本数は成分採血(アフェレーシス)時の個々の患者さまの体調によって影響を受けます。
また、ワクチン投与後の効果がみられるまでにかかる時間や効果の持続期間なども個々の患者さまの体内環境や免疫状態、がんの状況などによって影響を受けることが分かっています。
以上の理由から、セレンクリニックでは治療効果を最大限に引き出すため、1セット投与終了後も、できるかぎり客観的な指標に基づいて、免疫とがんの勢いのバランスを考えながら治療方針を検討していきます。
がん免疫の視点から継続的に、また、責任を持って個々の患者さまのがん診療を担当させて頂くよう、スタッフ一同心掛けております。

Q、治療にあたり、事前に主治医に伝える必要がありますか?

A、セレンクリニックの治療を実際に開始される際には、主治医には必ずご了解をいただいた上で、治療をお引き受けするようにしております。そのため、主治医に了解いただくためのサポートもしておりますので、ご相談ください。

個々の患者さまにとって最適ながん治療プランを構築していくためには、ただ単にこれまでの正確な診療情報や現状評価があれば良いという訳ではなく、がんの病態や治療の効果・副作用評価を「継続的かつ客観的に」行っていくことが必要です。

また、がんはあくまで全身病ですので治療の成否に関わらずさまざまな体調の変化が起こり得ます。したがって、信頼できる保険診療医療機関における継続的な診療体制との密な連携に基づいて、初めて成り立ちます。

しかしながら、セレンクリニックのがん免疫療法のように「現状では我が国の保険診療で認可されていない医療」に対する主治医の理解は必ずしも容易に得られるとは限りません。
なぜなら、自分の病院で行われていない医療については、よほどの経験や知識・関心がなければそれがどういう治療なのか医師は判断しようがないからです。
特に、がんの免疫療法の中には、医療とは無縁なものまで様々なものが存在します。
患者さまの医療に責任感をもって対応されている主治医ほど、そのような"怪しげなもの"に反対するお気持ちが生じるのはある意味自然な事です。

セレンクリニックではご希望に応じて、主治医にもできる限り詳細にご理解頂けるよう、個々の患者さま個々の病状やお考えに基づいた具体的な治療プランに関する医学的な診療情報提供書をご用意することが可能です。
あらかじめ主治医に相談することがためらわれる場合には、まずはセレンクリニックの医療相談を利用して、ご自身が充分に納得された上で、また、必要に応じてこちらで作成した主治医宛の診療情報提供書とともに、主治医と御相談下さい。

最初は遠回りに思えるかもしれませんが、結果的にはこの過程を経ることが御自身にとって最適ながん医療の構築につながるはずです。スタッフ一同、全力でこれをサポートさせていただきます。

Q、セレンクリニックならではの特長は何ですか?

セレンクリニックならではの樹状細胞ワクチン療法の特長は2つあります。

A-1、実際に樹状細胞ワクチン療法を受ける場合、どの「がんの目印(抗原)」を用いるかが特に重要です。
世界中の専門家によって「がんの目印(抗原)」の評価が行われておりますが(*)がん抗原の一つ「WT1」は、このランキングで第1位(*)(特異的がん免疫療法に、最も優先的に用いるべき人工抗原)に位置づけられており、セレンクリニックではこの「WT1」の一部である「WT1ペプチド」を使用することが可能です。
※セレンクリニックは、WT1ペプチドを細胞治療に応用する独占実施権を保有するテラ(株)から使用許諾を得ている数少ない医療機関です。
(*)Cheeve MA. Clinical Cancer Research 2009


A-2、セレンクリニックのもう一つの特長として、質の高い樹状細胞ワクチンを作製するために必要となる専門細胞培養施設、専門スタッフ、およびそれを厳格に運営するためのシステムが挙げられます。

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A-1、の詳細はこちら

樹状細胞ワクチンを作製する際に、どのような「がんの目印」が使用できるかについては、個々の患者さまのがんの種類やその時の状況によって、実際にはさまざまな制約を受けます。

例えば、自己のがん組織を用いるためには、手術でがん組織を切除する前にさまざまな準備をしておかなければなりませんし、多くの患者さまの場合、手術でがん組織を確保できるとは限りません。
この場合、人工的に合成したがんの目印(人工抗原)を用いることになりますが、個々の患者さまのがん細胞が持っている目印(人工抗原)を用いる必要があります。

現在、世界中でさまざまな人工抗原が開発されておりますが、セレンクリニックでは、世界的に特に有用と考えられるいくつかの人工抗原を選択して使用しています。
特に、「WT1ペプチド」という人工抗原は、ほぼ全てのがんが持っている目印であるため、これを用いることで多くの患者さまに樹状細胞ワクチン療法を受けていただくことが可能です。

セレンクリニックの最大の特長としては、この「WT1ペプチド」を樹状細胞ワクチン療法に用いることが可能(独占実施権保有)だということです。
これにより多くのがん患者さまに最先端の樹状細胞ワクチン療法を受けていただけます。

なお、セレンクリニックは、日本で初めてクリニックとして「WT1ペプチド」を用いた樹状細胞ワクチン療法を開始した医療機関です。
また、これまでに樹状細胞ワクチン療法の症例数が800以上と、一医療機関としては世界最大規模の実績をもつ医療機関です。

A-2、の詳細はこちら

セレンクリニックでは、テラ株式会社との技術提携により、細胞治療分野で日本の先駆的な研究室である東京大学医科学研究所(細胞プロセッシング寄附研究部門:2008年8月にて終了)で構築された、高度な細胞治療技術・システムを導入しております。特に、ワクチンを作製する工程は、欧米の学術論文の厳しい審査を経た、科学的信頼性の高い確かな技術を導入し、GMP*(Good Manufacturing Practice)グレードの厳格な施設で培養を行っています。

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Q、「がんの目印」とは何ですか?

A、免疫細胞は、相手の細胞が「がんの目印」を持っているかどうかによって、がん細胞かどうかを判断します。
このようながん細胞の証拠となる「がんの目印」を、専門的には「がん抗原(こうげん)」と呼びます。
体内の免疫細胞が、がん細胞を攻撃するためには、まず攻撃する相手が「がん細胞であること」を認識する必要があります。
このときに必要なのが、正常細胞には存在せず、がん細胞だけが持っている「がんの目印(抗原)」です。

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がん抗原とは?

例えば、インフルエンザワクチンは、ウイルス独自の目印をからだに注射することによって、からだの免疫がインフルエンザウイルスを認識できるように記憶するための治療(=ワクチン)です。
これと同じ考えに基づいて、「がん細胞独自の目印(がん抗原)」を注射すれば、体内の免疫細胞ががん細胞を正しく認識できるようになるのではないかという治療アプローチが、近年話題になっている"がんペプチドワクチン"の理論です。

しかしながら、もともとがん細胞は、自分の身体の正常細胞が突然変異したものですから、従来の科学技術では正常細胞とがん細胞のわずかな違いを見極めることができませんでした。
このため、「がんの目印(抗原)」は、従来は手術で摘出したがん組織から抽出した「自己のがん抗原」を用いるしかありませんでした。しかし90年代以降さまざまな「がんの目印」が発見され、人工的に合成することが可能になってきました。
これを「人工抗原」と呼びます。現在は世界中でさまざまな「人工抗原」が合成される時代となり、臨床研究が始まっています。

確かに「がん抗原」を身体に注射するがんペプチドワクチンの理論は大変期待されているのですが、実際の治療効果としては、ただ単純に「がんの目印」を身体に注射するだけでは、インフルエンザワクチンのように必ずしも体内の免疫細胞が認識してくれるわけではないことが報告されています(*)。
(*)Rosenberg SA. Nature Medicine 2004

その一つの理由として、がん細胞は、免疫から逃れるために自分の目印を隠そうとする「したたかさ」を持っていることが分かってきています。
そこで、がんワクチンとして用いるがん抗原は、身体のがん細胞がその目印を確実に持っていることだけではなく、がん細胞が隠す事が難しい目印を選択することが重要です。現在、このようないくつかの客観的指標に基づいて、優先的に用いるべき人工抗原はどれかについて、世界ランキング評価が行われています(**)。
なお、「WT1」は、この世界ランキングにおいて「第1位(最も優先的に用いるべき人工抗原)」に位置づけられており、セレンクリニックではこの「WT1」の一部である「WT1ペプチド」を使用することができます。
(**)Cheeve MA. Clinical Cancer Research 2009

WT1ペプチドの詳細はこちら

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Q、樹状細胞ワクチン療法と他のがん免疫療法の違いは?

A、がん免疫療法は、「特異的な治療かどうか」と「細胞を用いる治療かどうか」の2つの視点から、大きく4つに分類されます(下図をご参照下さい)。
樹状細胞ワクチン療法は、がん細胞だけを狙って攻撃する(特異的)、患者さまご自身の細胞を用いた最先端のがん免疫療法です。

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樹状細胞ワクチン療法は、(1)がん細胞に「特異的」に作用し、かつ(2)「細胞を用いている」という2つの大きな特徴を持つ点で、他のさまざまながん免疫療法と異なります。特に、その有効性に関する質の高いエビデンスが存在するがん免疫療法として、世界で注目されています。また、従来の抗がん剤のような重い副作用の心配がなく、QOL(生活の質)を維持しながらがん治療を行うことが可能です。

がん免疫療法の歴史

(1)がんに「特異的」に作用する(=特異的がん免疫療法)
「特異的」とは、がん細胞だけを狙って攻撃するという意味です。
これに対して、例えば通常の治療として用いられている抗がん剤は、正常な細胞にも影響しているため、白血球減少や粘膜障害、脱毛などさまざまな副作用が生じてしまいます。

21世紀に入り、「いかにして正常細胞に影響なく、がん細胞だけを攻撃するか」という「特異的」アプローチが、最新の科学や医学を駆使することでようやく医療現場で実現可能になってきました。
最新の抗がん剤「分子標的治療薬」は、がん細胞だけが持っている特異的な目印に対して作用する「特異的」抗がん剤として注目を集めています。

この流れは、同様にがん免疫療法の分野でも起こってきました。以前の「非特異的な」免疫療法では、からだ全体の免疫活性化しかできませんでしたが、90年代後半以降、がん細胞に特異的に作用し、免疫を高めようとする「特異的がん免疫療法」へと進化していきました。
これが、近年話題になっている"がんペプチドワクチン"であり、〝樹状細胞を用いたがんワクチン療法(樹状細胞ワクチン療法)″です。
すなわち「特異的がん免疫療法」とは、インフルエンザワクチン(ウイルス独自の目印を身体に注射する治療)のように、「がん細胞独自の目印(がん抗原)」を身体に注射することによって、体内の免疫細胞が、がん細胞だけを正しく認識できるようにするための治療法として開発されたのです。

(2)「細胞を用いる」免疫療法(=がん免疫細胞療法)
「細胞を用いる」とは、体内に存在する免疫細胞を利用したがん治療を意味します。
免疫細胞を用いたがん治療は、80年代の「活性化リンパ球療法」の出現とともにその治療効果が大変期待されました。これは、リンパ球ががん細胞を排除するのに最も重要な免疫細胞であることが判明したことによるもので、以降米国を中心に莫大な研究費が投じられてその有効性についての研究が長年行われてきていますが、活性化リンパ球療法単体での有効性はまだ明らかになっていません。

セレンクリニックが専門とする「樹状細胞ワクチン療法」は、特異的がん免疫療法の一つである"がんペプチドワクチン"を、自己の細胞(樹状細胞)を用いることによってさらに進化させたものです。すなわち最先端の「細胞を用いた特異的がん免疫療法」であり、これを、特異的がん免疫細胞療法と呼びます。として、現在、世界中で注目され、研究されています。

これまでの非特異的がん免疫療法は、単独で進行がんに対する有効性が証明されませんでした。
また、特異的がん免疫療法の一つ「がんペプチドワクチン」も、その有効性は期待されたほどの効果が得られていないと報告されています(*)。
(*)Rosenberg SA. Nature Medicine 2004

ところが2010年、米国の臨床試験において「特異的がん免疫細胞療法」である、樹状細胞を用いたワクチン療法による延命効果が明確に証明されたことを受け、米国で、前立腺がんに対する免疫療法が国レベルで承認されました(**)。
(**)Philip W. New Englanld Journal of Medicine 2010

このように、がん免疫療法の中で、唯一その有効性に関する質の高いエビデンスが存在する「特異的がん免疫細胞療法」である「樹状細胞ワクチン療法」は、世界中でより一層研究開発が行われるようになりました。

すなわち、この樹状細胞ワクチン療法は、
(1)特異的ながん免疫療法であること(正常細胞への影響なくがん細胞だけに特異的に作用する)、かつ
(2)細胞を用いたがん免疫療法であるため、副作用が少ないこと(自分自身の免疫細胞を用いてワクチンを作っている)、という大きな2つの特長で、他のさまざまながん免疫療法とは異なります。
現在、有効性に関する質の高いエビデンスが存在する唯一のがん免疫療法として世界で注目されているのです。

この治療法の特徴としては、自身の細胞を用いるため、専用の細胞培養施設や一定レベル以上の技術を持った専門スタッフが求められ、通常の薬剤のような大量生産ができないことです。我が国においても小規模の臨床試験は始まっていますが、より多くの患者さまに保険診療として提供できるようになるには、まだしばらく時間がかかるものと思われます。

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2011年2月 9日

治療説明会 開催案内

2011年1月29日(土)最新がん免疫細胞療法セミナー
※盛況のうちに終了いたしました。

さる1月29日(土)、東京池袋サンシャインシティ文化会館におきまして、最新がん治療セミナー「あきらめないがん治療」(主催:テラ株式会社)が開催されました。

当日は、ホリスティック医療の第一人者として名高い医療法人直心会 帯津三敬病院 名誉院長 帯津良一先生と、当院の高橋秀徳院長による講演を行いました。

帯津良一先生には、「ホリスティック医学のこれから ―場の戦略―」という演目で、「自然治癒のための場の重要性」、「治療の戦略」、「医療者の死生観」について、豊富なご経験の中からご説明いただきました。

高橋秀徳先生には、標準治療と呼ばれる3大がん治療の限界、これから求められる医療、そして免疫の力でがんをたたく当院の治療「樹状細胞ワクチン療法」についてご説明いただき、実際の症例を交え、講演していただきました。

参加者の方々からは質疑応答時間に多数の質問を寄せていただき、盛況のうちに終了することができました。まことにありがとうございました。

2011年2月 8日

費用例

あくまで参考例となります、実際の治療の組み合わせにつきましては患者さまのご希望をふまえ、医師と相談のうえ決めています。
セレンクリニック名古屋のがん治療は自由診療のため治療費は自己負担となりますが、所得税の還付が受けられる医療費控除の対象となります。
費用例

2011年2月 3日

小林 正学 メッセージ

小林 正学 歯学博士セレンクリニック名古屋院長
がん免疫療法医療相談
がん免疫療法専門外来

平成14年 富山大学 医学部 卒業。
卒業後、名古屋市立大学 第2外科に入局。
平成15年より中野胃腸病院、平成17年にトヨタ記念病院 外科を経て、
平成19年より名古屋市立西部医療センター 城北病院 外科副部長に就任。
平成22年より当クリニックに常勤。


<自己紹介>
はじめまして。セレンクリニック名古屋院長の小林正学です。

私は外科専門医として手術・抗がん剤治療を8年間行い、がん治療の最前線を経験してきました。がん治療は年々進歩しており、特に腹腔鏡手術や分子標的治療は、私が研修医の頃には考えらなかったほど発展しました。しかし、実際に外科医として治療をしていくうちに、がんは非常に手強い敵であり、進行がんや再発がんに対する治療は未だ満足できない状況だと実感しました。また、抗がん剤の副作用で苦しみ、治療を中断せざるを得ない患者さまも大勢みてきました。

このようながん治療の中で私は、同じ種類・同じ進行度のがんでも治療効果が得られやすい方と得られにくい方がいらっしゃることに気付き、その違いには免疫力が強く影響しているのではないかと考えました。実際に当クリニックで免疫機能検査を行うと、免疫状態は個人差が大きく、その中でも免疫力が高い方は治療経過が良好な傾向にあるようです。また、治療により免疫が向上するとQOL(生活の質)が高められることも多く、なかには抗がん剤の副作用が軽減したと喜ばれる方もいらっしゃいます。そのために、今はがん治療において免疫力の改善が非常に重要なポイントになると感じています。

私は標準治療を否定する立場ではありません。むしろ標準治療を行いながら御自身の免疫も向上させて、より治療効果をあげていきましょう、という考えです。セレンクリニック名古屋では最新世代の免疫療法である「人工抗原(WT1等)を用いた樹状細胞ワクチン治療」をはじめとした国内トップクラスの治療を提供できます。そして、より進んだオーダーメイドの免疫治療を提供していくためにも、免疫機能評価を行い、患者さまに最も合ったがん治療を提供するように努めています。がん治療を患者さまと一緒に、あきらめずに考えていきたい、そういう思いでスタッフ一同、一生懸命励んでおります。是非お気軽にご相談ください。


<経 歴>
 日本外科学会専門医
 日本消化器内視鏡専門医
 マンモグラフィー読影医
 日本消化器病学会会員
 日本がん治療学会会員
 日本輸血・細胞治療学会員


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費用について

当クリニックの治療は自由診療のため全額自己負担となります。
医療費控除について

医療相談
医療相談
10,500円(税込)
初診料
初診料
10,500円(税込)

再診料
再診料(診察料)
3,150円(税込)

樹状細胞ワクチン療法
1セットの治療費(アフェレーシス1回+ワクチン作製費5~7回の合計金額)
1,470,000円(税込)~

・セレンクリニック名古屋の樹状細胞ワクチン療法:

  • ・セレンクリニック名古屋の樹状細胞ワクチン療法は学術論文(科学的な根拠)に基づいて、5~7回のワクチン投与を1セットとして提供しています。
  • ・1セットにつき1回の成分採血(アフェレーシス)を行います。
  • ・ワクチンを作成する際に用いる人工抗原の種類によって、上記料金のほかに別途人工抗原費用が必要になります。

活性NK細胞療法
1治療あたり
262,500円(税込)

活性化リンパ球(LAK)療法
1治療あたり
199,500円(税込)
BRM(免疫機能補助)療法
BRM(免疫機能補助)療法
2,625円(税込)~
  • 治療費は、BRM(免疫機能補助)療法に用いる薬剤の種類、使用量によって異なります。

医師紹介

小林 正学

小林 正学 /セレンクリニック名古屋院長

セレンクリニック名古屋院長
がん免疫療法医療相談
がん免疫療法専門外来

平成14年 富山大学 医学部 卒業。卒業後、名古屋市立大学 第2外科に入局。平成15年より中野胃腸病院、平成17年にトヨタ記念病院 外科を経て、平成19年より名古屋市立西部医療センター 城北病院 外科副部長に就任。平成22年より当クリニックに常勤。

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外来医師一覧表

 
完全予約制
10:00~17:00
※1
小林 小林
坂部(※2)
坂部 小林 小林 小林 ※3

※1 診療時間は、日によって異なることもございますので、お電話にてお問い合わせください
※2 午前のみの診療となります。
※3 第2・4・5土曜は休診となります。

2011年2月 2日

約4,950例に及ぶ圧倒的な症例実績

当クリニックが技術提供を受けるテラ株式会社の契約医療機関における症例数は、2005年から2011年の間で4,950症例以上(*)の実績があります。

(*)2011年12月末時点の実績です

症例実績

2011年2月 1日

BRM(免疫機能補助)療法

BRM(免疫補助)
療法とは?
BRMとは「Biological Response Modifier」の略で体の中の免疫環境を整えるために用いられる治療アプローチを総称した概念です。このアプローチは、具体的にはさまざまな治療法が含まれます。BRM療法の主な役割は、がん免疫療法の中心である「樹状細胞ワクチン療法」を補助することです。
適応 ・樹状細胞ワクチン療法を受けられる患者さまで、BRM(免疫機能補助)療法で使用する薬剤にアレルギーをお持ちでない患者さま
方法 BRM療法は、活性化リンパ球療法と同様、単独での有効性が明確に示されているわけではありません。しかし、この療法を併用することで、抗がん剤の副作用で低下してしまった免疫力を回復させ、樹状細胞ワクチン療法の効果がより一層発揮されやすい体内環境をつくる効果が期待されています。この治療の必要性については、樹状細胞ワクチンを投与した後の反応や、免疫機能検査の結果に基づき、できるかぎり客観的に判断していきます。
他の治療との併用 ほぼすべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線療法、緩和医療、など)との併用が可能です。
準備いただくもの ・血液検査データ
治療前から現在にいたるまでの血液検査データが必要です。特に腫瘍マーカーは重要です。その他、感染症検査の結果もご準備ください。
・画像検査データ
レントゲン、CT、MRI、PET、PET-CTなど
・薬剤リスト
※上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。

活性化リンパ球療法

活性化リンパ球
療法とは?
活性化リンパ球療法は、血液中に存在するリンパ球を体外で殺傷力のあるリンパ球に刺激して体内に戻す治療法です。
適応 がん免疫療法を希望される患者さま(血液がんなど、一部適応とならないものがあります)
治療の流れ 1.患者さまの血液から得られたリンパ球を、体外で細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて攻撃力の高いリンパ球へと培養していきます(約1000倍に増えます)。約2週間で培養が完了します。
2.点滴などで活性化されたリンパ球を体内に戻して、がんを攻撃します。
他の治療との併用 ほぼすべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線療法、緩和医療、など)との併用が可能です。
準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト
※上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。

WT1標的リンパ球療法

WT1標的リンパ球
療法とは?
WT1標的リンパ球療法は、がん細胞が持つ特有の分子を用いて刺激し、それを持つがんに対する攻撃力を得た活性化リンパ球を大量に培養して投与します。このリンパ球は通常の活性化リンパ球療法とは異なり、がんを狙い撃ちする攻撃力を持ち合わせているため、がんを直接攻撃できる可能性が高くなります。
適応 ・いくつかの検査を行い、人工抗原が適合すると判断された患者さま
・がん免疫療法を希望される患者さま(血液がんなど、一部適応とならないものがあります
方法 1.患者さまの末梢血から得られたリンパ球を、培養の途中で患者さまのがんに特徴的な人工物(人工のがん抗原)を樹状細胞に加えることで、細胞にそのがんの特徴を覚え込ませます。
2.体外で細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて攻撃力の高いリンパ球へと培養(約1000倍に増えます)していきます。
3.点滴などで活性化されたリンパ球を体内に戻して、がんを攻撃します。
他の治療との併用 ・標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・当クリニックでは、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法、人工抗原樹状細胞ワクチン療法、活性化リンパ球療法、BRM療法、メトロノーム化学療法、血管新生抑制療法、分子標的薬のいずれかと併用しています。
準備いただくもの ・標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・当クリニックでは、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法、人工抗原樹状細胞ワクチン療法、局所樹状細胞ワクチン療法(免疫放射線療法)、BRM療法、メトロノーム化学療法(血管新生抑制療法、分子標的薬)のいずれかと併用しています。

治療の種類

当クリニックのがん治療は、がんだけを攻撃することができる「樹状細胞ワクチン療法」を中心とし、からだ全体の免疫力を上げる免疫療法を組み合わせることで効率よくがん治療を行う事を目的としています。

◆樹状細胞ワクチン療法の種類
人工抗原樹状細胞ワクチン療法
自己がん組織樹状細胞ワクチン療法
局所樹状細胞ワクチン療法


◆その他のがん免疫療法
活性NK細胞療法
活性化リンパ球(LAK)療法
BRM(免疫補助)療法

樹状細胞ワクチン療法

人工抗原樹状細胞
ワクチン療法
人工的に合成したがん細胞の目印(人工抗原)として使用する樹状細胞ワクチン療法です。 人工抗原を使用できる方が対象になります。 使用する人工抗原には、がん抗原としての優先度が最も高いと評価された「WT1」の一部である「WT1ペプチド*」をはじめ、患者さまのがんの種類や血液検査、組織検査などの指標に基づいて、数種類の中から選択して使用します。
*「WT1ペプチド」を用いた樹状細胞ワクチン療法は、樹状細胞ワクチン療法の研究開発企業であるテラ㈱が独占実施権を保有している為、セレンクリニック名古屋をはじめとした、テラ㈱提携医療機関のみで受けられる治療です
自己がん組織樹状細胞
ワクチン療法
手術でがん組織を採取し、それをがんの目印として使用する樹状細胞ワクチン療法です。 がん組織を採取可能な方が対象になります。なおこの治療を行うためには、薬剤処理を行う前の手術後間もない新鮮な状態のがん組織が必要となります。そのため、主治医の先生にご協力頂いて、手術直後に当方指定の容器に採取し、手術後24時間以内に当クリニックまでご持参頂く必要があります。詳細につきましては、事前にお問い合わせ下さい。
局所樹状細胞
ワクチン療法
樹状細胞をがんに直接注入する樹状細胞ワクチン療法です。がんに樹状細胞を直接注入することによって、樹状細胞ががんの目印を取り込みます。がん細胞の目印を取り込んだ樹状細胞はリンパ球に目印を教えることで血液中のリンパ球が注入した場所のがんだけでなく、体全体に散らばったがんをも攻撃します。

さらに当クリニックでは、胃がんや食道がんの手術が困難な患者さまに対して、内視鏡を用いた樹状細胞ワクチンの局所投与を行っています。消化器内視鏡専門医が治療を行っていますので、より安全に治療を受けていただくことができます。

自己がん組織樹状細胞ワクチン療法

自己がん組織樹状細胞
ワクチン療法とは?
手術でがん組織を採取し、それをがんの目印として使用する樹状細胞ワクチン療法です。がん組織を採取可能な方が対象になります。なお、自己がん組織としては、薬剤処理を行う前の、手術後間もない新鮮な状態のものが必要となります。そのため、主治医の先生にご協力頂いて、手術直後に当方指定の容器に採取して頂き、手術後24時間以内に当クリニックまでご持参頂く必要があります。詳細につきましては、事前にお問い合わせ下さい。
治療の流れ 1.患者さまからの成分採血(アフェレーシス)によって得られた樹状細胞のもととなる細胞を、樹状細胞へと培養していきます。
2.培養途中で、予め手術により取り出された自己がん組織を溶かしたもの(ライセート)を樹状細胞に取り込ませ、樹状細胞に患者さまのがん"そのもの"の特徴を認識させます。
3.さらに培養を続け、リンパ球(攻撃部隊)を教育できる、能力の高い樹状細胞へと成長させます。(成分採血からワクチン完成まで約3週間かかります)
4.樹状細胞ワクチンを、脇や股といったリンパ節が集まっている皮膚の近くに皮内注射します。(2週間毎に5~7回注射します)
5.注射された樹状細胞は体の中で、記憶した患者さまのがんの特徴をもとに、リンパ球にそのがんを攻撃するよう強力に指令を出します。
6.指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんだけを攻撃します。
他の治療との併用 ほぼすべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線療法、緩和医療、など)との併用が可能です。
準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。
備考 がん組織の量が多いほど、たくさんの樹状細胞ワクチンを作ることが出来ます。
十分な量のがん組織を採取、保管できなかった患者さまには、人工抗原樹状細胞ワクチン療法または局所樹状細胞ワクチン療法、活性化リンパ球療法をご検討いただけます。

局所樹状細胞ワクチン療法

局所樹状細胞
ワクチン療法とは?
局所樹状細胞ワクチン療法は、作製した樹状細胞をがん組織内に直接注入する治療法です。樹状細胞は、がん抗原(がんの目印)を最も効率よくキラーT細胞に提示する事ができる細胞です。がんに直接注入された樹状細胞は、そのがん細胞の一部を食べて、キラーT細胞に攻撃の標的となるがん抗原の情報を伝え、キラーT細胞がその抗原をもったがんを攻撃します。樹状細胞を直接投与する事により、「WT1」などの人工抗原に加え、「自分のがん抗原」も樹状細胞がキラーT細胞に情報を伝えますので、より治療効果が期待できます。
投与方法 局所樹状細胞ワクチン療法には2つの投与方法があります。
① 皮膚表面のがんに対して直接投与する方法。
皮膚の表面にあるがん(悪性黒色腫、皮膚転移、乳がんの皮膚浸潤など)に対しては、直接樹状細胞を注入します。ただし、悪性黒色腫に対しては、がんが広がらないように腫瘍の周りに投与します。

② 胃や食道のがんに対して内視鏡(※)を用いて投与する方法。
胃がんや食道がんで手術が困難な方に対しては、内視鏡を用いた投与を行っています。
特にセレンクリニック名古屋では、消化器内視鏡専門医が治療を行っていますので、より安全に治療を受けていただくことができます。
準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、
●上記の準備ができない場合でも医療相談は可能です。
備考 局所樹状細胞ワクチン療法を受けられない患者さまは、人工抗原樹状細胞ワクチン療法または活性化リンパ球療法をご検討いただけます。

内視鏡を用いた投与(※)セレンクリニック名古屋では、胃がんや食道がんで手術が困難な方に対して、内視鏡を用いた樹状細胞ワクチン投与を行っています。消化器内視鏡専門医が治療を行っていますので、より安全に治療を受けていただくことができます。





その他のがん免疫療法

活性NK細胞療法 活性NK細胞療法は、腫瘍細胞、ウイルス感染細胞などに対して強い殺傷能力(細胞障害活性)を示しすNK(ナチュラルキラー)細胞を患者さまの血液中から取り出し体外で大量に増殖・培養して体内に戻す治療法です。
活性化リンパ球療法 活性化リンパ球療法は、血液中に存在するリンパ球を体外で殺傷力のあるリンパ球に培養して体内に戻す治療法です。
BRM(免疫機能補助)療法 BRMとは「Biological Response Modifier」の略で体の中の免疫環境を整えるために用いられる治療アプローチを総称した概念です。BRM療法の主な役割は、がん免疫療法の中心である「樹状細胞ワクチン療法」を補助することです。

2011年1月12日

樹状細胞ワクチン療法とは

樹状細胞とは
樹状(じゅじょう)細胞とは、人間の体内に存在している、枝のような突起(樹状突起)を持つ細胞です。この樹状細胞は「がんに対する免疫の要(かなめ)」として、次のような非常に重要な働きを持つ免疫細胞であることが分かっています。

樹状細胞ワクチン療法
樹状細胞ワクチン療法樹状細胞は、がんの目印を体内で見つけ、その情報をリンパ球などに伝える役割を持っています。
この能力を利用し、樹状細胞の元となる細胞(単球)を体外に取り出し、樹状細胞へ育てた後「がん細胞の目印」を認識させ、ワクチンとして再び体内に戻す治療法が注目されています。
これが、当クリニックが専門とする、″樹状細胞を用いたがんワクチン療法″=″樹状細胞ワクチン療法″です。

樹状細胞ワクチン療法について


ほぼ全てのがんに存在しているがん抗原「WT1ペプチド」
WT1ペプチドWT1ペプチドは、大阪大学大学院 杉山治夫教授の研究により、ほぼ全てのがん(白血病を含む)に存在する事が分かったがん抗原(がんの目印)の一つです。現在は、WT1ペプチドを用いた免疫療法の臨床試験が始まっています。

なぜ「樹状細胞ワクチン療法」と組み合わせるのか?

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当クリニックのがん治療免疫細胞療法とは樹状細胞ワクチン療法WT1ペプチド
治療の種類治療の流れ治療の費用医療費控除について
症例報告よくあるご質問(Q&A)用語解説ニュースとお知らせ

お問い合わせ・ご相談

医療相談 お問い合わせの詳細はこちら セレンクリニック名古屋

治療の種類と流れ

治療の種類
治療の種類セレンクリニック名古屋ではがんだけを攻撃することが出来る「樹状細胞ワクチン療法」を中心とし、からだ全体の免疫力を上げる免疫療法を組み合わせることで効率よくがん治療を行う事を目的としています。患者さま一人ひとりに合わせて標準治療を考慮したオーダーメードのがん治療計画をご提案いたします。

治療の種類について


樹状細胞ワクチン療法の流れ
治療の流れ当クリニックで行っている樹状細胞ワクチン療法の流れについてご説明いたします。

治療をご検討の方は、当クリニックにお電話ください。
医療相談のご予約をお取りいたします。

樹状細胞ワクチン療法の流れについて

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治療の種類治療の流れ治療の費用医療費控除について
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悪性黒色腫(メラノーマ)の最先端治療

このページをご覧いただいているのは、悪性黒色腫(メラノーマ)と診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

悪性黒色腫(メラノーマ)のがん治療は、標準治療である手術、抗がん剤が中心になりますが、最近では新しい治療法や治療薬、さらにそれらを組み合わせた併用療法が次々と実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、抗がん剤などの標準治療で悪性黒色腫(メラノーマ)を克服されていますが、一方、標準治療だけでは太刀打ちできない悪性黒色腫(メラノーマ)が多いこともまた事実です。

悪性黒色腫(メラノーマ)が、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

セレンクリニックでは標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な悪性黒色腫(メラノーマ)の克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法(活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法(樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法など)があります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、悪性黒色腫(メラノーマ)に対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が有効であることが、国内外の研究で明らかになっています。

当クリニックでは、日本ではじめて自分のがん組織を利用した悪性黒色腫(メラノーマ)に対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

手術、抗がん剤が困難な悪性黒色腫の患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)に対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例が認められています。

もちろん、自分の免疫細胞を用いた治療なので副作用もほとんど無く、この治療によって日常生活に支障をきたすことはありませんでした。

甲状腺がんの最先端治療

このページをご覧いただいているのは、甲状腺がんと診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

甲状腺がんの治療は、一般的に手術、抗がん剤、放射線療法の三大療法が中心になりますが、最近では新しいがん治療法として注目されている、樹状細胞ワクチン療法や新規抗がん剤治療薬、さらにそれらを組み合わせた併用療法が次々実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、抗がん剤、放射線治療などの標準治療でがんを克服されていることも事実ですが、一方、標準治療だけでは太刀打ちできない甲状腺がんが多いこともまた事実です。

甲状腺がんが、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

セレンクリニックでは、標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは対応できない甲状腺がんの克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法である活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法、そして第四世代といわれるがん免疫療法の一つである樹状細胞ワクチン療法などがあります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、甲状腺がんに対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が有効であることが、国内外の研究で明らかになっています。

当クリニックでは、日本ではじめて自分のがん組織を利用した甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学の技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して、国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

標準治療だけでは困難な甲状腺がんの患者さまへ

東京大学医科学研究所(先端診療部)で行われた甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、すべての症例において、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤いずれも効を成さなかった、すなわち標準治療ではまったく手に負えなくなった末期の患者さまを対象に、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

もちろん、自分の免疫細胞を用いたがん治療なので副作用もほとんど無く、この治療によって日常生活に支障をきたすことはありませんでした。

樹状細胞ワクチン療法は、患者さまのがん細胞の特徴をご自身の樹状細胞に記憶させることにより、そのがんに対する免疫を強力に活性化させる治療法になりますので、患者さまの甲状腺がんの組織の入手が可能でしたら、それを利用して樹状細胞ワクチン療法を行うことができます。

脳腫瘍の最先端治療

このページをご覧いただいているのは、脳腫瘍(神経膠腫/髄膜腫/下垂体腺腫/神経鞘腫/頭蓋咽頭腫/胚細胞腫/転移性脳腫瘍)と診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

脳腫瘍のがん治療は、標準治療である手術、抗がん剤、放射線治療の三大療法が中心になりますが、最近では標準治療以外の新しいがん治療法やがん治療薬、さらにそれらを組み合わせた併用療法も次々と実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、抗がん剤、放射線治療の三大療法に代表される標準治療で脳腫瘍を克服されていますが、一方、標準治療だけでは太刀打ちできない脳腫瘍が多いこともまた事実です。

脳腫瘍が、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

セレンクリニックでは標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な脳腫瘍の克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法(活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法などがあります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、脳腫瘍に対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が臨床的に有益であることが、国内外のがん治療研究(オーストラリアのThe Royal Children's Hospital、東京大学脳外科、慈恵医大など)で明らかになっています。

当クリニックでは日本ではじめて自分のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

手術、抗がん剤が困難な脳腫瘍の患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

また、2003年に発表された新潟大学で行われた手術後に再発した脳腫瘍(神経膠腫)に対する自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法では、5割に脳腫瘍の退縮や進行が停止した例を認めております。

(Yamanaka R, et al. Vaccination of recurrent glioma patients with tumour lysate-pulsed dendritic cells elicits immune responses: results of a clinical phase I/II trial. British Journal Of Cancer. 2003, 89: 1172-1179.)

尿管がんの最先端治療

このページをご覧いただいているのは、尿管がんと診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

尿管がんの治療は、一般的に手術、抗がん剤、放射線療法の三大療法が中心になりますが、最近では新しいがん治療法として注目されている、樹状細胞ワクチン療法や新規抗がん剤治療薬、さらにそれらを組み合わせた併用療法が次々実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、抗がん剤、放射線治療などの標準治療でがんを克服されていることも事実ですが、一方、標準治療だけでは太刀打ちできない尿管がんが多いこともまた事実です。

手術、抗がん剤が困難な尿管がんの患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

セレンクリニックでは標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは対応できない尿管がんの克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法である活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法、そして第四世代といわれるがん免疫療法の一つである樹状細胞ワクチン療法などがあります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、当クリニックでは日本ではじめて自分のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学研究所の技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して、国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、すべての症例において、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤いずれも効を成さなかった、いわゆる標準治療ではまったく手に負えなくなった末期の患者さまを対象に、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

樹状細胞ワクチン療法は、患者さまのがん細胞の特徴をご自身の樹状細胞に記憶させることにより、そのがんに対する免疫を強力に活性化させる治療法になります。患者さまの尿管がんの組織の入手が可能でしたら、それを利用して樹状細胞ワクチン療法を行うことができます。

前立腺がんの最先端治療

このページをご覧いただいているのは、前立腺がんと診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

前立腺がんのがん治療は、手術、内分泌療法、抗がん剤、放射線治療が中心になりますが、最近では新しいがん治療法として注目されている放射線治療(小線源療法)、樹状細胞ワクチン療法、温熱療法、前立腺凍結療法、あるいは新規抗がん剤治療薬(タキサン系薬剤など)、さらにそれらを組み合わせた併用療法も次々と実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術や内分泌療法、抗がん剤、放射線治療などの標準治療でがんを克服されていますが、一方、標準治療だけでは太刀打ちできない前立腺がんが多いこともまた事実です。

前立腺がんが、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

セレンクリニックでは標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な前立腺がんの克服を目指しています。がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に応用した第三世代のがん免疫療法(活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法などがあります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、前立腺がんに対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が臨床的に有益であることが、国内外のがん治療研究(アメリカのNorthwest Hospital、University of California San Francisco、Stanford University、イギリスのQueen Elizabeth Hospitalなど)で明らかになっています。

当クリニックでは、日本で初めて自分のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学研究所の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

手術、抗がん剤が困難な前立腺がんの患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤で
まったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

また、2004年に発表されたイギリス・クイーン・エリザベス病院で行われた自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法では、6割弱に前立腺がんの進行が停止した例を認めております。

(Pandha H, et al. Dendritic cell immunotherapy for urological cancers using cryopreserved allogeneic tumour lysate-pulsed cells: a phase I/II study. BJU International. 2004, 94: 412-418.)

骨肉腫の最先端治療

このページをご覧いただいているのは、骨肉腫と診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

骨肉腫のがん治療は、一般的に手術、抗がん剤、放射線療法の三大療法が中心になりますが、最近では新しいがん治療法として注目されている樹状細胞ワクチン療法や重粒子線治療などが実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、抗がん剤、放射線治療などの標準治療でがんを克服されていますが、標準治療だけでは太刀打ちできない骨肉腫が多いこともまた事実です。

骨肉腫が、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

セレンクリニックでは標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な骨肉腫の克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法(活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法などがあります。

当クリニックでは、日本ではじめて自分のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学研究所の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して、国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

手術、抗がん剤が困難な骨肉腫の患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、すべての症例において、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移があり、手術、抗がん剤いずれも効を成さなかった、いわゆる標準治療ではまったく手に負えなくなった末期の患者さまを対象に、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

樹状細胞ワクチン療法は、患者さまのがん細胞の特徴をご自身の樹状細胞に記憶させることにより、そのがんに対する免疫を強力に活性化させる治療法になります。骨肉腫の組織の入手が可能でしたら、それを利用して樹状細胞ワクチン療法を行うことができます。

腎臓がんの最先端治療

このページをご覧いただいているのは、腎臓がん(腎細胞がん/腎盂がん/腎芽腫/腎肉腫/副腎腫)と診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

腎臓がんのがん治療は、一般的に手術が中心になりますが、最近では新しいがん治療法として注目されている放射線治療、樹状細胞ワクチン療法、動脈塞栓術、凍結療法、あるいは新規抗がん剤治療薬〔スニチニブ(スーテント)、ネクサバールなど〕、さらにそれらを組み合わせた併用療法も次々と実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、放射線治療などの標準治療でがんを克服されていますが、一方で標準治療だけでは太刀打ちできない腎臓がんが多いこともまた事実です。

腎臓がんが、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

転移した腎臓がんに対しては、がん免疫療法の一種であるインターフェロンやインターロイキンを用いたサイトカイン療法が標準治療として行われていますが、奏功率がそれほど高くないのが現状です。

セレンクリニックでは、標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な腎臓がんの克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法(活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法などがあります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、腎臓がんに対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が臨床的に有益であることが、国内外のがん治療研究(スイスのUniversity of Innsbruck、ドイツのUniversity of Bonn、アメリカのDuke University Medical Center、David Geffen School of Medicine at University of Californiaなど)で明らかになっています。

当クリニックでは、日本ではじめて自分のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学研究所の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

手術、抗がん剤が困難な腎臓がんの患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

また、2003年に発表されたカリフォルニア大学で行われた自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法では、5割に腎細胞がんの縮小や進行が停止した例を認めております。

(Gitlitz BJ, et al. A pilot trial of tumor lysate-loaded dendritic cells for the treatment of metastatic renal cell carcinoma. Journal of Immunotherapy. 2003, 26 (5): 412-419..)

肝臓がんの最先端治療

このページをご覧いただいているのは、肝臓がん(肝細胞がん/胆管細胞がん)と診断され、現在、がん治療を受けられている患者さま、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。

肝臓がんのがん治療は、一般的に手術、経皮的エタノール注入療法(PEIT)、経皮的ラジオ波焼灼法(RFA)、肝動脈塞栓術(TAE)、抗がん剤が中心になりますが、最近では新しいがん治療法として注目されているがん免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)や新規の抗がん剤治療薬、さらにそれらを組み合わせた併用療法が次々と実施されるようになってきています。

多くの患者さまが、手術、抗がん剤、経皮的エタノール注入療法(PEIT)、経皮的ラジオ波焼灼法(RFA)、肝動脈塞栓術(TAE)などの標準治療でがんを克服されていますが、一方、標準治療だけでは太刀打ちできない肝臓がんが多いこともまた事実です。

肝臓がんが、樹状細胞ワクチン療法と相性が良い理由

セレンクリニックでは標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な肝臓がんの克服を目指しています。

がん免疫療法には、第一世代のBRM療法、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に利用した第三世代のがん免疫療法(活性NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法をはじめとする特異的がん免疫療法などがあります。

このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、肝臓がんに対しては、最新世代のがん免疫療法である樹状細胞ワクチン療法が臨床的に有益であることが、国内外のがん治療研究(大分大、台湾のShin Kong Wu Ho-Su Memorial Hospitalなど)で明らかになっています。

当クリニックでは、日本ではじめて自分のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法の臨床研究が行われた国立大学研究所の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して国内で最先端の樹状細胞ワクチン療法を提供できる体制を整えております。

手術、抗がん剤が困難な肝臓がんの患者さまに効果を示す樹状細胞ワクチン療法

東京大学医科学研究所で行われた悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんに対する樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、皮膚、肝臓、腎臓、肺、脳などの全身に転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さまを対象に行われたにもかかわらず、約3割にがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。

また、2003年に発表された大分医科大学で行われた自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法では、7割に肝細胞がんの縮小や進行が停止した例を認めております。

(Iwashita Y, et al. A phase I study of autologous dendritic cell-based immunotherapy for patients with unresectable primary liver cancer. Cancer Immunology Immunotherapy. 2003, 52: 155-161.)

がん治療を受けている間、健康食品を服用しても大丈夫ですか?

セレンクリニックでは、患者さまによくフコイダン、メシマコブ、アガリクスといった健康食品を服用していても大丈夫ですか?といった質問を受けることがあります。基本的には、当クリニックのがん治療を受けながらそれらを服用しても問題はございません。

しかし、健康食品の中には、人間を対象とした臨床研究によって科学的に検証がなされていないものも多く存在します。例えばアガリクスの場合、動物実験などでそれに含有されているβグルカンの一部に抗がん作用があったことは確認されていますが、人間を対象とした臨床研究による報告はありません。

また、健康食品だからといっても多量に服用した場合には、肝障害が発生する危険が指摘されていますので、注意は必要であるといえます。現在服用されている健康食品の内容をお伝えください。

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樹状細胞(Dendritic cell; DC)とは何ですか?

樹状細胞は、皮膚や血液中などに存在する免疫細胞です。名前のとおり、木の枝が伸びたような(樹状様)の細胞表面を持った細胞です。樹状細胞は、 がん細胞・細菌・ウイルスなど、本来体に存在しないものを察して己の細胞の中に取り込む働きがあります。

このような異物(がんなど)を取り込んだ後、樹状細胞は活性化され、リンパ節などのリンパ組織に移動します。リンパ組織に入った樹状細胞は、組織内で異物(がんなど)に対する免疫をつかさどるT細胞などに対して異物(がんなど)を攻撃するように強力に指令を出します。

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Q、治療を途中で止めた場合、返金はしてもらえますか?

樹状細胞ワクチン療法:
樹状細胞ワクチン療法は、成分採血の時点で、まとめて1セット分(場合によってはそれ以上)の樹状細胞ワクチンを作製いたします。
成分採血後、すぐにワクチン作製の工程に入るため、成分採血後のご返金は一切できません。治療を開始される前に充分なご説明のお時間を設けております。
ご理解頂けるようできる限り努めておりますので、お気軽にご相談ください。

活性化リンパ球療法:
・活性化リンパ球療法は、1回の採血で1回分の治療となります。費用は毎回採血をする際に、1回分をお支払いいただきます。
採血後、すぐに細胞培養が開始されるため、ご返金は一切できません。

Q、現在行っている標準治療は中止しなくてもいいですか?

A、現在行っている標準治療はそのまま継続することをお勧めします。

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セレンクリニックでは、標準治療に樹状細胞ワクチン療法をはじめとしたがん治療をどのように併用するか、また標準治療終了後、どのようなタイミングでセレンクリニックのがん治療を開始するかを、患者さまの診療情報をもとに計画します。

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セカンドオピニオンは行っていますか?

セレンクリニックでは樹状細胞ワクチン療法を中心に、広くがん治療のセカンドオピニオンを行っております。未承認薬に対するセカンドオピニオンも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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セレンクリニックで保険診療を受けることはできますか?

A、セレンクリニックは自由診療専門のクリニックですので、保険診療を受けることはできません。

Q、家族のことで医療相談に伺うことは可能ですか?

A、もちろんご家族だけの医療相談も可能です。

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なお、一般的な説明であれば、必ずしも患者さまの正確な医療情報は必要ありませんが、主治医からの紹介状(診療情報提供書)やデータがあれば、より具体的な治療法方針を検討することができます。

また、個人情報保護の観点からも、来院された方の承諾なしに、ご本人や主治医に対してこちらから問い合わせを行うことはいたしません。

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Q、電話で診療に関する相談・質問ができますか?

A、ご来院いただく前にお電話で、一般的なご質問をお受けすることは可能です。

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できるかぎりスムーズにセレンクリニックのがん治療についてご理解頂けますようスタッフ一同心掛けておりますので、お気軽にご連絡ください。
ただし、個別の内容に関するご相談や検査結果に関するお問い合わせ、また具体的な治療の内容などにつきましては、個人情報保護の観点や、また、電話では正確な内容をお伝えすることが難しいため、ご来院の上医師と直接ご相談頂くようお願いいたします。
セレンクリニックは完全予約制とし、すべての患者さまに少なくとも毎回30分間の診療枠を確保しております。
また、最初の「医療相談」では1時間の枠を使って、患者さま個々の病状やお考えに基づいた最適な治療アプローチをご提案できるよう努めております。

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Q、再発予防にも効果がありますか?

A、手術後の転移・再発の予防に樹状細胞ワクチン療法を用いることは患者さまにとって有益と考えられます。

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世界中で行われている樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、主に再発や転移をしている進行がん・末期がんを対象として行われていますが、これらで確認された抗がん作用は、全身の微細ながん細胞に対しても同様に作用すると考えられます。したがって、がんの手術後に樹状細胞ワクチン療法を行うことにより、微細に残存していると考えられる全身のがんに対して転移・再発を減らす、あるいは予防できる可能性があると考えられており、今後の臨床研究の結果が期待されます。

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がんと免疫との関係について教えて下さい。

人間には生まれつき免疫とよばれる働きが備わっており、体の中に侵入した細菌やウイルスなどを、体の中から排除する働きがあります。

予防注射もこの原理を応用したもので、例えば「はしか」の予防注射を行って免疫を獲得すると、その後、「はしか」にかかりにくくなります。

体の免疫機能は、がんの発症や、がんの進展とも密接な関係があります。体の免疫力が低下した状態、たとえば後天性の免疫不全症候群(エイズ)や臓器移植に伴って生じる免疫抑制状態では、がんがおこりやすくなることが知られています。

がんの治療法としては、外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤)、放射線療法が一般的ですが、これとは別に、人間の体に生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、免疫の力を強めたりすることでがんをコントロールしようとすることが試みられています。これはがん免疫療法と呼ばれており、樹状細胞ワクチン療法もこのがん免疫療法に属します。

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Q、抗がん剤治療とがん免疫療法を併用できますか?

A、すべてのがん免疫療法について、原則として抗がん剤との併用は可能です。

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ただし、特に樹状細胞ワクチン療法の場合は、最初にワクチンの元になる細胞(単球細胞:白血球の一部です)を採取する必要があり、このタイミングとしては、抗がん剤による白血球減少などの影響が最も少ない時期に行うことが理想です。ワクチン完成後の投与のタイミングは抗がん剤の種類によって若干異なりますが、適宜調整して投与することが可能です。患者さまに合った治療計画を相談して決めていきます。

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セレンクリニックの樹状細胞の品質はどうなのでしょうか?

セレンクリニックの樹状細胞は、東京大学医科学研究所先端診療部および同大学細胞プロセッシング寄付研究部門で長年かけて構築された培養技術・ノウハウをそのまま受け継いでいます。

また、それらの培養技術・ノウハウはさらに進歩しています。樹状細胞をはじめとして免疫細胞の品質については、患者さまひとりひとりの細胞を解析し、確かな自信を持って患者さまにご提供しています。

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がんの予防にも効果がありますか?

セレンクリニックのがん治療は、主に進行がんの患者さまが対象であり、健康な人のがん予防目的は対象ではありません。ただし、手術後の転移・再発の予防を目的とした場合は対象になります。がんの手術後に残っている可能性のある微小ながん細胞に対してセレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を行うことにより、がんの転移・再発を防ぐことができる可能性は十分にあります。

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免疫細胞を培養するとのことですが、衛生状態は大丈夫ですか?

セレンクリニックでの細胞調整は、医薬品の製造と同レベルの厳しい基準であるGMP基準に準拠し、安全な衛生管理のもと実施しております。

GMP基準とは、WHO(世界保健機構)が規定する、医薬品製造の国際規格基準であり、製造管理・品質管理に関する国際的な標準規格です。細胞を調整する時に注意しなければならないのは、雑菌の混入や取り違え防止、正確なスケジュール管理です。

セレンクリニックでは、専門のスタッフがGMP基準について理解し、十分に訓練を受け、衛生状態が問題ないよう日々確実に作業をしています。

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Q、抗がん剤や放射線療法は副作用が強いので受けたくない・・・

A、初めから抗がん剤や放射線療法を一切受けないと決めつけてしまうのではなく、それぞれの役割を正しく認識した上で、適切かつある意味"したたかに"利用するという姿勢のほうが、ご自身が理想とする医療の実現には近道かもしれません。

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これまでのがん治療の歴史から、抗がん剤を無理に受け続けることの是非が問われるようになり、最近それを裏付ける質の高い臨床研究が報告されるようになってきました(Temel JS. New England Journal of Medicine 2010)。
確かに、効果よりも副作用が明らかに上回るような抗がん剤治療は受け続けるべきではないでしょう。
しかしながら、がんの増殖速度が著しく速い場合、現状として直接的にがんの勢いを抑える効果が期待できる治療として、抗がん剤を上回る治療の存在は示されていません。
がん免疫療法も、治療の効果が出るには少なくとも数ヵ月以上要すると専門家の間で考えられています。

私たちが考える理想のがん医療は、時にはがんの勢いを直接抑えるための抗がん剤や放射線治療などであっても、個々の患者さまの状態に合わせて良い形で利用することも必要と考えています。
そうしながら、本来のご自身の身体に備わった免疫を適切に引き出していくことにより、個々の患者さまの生き方・哲学を最大限尊重した治療を実践することであり、この実現にむけて医療者として積極的に支えていきたいと考えています。

セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法は、これまで国立大学で行われた臨床試験において、手術や抗がん剤、放射線療法のいずれも効果がなかった末期の悪性黒色腫(メラノーマ)および甲状腺がんを対象に行われ、約3割のがんに対する効果(退縮、進行の停止)を認めました(Nagayama H et al. Melanoma Research 2003、Kuwabara K. Thyroid 2007)。
したがって、場合によってはがん免疫療法だけでも可能性はありますが、世界的にはまだまだ臨床研究段階の治療法であり、いわゆるエビデンスは充分とはいえません。
また、近年の3大がん治療の進歩も非常に目覚ましいものがあり、以前のように副作用を度外視してまで無理に治療を継続するやり方はほとんど行われなくなってきています。
また、最近の研究では抗がん剤治療や放射線療法は使用方法により、がん免疫療法との相性が良いケースもあることがわかってきました。
すなわち、3大がん治療を上手にがん免疫療法と組み合わせることによって、がんの勢いを直接抑えるながら、それ自体が免疫をさらに活性化し、より良い結果につながる可能性があります。
初めから抗がん剤や放射線療法は一切受けないと決めつけてしまうのではなく、それぞれの役割を正しく認識した上で、適切かつある意味"したたかに"利用するという姿勢のほうが、ご自身が理想とする医療の実現には近道かもしれません。

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がん免疫療法とメトロノーム化学療法との相性はどうなのでしょうか?

セレンクリニックの抗がん剤治療は、通常の抗がん剤治療ではなく、体にやさしい抗がん剤治療であるメトロノーム化学療法です。通常の抗がん剤治療ですと、一時的に免疫機能を低下させてしまうためがん免疫療法との相性はよくありません。したがって、もし通常の抗がん剤治療を行っている場合は、スケジュールをうまく調整してがん免疫療法と併用するか、または抗がん剤治療が終了してからがん免疫療法を開始します。

当クリニックのメトロノーム化学療法は、ノウハウのもと、免疫機能を低下させない抗がん剤投与量の設定をしていますので、がん免疫療法と併用することについてはなんら心配ございません。抗がん剤の種類によっては、がん免疫療法の力をサポートする薬剤があることも論文で報告されています。

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Q、樹状細胞ワクチン療法に副作用はないのですか?

A、樹状細胞ワクチンを投与することに伴う副作用として、過去に行われた多くの臨床研究も含めて、特に重篤な副作用はこれまで報告されていません。

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ただし、ワクチンは皮膚に毎回数か所に分けて注射しますので、注射の際に痛みを多少伴うことや、ワクチンを投与したことによる体内の免疫反応の結果、注射部位が一時的に赤くなったりかゆみや痛みを伴うこと、また身体全体の発熱反応がみられることがあります。
免疫の活性化を目的とした治療法ですので、これらの反応は副作用ではありますが、一方では効果につながる必要かつ重要な反応であると考えられています。

また、樹状細胞ワクチンを作成するためには、まずアフェレーシスという成分採血装置を用いて患者さまの血液から樹状細胞の元となる細胞を取り出す必要があります。
その際の主な副作用として口の回りや手足のしびれなどが起こることがあります。これは血液を固まりにくくする薬によっておきる血中カルシウムの低下によるものですので、カルシウムを補給することで改善します。

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Q、樹状細胞ワクチン療法は、どのくらい続ける必要があるでしょうか?

A、セレンクリニックでは、1セット5~7回の投与を終了した時点で、免疫機能検査や免疫反応、画像検査や腫瘍マーカーなどによるがんの状況など、できるかぎり客観的指標に基づいて治療の効果判定を行い、今後の治療方針を患者さまと相談していきます。
ワクチンの特性上、目的とするがんの目印に対する免疫反応が一度体内に記憶されてしまえば、少なくともそれが維持されている間は、繰り返しワクチンを投与する必要はないと考えられています。

ただし、これにはさまざまな要因によって個人差が生じますので、ワクチン1セットの投与終了後も定期的な検査によって継続的な効果判定を行っていくことで、適宜状況に応じてワクチンの追加投与の必要性などについてご相談していくことになります(最初に作成できたワクチンの質や本数は、患者さま由来の細胞を用いていることから個々の患者さまによって異なりますので、その後の追加投与の必要性や実際に追加投与可能な回数は個々の患者さま毎に異なります)。

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Q、樹状細胞ワクチン療法の治療期間はどれくらいですか?

A、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法は、学術論文(科学的な根拠)に基づいて、2~3週間おきに合計5〜7回、ワクチン投与を行います(これを1セットという単位で表現しています)。患者さまの体調や施行中のがん治療スケジュールにもよりますが、樹状細胞ワクチン作製のための最初の成分採血(アフェレーシス)から1セット終了までに4ヵ月程度かかります。

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具体的な治療の流れ

※アフェレーシス=成分採血

まず、樹状細胞の元となる細胞を患者さまから成分採血(これをアフェレーシスと呼びます)し、その細胞を約3週間かけて培養します。
できあがった樹状細胞ワクチンは、世界基準に基づいた方法に従って分割され、すべて冷凍保存されます。
完成したワクチンは、2~3週間おきに計5~7回、皮膚に投与して、1セットの治療が完了となります。
したがって、患者さまの体調や現在進行中のがん治療とのスケジュールによりますが、樹状細胞ワクチンの作製のための最初の成分採血から1セット終了までに4ヵ月程度かかります。
1セットの治療終了後、血液検査や画像検査、免疫機能検査などを用いて、できるかぎり客観的な指標に基づき、今後の治療方針を相談していきます。

なお、樹状細胞ワクチン療法は"ワクチン"という名前の通り、患者さまのがんだけを狙い撃ちすることができる免疫力を体に"記憶させ"、長い間それを持続させることを目的としています。
すなわち、個人差はありますが、目的とするがんの目印に対する特異的な免疫が記憶されている間は、他のがん免疫療法のように延々と治療を継続する必要はないと考えらています。

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樹状細胞ワクチン療法にどのような治療を併用することができますか?

セレンクリニックでは樹状細胞ワクチン療法の効果を高めるためにBRM(免疫機能補助)療法、活性化リンパ球療法、メトロノーム化学療法、局所のがん治療(ラジオ波や放射線治療など)を併用しています。

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Q、自己のがん組織を用いた樹状細胞ワクチン療法を受けるためには、がん組織はどのくらいの量が必要でしょうか?

A、自己がん組織を用いた樹状細胞ワクチン療法を行う場合、その採取された組織に含まれるがん細胞の量にもよりますが、少なくとも小指の爪大以上のがん組織を確保しておくことが望まれます。

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自己のがん組織がない場合、樹状細胞ワクチン療法を受けることはできないのでしょうか?

自己がん組織が取得できない患者さまの場合は、ペプチドなどの人工抗原(人工的に作製したがん特有の物質)を自己がん組織の代わりに用いて樹状細胞ワクチン療法を行うことができます。

ただし人工抗原の種類は限られており、すべての患者さまがご利用できるとは限りません。また、人工抗原が患者さまの体に合っているかどうかを詳しく調べる必要があります。

一方、局所樹状細胞ワクチン療法は樹状細胞をがんの場所に直接注入する方法ですので、自己のがん組織がなくも、また人工抗原の適応にならなくてもできる可能性があります。しかしこの場合、がんの場所が直接注入できる場所にあるかどうかが問題になります。

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Q、樹状細胞ワクチン療法を受けるための準備や条件は?

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A、樹状細胞ワクチン療法には三つの種類がありますが、それぞれに準備や条件が異なります。
一つは患者さまのがん組織を利用した自己がん組織樹状細胞ワクチン療法、二つめは人工抗原を利用した人工抗原樹状細胞ワクチン療法、三つめは自己がん組織や人工抗原がない人に対して樹状細胞をがんに直接注入する局所樹状細胞ワクチン療法です。


(1)自己がん組織樹状細胞ワクチン療法
手術で新鮮かつ清潔な状態のがん組織が取得できる場合、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法をお薦めしています。そのため手術前の患者さまやがん組織を簡単に摘出できそうな患者さまに対しては、執刀される先生と調整して、大切ながん組織を本療法に用いるための準備します。保管についてはセレンクリニックにて「プライベートがんバンク」という自己がん組織を保管するサービスを行っておりますので、こちらをご利用ください。

プライベートがんバンクとは?

(2)人工抗原樹状細胞ワクチン療法
人工抗原を使用した樹状細胞ワクチン療法が可能かどうか血液検査によって判断します。
(結果は1週間後になります。)

(3)局所樹状細胞ワクチン療法
局所樹状細胞ワクチン療法は、がんの場所が樹状細胞を直接注入できる所に存在するかどうかが条件になります。
さらに事前に放射線等でがん組織を弱らせておくことも重要です。
局所樹状細胞ワクチン療法については患者さまと医師とでよく相談しながら進めていきます。
樹状細胞を注入できるか否かの判断は、セレンクリニックの専門医師が画像データをもとに判断します。

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Q、樹状細胞ワクチン療法の効果について教えてください。

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A、樹状細胞ワクチン療法には三つの方法があります。
(1)がんの特徴を持つ人工物質である人工抗原を利用した樹状細胞ワクチン療法(人工抗原樹状細胞ワクチン療法)
(2)自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法(自己がん組織樹状細胞ワクチン療法)
(3)樹状細胞をがんの場所に直接注入する局所樹状細胞ワクチン療法があります。セレンクリニックではいずれの治療も受けることが可能です。

自己がん組織樹状細胞ワクチン療法と局所樹状細胞ワクチン療法については、国立大学で臨床研究を行っており、臨床的に有益であることが証明されています。セレンクリニックでは、それらの技術をさらに改良したものを導入しています。

自己がん組織樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、すべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線治療)が無効であった悪性黒色腫(メラノーマ)及び甲状腺がんを対象とした約3割にがんの退縮や進行の停止を認めました。中にはこぶし大のがんがつぶれた症例も認めています。局所樹状細胞ワクチン療法の臨床研究においても、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法と同様にすべてのがん治療に無効であった頭頸部がんを対象に実施されましたが、6症例すべての症例でがんの退縮や進行の停止を認めました。

これらはいずれも欧米の論文に掲載されており、科学的な裏付けがなされています。一方、人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、世界で数多く臨床研究が行われており、セレンクリニックにおいてもこれらの技術を導入しています。

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Q、治療を受けるための準備(必要書類)について教えてください。

A、最適な治療プランを考えていくためには、患者さまの病状やこれまでの治療内容、今後の方針などに関する正確な医療情報が必要になります。

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通常これらの情報は、主治医からの紹介状(診療情報提供書)に記載されていますが、不足の情報などがある場合は、あらためて主治医にこちらから情報提供をお願いしています。
また、通常、病院では検査されないデータ項目については、セレンクリニックにて検査を行っています。

なお、主治医からの紹介状がまだお手元にない等の場合、主治医に事前にお話しする前にセレンクリニックの「医療相談」に来て頂くことは可能です。

初めて来院される方のために、セレンクリニックでは「医療相談」という診療枠を設けています。
もしご希望があれば、主治医あてにセレンクリニックの治療内容を説明したり、協力をお願いするためのお手紙(診療情報提供を依頼するための書類)を、個々の患者さまの状況に合わせて医師が作成いたします。

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早期のがんでもがん治療を受けることができますか?

早期のがんでも、標準治療に併用したり、標準治療終了後に樹状細胞ワクチン療法を行うことは患者さまにとって有益であると考えられます。特に早期ではあるが、悪性度の高いがん種(例えば肺がんや膵臓がんなど)については良い適応になるのではないかと考えられます。また、活性化リンパ球療法については術後の再発予防に良いという報告もあります。

一方、BRM(免疫機能補助)療法は、体の中の免疫環境を改善するという働きがありますので、定期的に本療法を行っていくということも良いのではないかと考えられます。

いずれにしましても、樹状細胞ワクチン療法を行う場合は、手術の際に自己がん組織を保管しておくことが望まれます。自己がん組織保管サービスについては、セレンクリニックのプライベートがんバンクをご利用ください。
※メトロノーム化学療法は進行がん・末期がんの患者さまが対象となります。

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進行がん・末期がんでもがん治療を受けることができますか?

基本的には進行がん・末期がんの患者さまでも、 ある程度食事が摂れる、自分で身の回りのことができる、歩行が可能で無理なく来院できるような患者さまであれば、セレンクリニックのがん治療を受けることができます。

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Q、どのような体調であれば治療を受けることができますか?

A、体調や病状に関わらず、セレンクリニックのがん治療を受けることができますが、患者さまご本人がセレンクリニックへ定期的に外来通院できることが必要です。

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◆樹状細胞ワクチン療法の適応基準

・ある程度、食事が摂れる。
・ある程度、自分で身の回りのことができる。
・歩行が可能で、無理なく来院できる。(車いすでの通院は可能です)
・平均治療期間(おおよそ3~4ヶ月)の通院が可能と見込まれるご病状であること。

(その他、当日の体調や血液検査の数値にも適用基準がございます。)

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Q、どのような種類や進行度(病期)でも、受けられますか?

A、セレンクリニックのがん免疫療法の軸となる「樹状細胞ワクチン療法」は、さまざまな種類のがんに対して世界的に臨床研究が行われています。
当クリニックの治療は手術後の再発予防や進行・転移がんも含め、ほとんどすべての種類・進行度(病期:ステージ)のがんが治療対象となります。

ただし、非常に進行の速い血液系のがんなど一部のがんや、患者さまの体調や検査結果によっては、セレンクリニックでの治療を行うことが適切でない場合もあります。
これについては非常に専門的な判断になりますので、医療相談やその後の診察内容を通じて医師が個別に判断していく必要があります。
セレンクリニックで提供できない治療がより適切と考えられる場合には、責任を持ってしかるべき医療機関をご紹介させていただきます。

Q、入院治療を受けられますか?

A、セレンクリニックでは入院治療は行っておりません。すべて外来診療になります。

セレンクリニックで提供しているがん治療は、すべて通院で受けていただける治療です。
現在ご入院中の患者さまでも、入院先の主治医の協力のもと病院からセレンクリニックまで通院できれば、セレンクリニックでの治療を受けることは可能です。

Q、どのような治療を行っているクリニックですか?

A、セレンクリニックでは、我が国の保険診療で認可されている標準治療(手術、抗がん剤、放射線治療のいわゆる3大がん治療)の効果の限界を打開するために、第4のがん治療として世界的に注目を集めている"特異的がん免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)"を専門とした自由診療クリニックです。

長年のがん免疫学の研究を経て21世紀に入りようやく実現可能となった最新の特異的がん免疫療法「樹状細胞ワクチン療法」を軸として、がん免疫の視点から個々の患者さまの全身状態を客観的に評価しながら、最適な免疫状態を引き出すためのがん治療プランを一緒に考えていきます。また、そのためにセレンクリニックだけで提供できない治療、例えば、重粒子線や陽子線などの局所への効果がより高い放射線療法や、より専門的な症状緩和法などが必要と考えられる場合には、しかるべき医療機関と責任をもって連携しながら治療を進めていきます。

2011年1月11日

大腸がん・直腸がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

Introduction
がんの標準治療(手術、化学療法、放射線療法を用いたがん治療)が無効の大腸がん/直腸がんは、一般的には他の治療の選択肢が無いのが現状です。

本症例は、副作用のため抗がん剤治療を拒否し、標準治療の選択肢がなくなった局所再発・骨盤内リンパ節転移・多発肺転移を認めた進行大腸がん/直腸がんの患者さまにおいて、連携する医療機関にて定位放射線照射でがん治療を行った後に、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を開始した症例です。
局所再発部位および骨盤内リンパ節の消失または縮小、がん性疼痛の緩和などQOLの著しい改善を認めました。


Case
69歳、女性
関西地方在住
家族歴:特記事項なし
2003年9月 がん検診で、大腸がん・直腸がんを告知。
2003年10月 S病院にて腫瘍摘出術。術後に、抗がん剤治療(UFT+少量CPT11)を施行。
2005年12月 右側下肢神経痛出現。
CT、MRI上、大腸がん・直腸がんの局所再発、肺への転移。抗がん剤治療を行うも、副作用が強く治療を断念。

2006年1月 知人から、セレンクリニックを紹介されました。
このとき局所再発による右側下肢疼痛により歩行困難、その他強い倦怠感を認めているという状態でした。

2006年3月 樹状細胞ワクチン療法を開始しました。
2006年4月 がんの局所再発部位と骨盤内リンパ節転移部位に提携する医療機関にて定位放射線照射を施行し樹状細胞ワクチン療法を開始。CTガイド下で局所再発部位に対して計4回樹状細胞ワクチン療法を実施した。

大腸がん/直腸がんのPET-CT画像)
大腸がん・直腸がんの最先端がん治療
左図 2006.2.9樹状細胞ワクチン療法実施前。
右図 2006.7.12樹状細胞ワクチン療法終了後。がんの再発部位の消失。


Discussion
樹状細胞ワクチン療法は、がん組織に特異的な細胞障害性T細胞(CTL)を誘導し、治療効果を得ようとするがん治療です。

樹状細胞をがんに注入されると、近傍のリンパ節へ移動しT細胞に抗原を提示します。T細胞はこれを認識し、CD8+T細胞はCTLに、CD4+T細胞はヘルパーT(Th)細胞に分化しがん組織を構成する細胞を攻撃します。

これまでのがん免疫療法の主流であったBRM療法、サイトカイン療法、活性化リンパ球療法などと、樹状細胞ワクチン療法との大きな違いは、
樹状細胞によりがん組織に特異的ながん関連抗原を提示されたT細胞は、

①認識した抗原特異的に殺細胞作用を発現する事、
②全身に波及し遠隔部位の腫瘍にも効果を及ぼす事、
③さらに重要なことは自己がん組織に含まれる患者さま特有のがん関連抗原を記憶したT細胞による免疫学的監視機構により再発・後発転移の予防効果が期待できる事

です。

そのため樹状細胞ワクチン療法は、いわゆる自分のがん組織に対する効果的なワクチン療法といえます。

この症例の患者さまは、樹状細胞ワクチン療法終了後のPET-CTにて、樹状細胞を投与した局所再発部位のがんは消失、樹状細胞を投与していない骨盤内リンパ節転移も消失しました。また、腫瘍マーカーであるCEAは治療前18.4→治療後2.6と著明な低下を認めました。一方、肺転移はMixed Responseでした。

樹状細胞ワクチン療法による副作用は、注入部の炎症による痛みがある以外、特に大きな副作用は認められませんでした。樹状細胞ワクチン療法終了後も、大腸がん/直腸がんの進行及び再発は良好にコントロールされており、日常生活に何の支障もありませんでした。

以上、本症例は放射線療法と樹状細胞ワクチン療法を併用することにより、副作用を最小限に抑え、また双方の治療の強みを発揮することができた一例です。

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平滑筋肉腫に対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、多臓器転移を有する平滑筋肉種に対して、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法と低用量化学療法との併用で、進行停止及びの再発防止を認めた症例です。


Introduction
平滑筋肉種は、一般的に放射線療法や抗がん剤の効果が期待できないため、手術で腫瘍を摘出するしか方法がありません。
本症例は、骨、肝、肺、後腹膜、副腎に転移した進行性の平滑筋肉腫で、樹状細胞ワクチン療法および低用量化学療法を開始したところ、腫瘍の進行停止及び再発防止を認め、非常に良好な経過をたどった症例です。


Case
67歳、女性
家族歴:特記事項なし
既往歴:頸部悪性リンパ腫にて1989年腫瘍摘出術施行、
1991年右乳がんにて右乳房全摘術施行。

2001年4月定期健診で腹部の腫瘍を指摘され、手術を施行したところ平滑筋肉種と診断。その後、摘出術施行。
2003年10月右上腕骨病的骨折。精査したところ平滑筋肉種の再発転移と診断、摘出術施行。
2004年9月平滑筋肉種後腹膜転移を指摘され、2005年1月12日に摘出術施行。

2005年1月、新たに左第11肋骨、肝臓及び肺に平滑筋肉種の再発転移を指摘。
4月に左第11肋骨転移性骨腫瘍摘出術、6月に肝臓の部分切除(6箇所)施行、また左副腎に転移も認めていたため左副腎も同時に摘出しました。

7月に某大学附属病院医師からセレンクリニックを紹介されました。
8月に自己がん組織をパルスした成熟樹状細胞を2週に1回のスケジュールで開始し合計5回の樹状細胞ワクチン療法を行いました。
この時、数ヶ月に1度に出ていた新規平滑筋肉種転移病変の出現が抑制されました。
9月から、樹状細胞ワクチン療法に併用して低用量化学療法を某大学附属病院で開始しました。

樹状細胞ワクチン療法開始以前は、初診時一人で来院するのが困難である状況であったが、10月以降、一人で外出するのがまったく問題なく改善しました。

また樹状細胞ワクチン療法による副作用は特に認められませんでした。樹状細胞ワクチン療法終了後も低用量化学療法は継続していましたが、平滑筋肉種の進行及び再発は良好にコントロールされており、日常生活に何の支障もありませんでした。


Discussion
自己がん組織樹状細胞ワクチン療法は、がん組織に特異的な細胞障害性T細胞(CTL)を誘導し、治療効果を得ようとするがん治療です。

これまでのがん免疫療法の主流であったBRM療法、サイトカイン療法、活性化リンパ球療法などと、樹状細胞ワクチン療法との大きな違いは、

樹状細胞によってがん組織に特異的ながん関連抗原を提示されたT細胞は、
①認識した抗原特異的に殺細胞作用を発現する事、
②全身に波及し遠隔部位の腫瘍にも効果を及ぼす事、
③さらに重要なことは自己がん組織に含まれる患者さま特有のがん関連抗原を記憶したT細胞による免疫学的監視機構により再発・後発転移の予防効果が期待できる事

です。

樹状細胞ワクチン療法は、いわゆる自分のがん組織に対する効果的なワクチン療法と言える。

本症例は、樹状細胞ワクチン療法を開始後、1セット5回の投与で肺転移の進行の停止や数ヶ月周期で出現してきた新しい転移巣を抑えることができました。また低用量化学療法は、血管新生抑制効果に加えて、免疫学的にも制御性T細胞を抑制するという報告もされており、樹状細胞ワクチン療法との併用により効果的に腫瘍の進行停止及び再発防止に寄与していると考えられます。

患者さまの声
2005年の1月から6月まで約2ヶ月おきに3回続けて転移した平滑筋肉種の摘出手術を受けていました。8月にセレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を受け、その後再発と進行停止を目的に大学病院で低用量化学療法を受けていますが、11月のCT検査では以前から存在している切除できない肺転移部分の増殖も止まっており、治療後は新たな腫瘍の出現もなく、手術を受けずに良好な生活しています。

大学病院で2~4週間おきに定期検査を受けていますが、それもまったく異常がありません。
2月の定期検査も特に問題はなく、樹状細胞ワクチン療法や低用量化学療法の効果だと思っています。

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食道がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、手術切除不能であり、放射線治療、化学療法が無効であった進行食道がんの患者さまに対して、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を実施したところ、がんの著しい縮小に加えてそれによる食道通過障害の改善など著しいQOLの改善を認めた症例です。


Introduction
標準治療無効の進行食道がんは、一般的には他のがん治療の選択肢がなく予後不良が多いと言われています。手術切除不能で、放射線治療・化学療法も無効の進行食道がんの患者さまに対して、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を開始したところ、局所再発部位の消失、通過障害の改善などQOLの改善を認めた症例を報告します。


Case
80歳、男性
既往歴:2002年咽頭がん(放射線治療)、2003舌がん(手術)
家族歴:特記事項なし。
診断名:食道がん、肝転移
2006年3年 食道がん、肝転移を指摘。
化学療法を施行し、肝転移巣は消失するも、原発巣には効果なかったため、さらに放射線治療(total 60Gy、~10月まで)および化学療法を実施。
それでも原発巣に対して効果はなく、他のがん治療選択肢がないとの事で、がん免疫療法を希望して11月にセレンクリニックに来院しました。このときの患者さまは、既に食道がんの増大による通過障害のため、食事摂取が困難となっており、この通過障害の改善を強く希望されていました。

11月より治療を開始。
12月~平成19年1月24日にかけて、2週間に1回、計4回、内視鏡を用いて局所樹状細胞ワクチン療法を施行。

施術後、内視鏡にて食道の腫瘍塊の消失、PET-CTにて食道腫瘍へのFDG集積の消失が確認されました。さらに、食道通過障害は著しく改善し、食事の経口接種が可能となり、QOLの著しい改善が認められました。

この時PET-CTにおいて、肝転移巣の再発が認めらており、それについては別途患者さまが治療の検討をしました。局所樹状細胞ワクチン療法による副作用はNIC共通毒性基準によるgrade 3以上の重篤なものは認められませんでした。

食道がんのPET-CT画像)
食道がんの最先端がん治療
食道がんの内視鏡画像)
食道がんの最先端がん治療

Discussion
がん組織に注入された樹状細胞はがん細胞を貪食した後、近傍のリンパ節へ移動し、T細胞に抗原を提示します。T細胞はこれを認識し、CD8+T細胞はCTLに、CD4+T細胞はヘルパーT(Th)細胞に分化しがん組織を構成する細胞の拒絶に働きます。

近年、患者さまの末梢血より試験管内で樹状細胞を誘導する方法が確立され、樹状細胞ワクチン療法は多くの施設で試みられる様になりました。

これまでのがん免疫療法の主流であったBRM療法、サイトカイン療法、活性化リンパ球療法「LAK療法」などと、樹状細胞ワクチン療法との大きな違いは、

樹状細胞によりがん組織に特異的ながん関連抗原を提示されたT細胞は、
①認識した抗原特異的に殺細胞作用を発現する事、
②全身に波及し遠隔部位の腫瘍にも効果を及ぼす事、
③さらに重要なことは自己がん組織に含まれる患者さま特有のがん関連抗原を記憶したT細胞による免疫学的監視機構により再発・後発転移の予防効果が期待できる事

の3点があげられます。

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卵巣がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、多発性転移を伴い(腹膜播種、肺、骨、リンパ節)、根治的手術が不可能であった、進行卵巣がんの患者さまに対して、標準的な化学療法に、最先端の放射線治療である定位的放射線照射(高い精度でがんの部分だけに集中して放射線を照射する方法)とセレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を併用することによって、PET-CT上、術前に認められた全てのがんの転移が消失した(PET上完全治癒した)症例です。

Introduction
卵巣がんは、病巣が大きくなるまで無症状のまま進行しやすく、発見された時には既に進行がん(III、IV期)になっている場合が多いと言われています。
進行卵巣がんは、転移が広範囲におよぶため、当然手術によって完全に切除することはできないため、手術により可能な限りがんを取り除いた後、化学療法を行なうことになります。また、開腹してもほとんど切除出来ない事も多いと言われています。
このような場合は、化学療法によりがんを小さくした後、手術によりがんを切除するという方法がとられます。卵巣がんの化学療法としては、タキサン系およびプラチナ系の抗がん剤を用いた方法が主流で、特にタキソール+カルボプラチン(TJ)療法が第一選択として施行され、その効果は高く評価されていますが、多発性に転移を伴い、極めて進行した症例においては、やはりその奏効率は低下してしまいます。

Case
女性
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
診断名:卵巣がん術後、腹膜播種、多発リンパ節転移、多発肺転移、骨転移

2006年7月  卵巣がんを指摘。
2006年8月  手術(原発巣の減量手術、生検術)
2006年9月~  術後、TJ療法を開始。
2006年10月~  残存原発腫瘍に定位的照射
照射終了後より、樹状細胞局所投与を一回/月、3回施行
2007年3月16日  撮影のPET-CTにて、樹状細胞の局所投与部位のみならず、術前に認められた全てのがん転移病変が消失。

副作用は局注部位の疼痛のみで、消炎鎮痛剤でコントロール可能。
同治療法が、進行卵巣がんにおいて、安全かつ有効な治療法となる可能性が考えられました。

卵巣がんの最先端がん治療

Discussion
がんに局所注入された樹状細胞はがん細胞を貪食した後、近傍のリンパ節へ移動し、T細胞に抗原を提示します。T細胞はこれを認識し、CD8+T細胞はCTLに、CD4+T細胞はヘルパーT(Th)細胞に分化しがん組織を構成する細胞の拒絶に働きます。

一世代前にがん免疫療法の主流であったBRM療法、サイトカイン療法、活性化リンパ球療法などと、樹状細胞ワクチン療法との大きな違いは、

樹状細胞によりがん組織に特異的ながん関連抗原を提示されたT細胞は、
①認識した抗原特異的に殺細胞作用を発現する事、
②全身に波及し遠隔部位の腫瘍にも効果を及ぼす事、
③さらに重要なことは自己がん組織に含まれる患者さま特有のがん関連抗原を記憶したT細胞による免疫学的監視機構により再発・後発転移の予防効果が期待できる事

です。

今回のケースも樹状細胞ワクチン療法を併用したことにより、この再発予防効果も期待できます。樹状細胞ワクチン療法は、いわゆる自分のがん組織に対する効果的なワクチン療法といえると考えられます。

当クリニックでは、樹状細胞が効率良くがん細胞を取り込める様にするために、樹状細胞投与直前に他クリニックでの低侵襲のピンポイント放射線照射(定位的照射)を推奨しています。この事も樹状細胞が効率良く働ける環境を作るために極めて重要であったと考えられます。

以上のように、セレンクリニックおよび共診医療機関で行なわれた、化学+放射線+免疫療法は、極めて有益な併用療法であったと考えられます。

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唾液線がん対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

唾液腺がんは放射線・抗がん剤に抵抗性があるので、いったん進行すると極めて予後が悪いがんです。

Introduction
この症例は、リンパ節転移及び肺転移を伴った進行顎下腺がんで、手術後再発を繰り返し、放射線治療・抗がん剤治療に抵抗性を示した症例です。
今回、最先端の放射線治療である強度変調放射線治療(IMRT・高い精度でがんの部分だけに集中して放射線を照射する方法)とセレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を併用した治療を行い、再発部位及びリンパ節転移腫瘍の完全緩解・肺転移腫瘍の進行停止を認め、さらに、下顎の疼痛の軽減QOLの著しい向上を認めた症例を紹介します。

Case
50歳男性
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
診断名:顎下腺がん(腺様嚢胞がん)、頸部リンパ節転移、多発性肺転移

1991年1月 右側顎下腺がんの診断のもと、腫瘍摘出術、術後UFT内服
1996年5月 口腔底に再発、再発巣の切除および術後放射線療法60Gy施行
1998年4月 肺転移、胸腔鏡補助下肺葉切除(VATS)施行。
1999年8月 口腔底に再々発、口腔底部分切除術、右頸部郭清術施行。
2001年6月 肺転移指摘される。
同年7月 2006年9月の間、下記化学療法を施行される。
 ・Docetaxel+CDDP 3コース
 ・Docetaxel単独 10 course
 ・TS-1
 ・CHC12103 (治験薬 paclitaxelのミセル)6 course
 ・Nedaplatin 12 course
 ・DJ927(治験薬) 2 course
 ・Nedaplatin 6 course

再発部増大に伴う疼痛ケアのためモルヒネ製剤を服用。また舌咽神経麻痺症状(構音障害、嚥下障害)出現。

同年10月 セレンクリニック受診し樹状細胞ワクチン療法による治療を希望されました。
11月 局所再発部より一部組織を採取し、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法を開始しました。
同治療により再発部及び肺転移腫瘍の進行停止が認められました。
局所再発部に対しては、より積極的な治療を希望されましたため、強度変調放射線治療(IMRT)と局所樹状細胞ワクチン療法を併用したがん治療を計画した。

2007年1月 IMRT施行。1回3Gy×10回(総線量30Gy)。
2月~3月の間、樹状細胞局所投与2週間に1回×4回樹状細胞ワクチンを局所に投与しました。
3月に撮影したPET-CT所見にて、原発(再発)腫瘍及び頸部リンパ節転移は、治療後ほぼ完全に消失し、肺転移巣は、観察期間約5ヶ月間、増殖が停止しました。

局所再発腫瘍ならびに頸部リンパ節転移巣の消失に伴い、がん性疼痛も無くなり、1年以上服用していたモルヒネを中止する事ができ、構音障害、嚥下障害も改善し、QOLの著しい向上が認められました。

同療法が、放射線、抗がん剤無効、切除不能の再発・進行唾液腺がんに対して、極めて有効な治療法となる可能性が強く示唆されました。

唾液線がんの最先端がん治療

Discussion
今回の患者さまは、手術後再発を繰り返しており、根治手術後の放射線や他の様々な抗がん剤も奏効せず、極めて難治性の病変でした。本症例では、セレンクリニックで組織を一部採取し、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法を施行しました。

皮内に投与された樹状細胞は速やかに近傍のリンパ節に移動し、Tリンパ球にがん抗原を提示、T細胞は自己がんの抗原を認識し、CD8+Tリンパ球はCTLに、CD4+Tリンパ球はヘルパーT(Th)細胞に分化し、がん組織の増殖を抑えたと考えられます。さらに、局所再発部位に対して、最新のピンポイント照射法であるIMRTを施行後、同部に樹状細胞の局所投与を行ないました。

通常、唾液腺がんは放射線抵抗性であり、根治手術後の補助的照射程度にしか使用されません。しかし、今回のケースでは、放射線によって、がんの細胞死を「ある程度」誘導する事ができれば、局所投与された樹状細胞がこれを貪食し、Tリンパ球にがん抗原を提示する事ができたと考えられます。がん抗原を認識したTリンパ球は、原発(再発)部位のみならず、リンパ節転移腫瘍までも攻撃し消失させ、肺転移巣の増殖を停止させたと思われます。さらに、現時点でTリンパ球は自己のがん抗原を記憶していると考えられ、再発予防効果も期待できます。

また、IMRTだからこそ、過去にfull dose(60Gy)照射されている部位にも、さらに追加照射が可能であったという事も重要なポイントです。以上のように、セレンクリニックおよび共診医療機関で行なわれた、最新の放射線治療IMRT+樹状細胞ワクチン療法は、極めて有益な治療法であったと考えられます。

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乳がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、乳がんの手術後、肝臓および骨に転移を認め、ホルモン療法、化学療法(抗がん剤治療)を行うも奏効せず、さらなる手術あるいは放射線治療は適応なしということで、今後の治療法に苦慮していた患者さまに対して、以前にも使用していた抗がん剤(タキソール)とセレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を併用する事により、抗がん剤との相乗効果が認められ、肝転移の消失、骨転移の著しい縮小、ならびに腫瘍マーカーの正常化を認めた症例です。


Introduction
手術後再発や後発転移を認め、放射線、化学療法、ホルモン療法も無効であった進行乳がんは、一般的には他の治療の選択肢がなく、予後は悪いと言われています。乳がんの手術後、肝臓および右第II肋骨に後発転移を認め、ホルモン療法、放射線療法、化学療法を行うも奏効しなかった症例に対して、以前にも使用していたタキソールと人工抗原を用いた樹状細胞ワクチン療法を併用する事により、転移腫瘍の消失と縮小、さらに腫瘍マーカーの正常化を認めた症例を報告します。


Case
40歳代、女性
診断名:乳がん術後、肝転移、骨転移(右第II肋骨)
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
現病歴:平成12年6月 乳がんの診断下に、左胸筋温存乳房切除術、リンパ節郭清術施行。切除断端に腫瘍認めず、完全切除と考えられた。手術直後より、抗ホルモン剤ノルバデックス内服
7月~12月 化学療法(CEF療法:エンドキサン、ファルモルビシン、5-FU)、6セット施行。

2003年6月 骨シンチにて右第II肋骨、左仙腸関節に転移巣認めました。
10月 左仙腸関節転移に対し放射線療法。

その後腫瘍の進展はなく落ち着いていましたが、
2006年2月 超音波、PET-CT, MRIにて、肝S2(S58)および右第II肋骨の転移が確認されました。
2月~5月 タキソールを用いた化学療法を2セット行うも奏功しませんでした。
6月~10月 タキソールと併用してセレンクリニックにおいて、人工抗原を用いた樹状細胞ワクチン療法を1セット(5回投与)施行しました。

乳がんに対する最先端がん治療

Discussion
本症例は、手術後に、肝臓および骨に転移を認め、抗がん剤治療やホルモン療法が奏効しなかったケースです。このような場合は、複数個所に腫瘍が存在するため、さらなる手術の適応はなく、放射線治療も根本的治療にはならないため、予後は悪いと考えられています。

このケースに対して、すでに近医で行われていた抗がん剤治療(タキソール)に、人工抗原を用いた樹状細胞ワクチン療法を併用し、良好な治療効果を得ることができました。この時の抗がん剤タキソールは、以前にも使用され、これだけでは奏功しなかったものであり、治療効果は、樹状細胞ワクチン療法とタキソールの相乗効果によるものであると考えられます。

抗がん剤とがん免疫療法との併用について学会等でも議論されているところでありますが、抗がん剤により、がん細胞の抗原性が上昇することや、負の免疫活性を抑制することも証明されており、それにともなってがん免疫療法と抗がん剤治療を適切に組み合わせることによって、眼をみはるような効果が得られることも報告されています。

本症例の治療効果から、このことを確認することができ、樹状細胞ワクチン療法と抗がん剤タキソールの併用療法が、肝臓ならびに骨に転移を伴い切除不能、他治療無効の進行した乳がんに対して、安全で効果の高い治療法であることが強く示唆されました。

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膀胱がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

Introduction
手術後再発し、放射線、化学療法も効果がなかった進行膀胱がんは、一般的には他の治療の選択肢がなく、予後が悪いと言われています。

膀胱全摘出術施行後、多発性にリンパ節転移を認め、放射線治療・化学療法も行いましたが効果なく、標準治療の選択肢がなくなった膀胱がんの患者さまで、ピンポイントの放射線照射で、周囲の正常組織を破壊せず、免疫力を落とすことなく、がん細胞のみを弱らせた後、セレンクリニックの樹状細胞ワクチン療法を施行し、樹状細胞局所投与部位のみならず、非投与部位の腫瘍も消失あるいは著しい縮小効果が認められた症例を報告します。


Case
40歳代、男性
診断名:膀胱がん術後、多発性リンパ節転移
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
2002年7月 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt) (pT2,G3-G2、浸潤性)
8月 膀胱全摘出術 (移行上皮がん, pT3bNo)

2003年2月 骨盤内リンパ節再発のため化学療法(M-VAC)2セット
2004年3月 左右外腸骨領域リンパ節 直径30mm
4月 通常の放射線治療(領域照射)40グレイ/20回
8月 定位的放射線照射 21グレイ/3回

2005年10月 化学療法(タキソテール+ユーエフティー)2ヶ月
2006年7月 PET-CTにて傍大動脈領域リンパ節、左内腸骨リンパ節、左外 腸骨リンパ節に転移を認め、樹状細胞ワクチン療法の併用を希望してセレンクリニックに来院した。

2006年9月 左内腸骨リンパ節転移巣にピンポイント放射線照射、
10月 同リンパ節転移に対して樹状細胞局所投与療法(2週に1回x4回)施行
12月 撮影のPET-CTにて、局所投与部位のみならず、傍大動脈/左外腸骨の各領域のリンパ節転移巣の消失、縮小効果が認められました。

膀胱がんに対する最先端がん治療

Discussion

今回は、左内腸骨リンパ節の転移腫瘍に対して、CTガイド下に局所投与を行っています。このように、直視も触診も出来ないがんに対しても、CT、内視鏡、超音波等でガイドすることにより、安全性が確保できれば、局所投与が可能です。この技術の発達も同治療において非常に重要です。
このように、セレンクリニックと提携の放射線治療医との共診で行なわれた、最新のピンポイント放射線治療+樹状細胞ワクチン療法は、他治療無効、転移を有する進行した膀胱がんに対しても、極めて有益な治療法であったと考えられます。

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肺がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、転移があり胸水貯留がみられ、標準の抗がん剤が副作用のため使用できなくなった進行した第IV期肺腺がんの患者さまに対して、副作用の少ない経口(飲み薬)の抗がん剤に変更、樹状細胞がんワクチン療法を行ったところ、良好な治療効果を得ることができました。


Case
60歳代、男性
診断名:肺がん(腺がん、StageIV)、両側肺門リンパ節転移、胸膜転移、肝転移、骨転移(椎骨、仙骨)
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
現病歴:上記診断のため手術適応なし

2007年9月~ 化学療法(TS-1+カルボプラチン+パクリタキセル)を3セット
2008年1月~ TS-1+カルボプラチン → 副作用のため経口(飲み薬)抗がん剤TS-1のみに変更、腫瘍マーカーの減少を認めるも、CTにて腫瘍増大、多発性に転移を認めました。
2008年3月~ 人工抗原を用いた樹状細胞がんワクチン療法を1セット(5回投与)施行しました。
同年6月に撮影したCT画像にて、肺がんの著明な縮小を認めました。

PET検査において「生きたがん細胞は認めず、瘢痕である」との所見が得られました。
さらに、胸水消失、肝転移も消失し、リンパ節転移、骨転移は著明に縮小しました。

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咽頭がん・喉頭がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、再発を繰り返し頸部リンパ節転移がある難治性下咽頭がんの患者さまに対して、最先端の放射線治療である定位照射(定位放射線照射。高い精度でがんの部分だけに集中して放射線を照射する方法)とがん免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)との併用で、がんが著しく縮小してがん性疼痛が緩和しQOL(生活の質)も改善した症例です。


Case
50歳代、男性
家族歴:特記事項なし
診断名:下咽頭がん、両側頸部リンパ節転移

2005年2月上記診断にて、放射線(66Gy)、化学療法(CDDP「シスプラチン」+5FU「フルオロウラシル」)2セット施行しCR*となりました。
2005年9月 再発を認め手術(腫瘍切除術(声帯一部温存)、右側頸部郭清術)
2006年2月 再々発のため手術
2006年5月 再々々発を認めたため、K大学病院にて遺伝子治療(詳細不明)行なうも奏効せず、同年7月姉妹クリニックに医療相談に訪れ、その後治療を開始しました。

1.免疫放射線療法(定位照射+局所樹状細胞ワクチン療法):8月〜定位照射終了後、局所樹状細胞ワクチン療法1セット(2週に1回x4回)CTガイド下にて施行。
2.自己がん組織樹状細胞ワクチン療法:自己がん組織をパルスした樹状細胞ワクチン療法を1セット(2週に1回x5回 施行。
3.活性化リンパ球療法(LAK療法):2週に1回点滴静注。
4.上記に加えて姉妹クリニックのBRM療法、メトロノーム化学療法を併用。

治療後PET-CTにて、照射、樹状細胞局注部の再発腫瘍はほぼ消失し、FDG集積の著しい低下が認められました(PR*)。

頸部リンパ節転移巣はSD*で、両側腋窩リンパ節に転移を疑わせるFDG集積が認められましたが、再撮影したPET-CTでは消失していました。炎症性変化か、あるいは樹状細胞ワクチン療法によりがん抗原(「がんの顔つき」)を記憶したTリンパ球により押さえ込まれたと考えられます。

その後再発は認めていませんでしたが、肺に新病変が認められました(PD*)。この間、再発腫瘍部の疼痛は軽減しQOLの改善が認められました。NIC共通毒性基準によるgrade 3以上の重篤な副作用は見られませんでした。同治療法が標準治療無効の難治性下咽頭がんにおいて、安全かつ有効な治療法となる可能性が強く考えられます。

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胃がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

この症例は、全身的に転移があるため手術や放射線治療が不可能で、さらに化学療法(抗がん剤治療)が無効であった進行胃がんの患者さまに対して、セレンクリニックのがん治療である樹状細胞ワクチン療法を行ったところ原発部の著しい縮小に加えて、転移部位の消失・縮小、その結果著しくQOL(生活の質)の改善を認めたものです。


Introduction
全身的に転移を有する進行胃がんは、手術および放射線治療を行う事ができず、化学療法(抗がん剤治療)が主たる治療になります。しかし、化学療法(抗がん剤治療)が奏効しない場合も多く、その場合は極めて予後不良となります。
今回、肺転移、肝転移、多発性リンパ節転移を有し、手術、放射線治療の適応がなく、化学療法(抗がん剤治療)の効果もなくなった進行胃がんの患者さまに対して、局所樹状細胞ワクチン療法および低用量の経口抗がん剤TS-1の併用療法を施行し、原発部の著しい縮小にのみならず転移部位の消失・縮小が認められた症例を紹介いたします。


Case
70歳代、女性
診断名:胃がん、肺転移、肝転移、多発性リンパ節転移
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
現病歴:上記診断のため、手術、放射線治療ともに適応なく、化学療法(抗がん剤治療)を行うも、徐々に効果がなくなり、がんの増悪を認めたために、がん免疫療法を希望して、平成19年7月、セレンクリニックに来院しました。

主治医より、低用量の経口抗がん剤TS-1による治療を施されていたため、TS-1はそのまま継続してもらい、局所樹状細胞ワクチン療法を併用することにしました。

同年8月より、2週間に1回の間隔で、合計4回、内視鏡ガイド下、胃の原発腫瘍部に樹状細胞の局所投与を行いました。

同治療終了後の内視鏡検査にて、胃の原発腫瘍の著しい縮小が認められました。さらに、CT検査において、肺転移は縮小し、多数認められていたリンパ節転移は、消失、縮小、進行停止が存在し、少なくとも増大したものはありませんでした。肝の転位病巣は、術後のCTでは認められず、同治療により消失したと考えられました。局所樹状細胞ワクチン療法による副作用であるが、NIC共通毒性基準によるgrade 3以上の重篤なものは認めなられませんでした。

胃がんの最先端がん治療

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すい臓がんに対する樹状細胞ワクチン療法を用いた症例

転移があり手術が適応にならない進行型のすい臓がんの5年生存率は0%といわれています。

この症例は、肝臓に転移があるため手術が不可能で、さらにジェムザールやTS-1を用いた化学療法(抗がん剤治療)でも満足できる治療効果が得られなかった患者さまに対して、同じ抗がん剤治療(ジェムザール+TS-1:副作用のため減量)に、セレンクリニックの人工抗原「樹状細胞ワクチン療法」を併用したところ、原発部ならびに肝臓の転位腫瘍が消失しました。


Case
60歳代、男性
診断名:膵臓がん、肝転移(T4N0M1)ステージⅣ
既往歴:特記事項なし
家族歴:特記事項なし
現病歴:上記診断のため手術適応なく、2007年4月~ ジェムザール(1400mg;1日目と8日目)+TS-1(2週投与1週休薬)による化学療法を2コース施行した。その評価は、原発(膵臓)の腫瘍のみ「少しだけ縮小した」(マイナーレスポンス)というものであった。

2007年6月~ セレンクリニックにおいて、上記化学療法(ジェムザール+TS-1;副作用のため減量して使用)に加え、人工抗原を用いた樹状細胞ワクチン療法を併用することにした。

同年6月~10月の間に、人工抗原樹状細胞ワクチン療法1セット(7回)施行。さらに、患者さまの希望により、2セット目を12月~2008年5月の間に計8回樹状細胞ワクチン投与を行った。

2008年5月にPET-CTを施行したところ、膵臓ならびに肝臓において明らかな腫瘍の存在が認められなくなり、他に新たな病変も認められなかった。治療前に、3269 U/mlであった腫瘍マーカー(CA19-9)は、治療後は27.5U/mlと著しく低下し、基準値以下となった。樹状細胞ワクチン療法により重篤な副作用は認められなかった。
膵臓がんに対するがん免疫療法を中心とした最先端がん治療

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症例報告

ここでは樹状細胞ワクチン療法を受けた患者さまの症例の一部を紹介いたします。

当クリニックで治療を受けられた患者さまの症例

NEW 【肺がん】分子標的薬に併用した結果、転移先のがんの縮小が見られた症例

【すい臓がん】抗がん剤と温熱療法に併用した結果、がんの縮小が見られた症例

【すい臓がん】抗がん剤に併用した結果、がんの縮小が見られた症例


当クリニックグループであるセレンクリニック東京で治療を受けられた患者さまの症例

【すい臓がん】樹状細胞ワクチン療法+抗がん剤

【胃がん】樹状細胞ワクチン療法+低用量化学療法

【咽頭がん・喉頭がん】樹状細胞ワクチン療法+放射線治療(定位照射)

【肺がん】樹状細胞ワクチン療法+抗がん剤

【膀胱がん】樹状細胞ワクチン療法+放射線治療(定位)

【乳がん】樹状細胞ワクチン療法+抗がん剤

【唾液線がん】樹状細胞ワクチン療法

【卵巣がん】樹状細胞ワクチン療法+放射線療法+抗がん剤

【食道がん】樹状細胞ワクチン療法

【平滑筋肉腫】樹状細胞ワクチン療法+低用量化学療法

【大腸がん・直腸がん】樹状細胞ワクチン療法+放射線治療(定位照射)

樹状細胞とは

樹状細胞ワクチン療法樹状(じゅじょう)細胞とは、人間の体内に存在している、枝のような突起(樹状突起)を持つ細胞です。実はこの樹状細胞は「がんに対する免疫の要(かなめ)」として、次のような非常に重要な働きを持つ免疫細胞であることが分かっています。

①からだの中にいるがん細胞を見つけ出す。
②がん細胞の目印(これを「抗原」と呼びます)を正確に認識する。
③認識した情報を周りにいるリンパ球を中心とした免疫細胞に知らせ、がん細胞を攻撃するよう命令を出す。

樹状細胞は、がんの目印を体内で見つけ、その情報をリンパ球などに伝える役割を持っています。
この能力を利用し、樹状細胞の元となる細胞(単球)を体の外に取り出し、樹状細胞へ育てた後「がんの目印」を認識させ、ワクチンとして再び体に注射する治療法が注目されています。
これが、当クリニックが専門とする、樹状細胞を用いたがんワクチン療法="樹状細胞ワクチン療法″です。

樹状細胞ワクチン療法のしくみ

樹状細胞ワクチン療法のしくみ(1)樹状細胞の元になる単球を血液からたくさんとり出して、樹状細胞へ育てます。

(2)育てた樹状細胞に、手術でとり出したがん組織や、人工的に作られたがんの目印を与えます。

(3)樹状細胞ががんの目印を手に入れると、リンパ球にがんの目印を教えることができる、一人前の司令官になります。

(4)司令官に育ったたくさんの樹状細胞が入った「樹状細胞ワクチン」を注射します。そして、からだの中にがんの目印を手に入れた樹状細胞を増やします。

(5)注射された樹状細胞は、からだの中で司令官として、リンパ球にがんの印を教え、がん細胞を攻撃するように指導します。

(6)がんの目印を覚えたリンパ球はからだの中をめぐって、がん細胞だけを攻撃します。

樹状細胞ワクチン療法の特長

樹状細胞ワクチンの特徴樹状細胞ワクチン療法には他のがん治療に比べ、優れた特徴があります。
特長1:がんだけを狙い撃ち
樹状細胞ワクチン療法は、最先端の「特異的」がん免疫療法として、患者さまのがん細胞だけを"狙い撃ち"するがん治療です。

特異的がん免疫療法とは?

特長2:長期間、がんを狙い撃つ免疫力が持続
樹状細胞ワクチン療法は"ワクチン"という名前の通り、患者さまのがんだけを狙い撃ちすることができる免疫力を体の中にいる細胞に"記憶させ"、それを長い間持続させることができると考えられています。
つまり目的とするがんの情報が記憶されている間(*)は、他のがん免疫療法のように延々と治療を続ける必要がないと考えられています。
(*)この期間には個人差があります


「Q、樹状細胞ワクチン療法は、どのくらい続ける必要があるでしょうか?」へ

特長3:自分の細胞を用いているため、副作用の心配が少ない
樹状細胞ワクチンの特徴樹状細胞ワクチン療法は、患者さまの細胞を使うため、患者さまだけのオーダーメードのワクチンになります。
本来、患者さまに備わっている免疫の力を引き出し、患者さまのがん細胞だけを"狙い撃ち"することから、抗がん剤のように正常な細胞まで攻撃してしまうことによる吐き気、下痢、脱毛などといった重い副作用はほとんどありません。
このため「樹状細胞ワクチン療法」は約2~3週間に1回のペースで、計5~7回注射していきます。ワクチン作製から投与まで全て外来通院で治療可能で、入院の必要はありません。

「治療の流れ」へ

特長4:転移しているがんにも有効
樹状細胞の働きによりがんの目印を覚えたリンパ球は、からだの中をめぐってがん細胞を攻撃します。
そのため、転移しているがん細胞にも効果があります。


特長5:多くの臨床研究に基づく治療
樹状細胞ワクチンの特徴樹状細胞ワクチン療法は、21世紀以降、国内および海外における数多くの臨床研究により、その有用性が実証されつつある治療法です。樹状細胞ワクチン療法は新しいがん治療として世界の注目を集めており、我が国でも、樹状細胞ワクチン療法の研究がされています。
東京大学医科学研究所附属病院での臨床試験の結果、肝臓や肺、脳、腎臓など全身に転移を認め、手術や抗がん剤では手に負えなくなった状態の進行がん患者さま(悪性黒色腫(メラノーマ)、甲状腺がんが対象)の約3割において、がんの縮小や長期にわたって進行が止まったことが確認されています(*)。
この研究はその後、信州大学や東京慈恵会医科大学、慶應義塾大学を始め国内のいくつかの大学病院において、現在も引き継がれています。

(*)Nagayama H. Melanoma Reseach. 2003
Kuwabara K. Thyroid. 2007

樹状細胞ワクチン療法は、これまで国内外において、多くのがんに対して、数多くの臨床試験が行われており、その有用性が着実に確認されつつあります。

このような流れの中、2010年には米国で樹状細胞を用いたがんワクチンがFDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚生労働省にあたる機関)に認可されました(**)。これはFDAが認可したがん治療の中で、自分の細胞を使った唯一のがん治療です。
(**)Philip W. New England Journal of Medicine 2010

セレンクリニック名古屋には、さらに2つの特長があります。

特長1:がん抗原の中で最も優先度が高いと評価された「WT1ペプチド」が提供可能

樹状細胞ワクチン療法を受ける場合、どの「がんの目印(抗原)」を用いるかが特に重要になります。
「がんの目印」には世界の専門家により評価が行われており、セレンクリニックで使用するがん抗原の一つ「WT1(ダブルティーワン)」は、数多くあるがん抗原の中で優先度第1位と評価されています(***)。
(***)Cheeve MA. Clinical Cancer Research 2009

さらに「WT1ペプチド」を用いた樹状細胞ワクチン療法は、テラ株式会社が独占実施権を保有しており、セレンクリニック名古屋をはじめとしたテラ株式会社提携医療機関でのみ提供が可能です)。

「WT1ペプチド」へ


特長2:内視鏡を用いた樹状細胞ワクチン投与が可能
内視鏡を用いた投与セレンクリニック名古屋では、胃がんや食道がんの手術が困難な患者さまに対して、内視鏡を用いた樹状細胞ワクチンの局所投与を行っています。消化器内視鏡専門医が治療を行っていますので、より安全に治療を受けていただくことができます。

「局所樹状細胞ワクチン療法」へ

セレンクリニック名古屋の理念

セレンクリニック名古屋の理念セレンクリニック名古屋のセレン(Seren)は、セレンディピティー(Serendipity)に由来し"運よく見つける能力""思いがけない発見をすることができる才能"という意味が込められています。

ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て、幸運をつかみ取る...まるで奇跡か運命の導きのようですが、誰もが見つける力を持っています。

このホームページをご覧になっているあなたが、がん治療のことで悩んでいらっしゃるのだとしたら、この発見はあなたのセレンディピティーです。

なかにはつらい治療で疲れてしまったり、より良い治療法を求めてあちこちの病院をまわったり、という方もいらっしゃるでしょう。セレンクリニックのコンセプトは『ここに来れば常に自分にあった最先端のがん治療を見つけることができる』こと。あなたの心にある不安や疑問、そして希望を何でもお話ください。

私たちは最新のがん治療を中心に、保険診療ではカバーできない最先端のがん治療を心を込めて提供します。

セレンクリニックグループ

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免疫力を高めるだけではがんを排除できない

免疫力を高めるだけではがんを排除できないこれまでがん患者さまは、体の免疫力が弱ることでがんが体の中で増えていくと考えられてきました。
しかし、がんと免疫に関する研究の進歩により、がんが進行している患者さまの多くは、がんを見付けるメカニズムが働かない事により、体の中にいる免疫細胞ががんを攻撃できないことが分かってきています。

これはがん細胞が体内の免疫を働かせないように、さまざまな物質で自分を攻撃するメカニズムを止めている事が原因の一つと言われています。

これまでのがん治療では、がん細胞と正常な細胞を区別できなくなると、抗がん剤などで細胞の区別なく攻撃するしか方法がありませんでした。これにより白血球減少などの重い副作用が生じているのが現状です。
しかし、現在は「正常な細胞には影響がなく、がん細胞だけを攻撃できるようにする」というアプローチがようやく医療の現場で可能になってきました。
近年話題になっている"がんワクチン"は、インフルエンザワクチン(ウイルス独自の目印を身体に注射する治療)のように、「がん細胞独自の目印」を注射することによって、「体内の免疫細胞ががん細胞だけを正しく認識できるようにする」ための治療法として開発されました。

このように、がん細胞だけ(=特異的)に作用する免疫療法を、総称して「特異的がん免疫療法」と呼びます。

WT1ペプチドとは

WT1ペプチド

大阪大学で研究されている、ほぼ全てのがんに存在する「がん抗原」です。
WT1ペプチドは、大阪大学大学院 杉山治夫教授の研究により、ほぼ全てのがん(白血病を含む)に存在する事が分かったがん抗原(がんの目印)の一つです。現在は、WT1ペプチドを用いた免疫療法の臨床試験が始まっています。

米国で優先順位1位と評価されました。
これまで数多くの「がん抗原」が世界で発見されていますが、「WT1ペプチド」は米国NCIにて多くのがん抗原のうち、優先順位1位と評価され世界中で注目されています(*)。
(*)Cheeve MA,et al,Clin Cancer Res 2009;15:5323-5337

なぜWT1ペプチドと樹状細胞ワクチン療法の組み合わせが良いのか。

樹状細胞ワクチン療法は、樹状細胞にがん抗原を認識させ、それをリンパ球に覚え込ませることで、がん細胞を狙い撃ちする治療法です。
がん抗原として代表的なものに"ご自身のがん組織(自己がん組織)"が挙げられます。
しかし手術を終えてしまった患者さまや病状の進行によって手術ができない、あるいはがん組織を確保することができない患者さまは、人工的につくられたがん抗原(人工抗原)の使用が検討されます。
しかし人工抗原が使えるかは患者さまのがんとの相性が問題となるため、どのようながん抗原を用いることができるかが治療効果を大きく左右することになります。
多くの人工抗原の場合、がんの種類に合致するものが限られてしまいますが、WT1ペプチドはほぼ全ての固形がん・血液がんに高い確率で存在しているため樹状細胞ワクチン療法とWT1ペプチドの組み合わせは理想的と言えます。

セレンクリニック名古屋は、東海地区でWT1ペプチド(*)を活用したがん免疫細胞療法「樹状細胞ワクチン療法」を提供できる唯一のクリニックです。
(*)WT1ペプチドを細胞治療に応用する独占的実施権を保有するテラ株式会社から、使用許諾を得ている数少ない医療機関です。

<各がん種におけるWT1の発現率>

各がん種におけるWT1の発現率

樹状細胞ワクチン療法の流れ

流れ1. 医療相談
樹状細胞ワクチン療法について当クリニックの医師から詳しく説明します。その中で患者さまのご容体に合わせた治療方針を決定します。

※医療相談は完全予約制となりますので、電話もしくは医療相談予約フォームよりお問い合わせください。

<ご準備いただきたい書類・資料など>
※下記の資料が準備できていなくても、医療相談はいつでも可能です。
1) 紹介状(診療情報提供書)※主治医の先生に書いて頂くもの
2) 血液データ(最近のもの)
3) 画像フィルム等(最新のもの)
4) 服用中のお薬の内容

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流れ2. 治療前の検査
樹状細胞ワクチン療法を受けられるかどうか、血液検査、画像検査などをもとに判断します。なお、血液検査の結果が出るまでに約1週間かかります。

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流れ3.アフェレーシス(成分採血)
樹状細胞のもとになる、白血球の一部である"単球"という細胞を取り出すために、成分採血を行います。アフェレーシス(成分採血)という方法で行い、2~3時間かけて血液の中の単球を含む必要な成分だけ取り出し、それ以外は体内に戻します。

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4. 樹状細胞ワクチンの作製
アフェレーシスで取り出した単球は、厳重に管理された細胞加工施設で培養されます。単球を樹状細胞に育て、人工抗原やがん組織を与えることで、がんの目印を認識した、成熟した樹状細胞に育てます。
樹状細胞ワクチンを作るには、出来あがったワクチンの品質検査も含めて約3週間かかります。

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流れ5. 樹状細胞ワクチンの投与
樹状細胞ワクチンを、2~3週間に1回のペースで注射により投与します。5~7回の注射が1セットとなり、1セットの治療期間は約3~4ヵ月です。

具体的な治療の流れ

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6. 治療効果の評価
1セットの治療終了後に、治療効果を評価します。それらをもとに、今後の治療方針を患者さまと医師で相談します。

プライベートがんバンク

プライベートがんバンクとは「患者さまのがん治療のために、患者さまご自身のがん組織を保管するサービス」です。

がん組織の価値
これまで手術で切除されたがん組織は、検査をしたあとに破棄されていました。
不要と考えられていたがん組織が、近年バイオテクノロジーの進歩で新しいがんの治療や診断に利用できることが明らかになってきました。あなたのがん組織を保管しておくことで、将来あなたのがん治療に応用することができるのです。

自己がん組織樹状細胞ワクチン療法に利用
保管しておいたがん組織をあなたのがんそのものに反応するオーダーメイドのがんワクチンに利用します。

患者さまよりお預かりした自己がん組織を患者さまの樹状細胞に食べさせます。その樹状細胞を大量に体の中に戻すと、樹状細胞はさまざまな免疫細胞にがんを総攻撃するように指令を出します。

保管するにあたって
まずは当クリニックにご相談ください。保管にあたっての手続きなどをご説明いたします。
※保管には主治医の了承が必要となります。

保管費用について
がん組織の保管費は初年度無料です。
がん組織は不要であれば1年後に廃棄しますが、保管期間の延長も可能です。

※検査の結果、がん組織の汚染が判明すると保管できない場合もあります。
※セレンクリニックのスタッフが、がん組織の受取・運搬を行う場合、別途費用がかかります。

受付

受付

受付は常に明るい雰囲気を心がけております。患者さまをサポートするメディカルコンシェルジュが親切に対応いたします。

待合室

待合室

樹状細胞ワクチン療法を「iPad」で分かりやすく
iPadセレンクリニック名古屋では、樹状細胞ワクチン療法について より理解していただけるように、iPadでご覧になれる動画がございます。
また、樹状細胞ワクチン療法についての過去の資料もご覧になれますので、ご来院の際にはお気軽にスタッフまでお尋ねください。

診察室

院長室

セレンクリニック名古屋は患者さまやご家族とのコミュニケーションをとても大切に考えております。がん治療に関わらず、病院に通っている多くの患者さまが感じるのは「医師や看護師があまり話を聞いてくれない」「疑問に思うことがあってもこんなことを聞いていいのだろうか?」と遠慮して言い出すことができない、ということだと思います。

せっかく良い治療を行っていても、疑問や不安があっては効果が半減してしまいます。

私たちは初めてお会いする患者さまならびにご家族と同じ目線で、同じ気持ちを共有できるように心がけております。


処置室

診察室

成分採血(アフェレーシス)などを行う、プライバシーが守られたお部屋です。

アフェレーシスは時間がかかりますのでテレビ鑑賞、DVD観賞ができるようになっています。患者さまのお好きなDVDをお持ちください。もちろんご家族の方もの付き添いも可能です。

運営管理体制

標準作業手順書(SOP)
運営管理体制セレンクリニック名古屋における免疫細胞の作業手順は、国立大学や公的臍帯血バンクで運営されている標準作業手順書(SOP)をもとにした極めてハイレベルなSOPを体系化したものです。
SOPは免疫細胞の培養方法から施設の運営方法にいたるまで、実務の細部にわたり文書化したものです。
このように体系化することによって、ばらつきの少ない高品質のワクチンを作製することが可能になります。

品質管理体制

免疫細胞の最終産物がきちんと目的の細胞になっているかどうかを、細胞の表面の特徴を調べることによって確認しています。また、その最終産物が微生物に汚染されていないかも確認してはじめて患者さまの体に戻す細胞ができあがります。

特異的がん免疫細胞療法「樹状細胞ワクチン療法」

免疫細胞療法とは当クリニックが専門とする"樹状細胞ワクチン療法″は自己の免疫細胞を用いることによって、よりがん細胞に作用するよう進化させた「新しい特異的がん免疫細胞療法」として、世界中で研究が行われています。
そして2010年には前立腺がんにおいて、樹状細胞の含まれる免疫細胞を用いたがんワクチンが前立腺がんの患者に対して延命効果を示した事が評価され(**)、保険適用がアメリカのFDA(日本における厚生労働省)で認められました。これはFDAが認可したがん治療の中で、自分の細胞を使った唯一のがん免疫療法です。
(**)Philip W et al., N Engl J Med, 2010, 363: 411-422.
樹状細胞ワクチン療法は、正常細胞を傷つける事なく、がん細胞だけを特異的に攻撃する事に加えて、自分自身の細胞を用いてワクチンを作ることから、従来の抗がん剤のような重い副作用の心配がなく、QOL(生活の質)を維持しながらがん治療を行うことができるという特徴が挙げられます。


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